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恋人の聖地とは?
日本の各地を旅していると、恋人の聖地という言葉をよく耳にするでしょう。恋人の聖地という言葉を見るだけで、カップルは足を運びたくなるのではないでしょうか。
室戸岬のスカイライン展望台は恋人の聖地に指定されていますが、恋人の聖地はどういったスポットのことを指すのかなど紹介します。恋人の聖地に行くならば、基礎知識をつけてもらうことをおすすめします。
2006年4月1日にスタート
恋人の聖地に指定されたスポットを初めて発表されたのは、2006年4月1日のことでした。2006年4月1日に発表されて以降、恋人の聖地は年々増え続けています。
それだけ、日本には恋人の聖地にふさわしいスポットがたくさんあることを意味しています。今後も恋人の聖地は増え続けるかもしれません。
NPO法人地域活性化支援センターが運営
恋人の聖地に指定しているのは、NPO法人地域活性化支援センターです。ここが恋人の聖地プロジェクトを実施しており、一定の基準に基づいて恋人の聖地を選出しています。
一定の基準とは、夜景がきれいに見られる場所、自然に囲まれた場所、記念品が作られる場所といった基準になります。これらの基準を満たす場所をしっかりと厳選したうえで、恋人の聖地を指定しています。
プロポーズにふさわしい場所が選ばれる
恋人の聖地という名前にふさわしく、プロポーズにふさわしい場所が選ばれるようにもなっています。これが最大のポイントと言っても良いです。プロポーズはできれば素敵なスポットでしたい人が多いでしょう。
このコンセプトを基に恋人の聖地が選ばれるため、恋人の聖地でプロポーズをする場面もたくさん見られます。プロポーズが成功したら、そこが2人の思い出の場所となります。
親善大使には著名人多数
恋人の聖地を選定する委員や親善大使には著名人が多数名を連ねています。数多くの著名人によって、恋人の聖地が選出されます。
日本全国にあるいろいろなスポットを選定委員や親善大使が意見を擦り合わせて、恋人の聖地を決定します。さまざまな意見によって決められるので、恋人の聖地にふさわしい場所と言えるでしょう。
高知県では室戸岬を含めた3カ所が聖地になっている
高知県では室戸岬を含めた3カ所が恋人の聖地として指定されています。室戸岬以外の恋人の聖地がどこにあるのかを紹介します。どこも恋人の聖地と呼んでふさわしいスポットばかりです。
高知県を訪れたカップルは、3カ所ある恋人の聖地を巡ってもらうことをおすすめします。恋人の聖地は素晴らしいスポットばかり選ばれるため、恋人の聖地を巡るだけでも、立派な旅行であると言えます。
足摺テルメ「アネモネ展望台」
足摺テルメ「アネモネ展望台」は、四国最南端にある土佐清水市にある足摺岬にあります。足摺岬のシンボルである白い灯台はインスタ映えする最高のスポットです。
四国最南端にある絶景リゾートホテル「足摺テルメ」の駐車場にあるのが、アネモネ展望台です。ホテルのスタッフが鯨のモニュメントや天使のイラストなどを描いて展望台を美しく仕上げました。
足摺岬の最高の海の風景を見ながら、カップルの永遠の愛を誓えるようになっています。四国最南端の恋人の聖地に注目してください。
アクセス
足摺テルメ「アネモネ展望台」へのアクセス方法です。高知自動車道の四万十町中央インターで降りて、国道56号線・県道321号線を経て、足摺岬を目指してください。
高知市を出発してから約3時間で到着します。高知市から距離がありますが、カップルで仲良くドライブデートを楽しみましょう。
住所 | 高知県土佐清水市足摺岬字東畑1433-3 |
電話番号 | ー |
大山岬
大山岬は高知県安芸市にあります。大山岬の先端は海の浸食によって、巨大な洞窟や奇岩が連続しています。波が岩にあたって飛び散る様子は圧巻です。自然の凄さを間近で実感できます。
大山岬は2011年11月に恋人の聖地に指定されました。大山岬には安芸市の特産品である内原野焼で造られた特製のベンチがあります。このベンチから「だるま夕日」が見られたら、願い事が叶うといわれています。
天気が良い日の夕方を狙い、大山岬に足を運んでください。そして、だるま夕日の姿をぜひ見てください。
アクセス
大山岬へのアクセスは、高知市から国道55号線を室戸岬方面に走行してください。高知市から約50キロ行くと到着します。海をすぐそばに見ながらドライブができるので、車窓からの景色にも注目してください。
室戸岬
室戸岬は高知県の東部に位置し、徳島県との県境にあります。室戸岬は荒々しい岩場が広がっており、亜熱帯性の植物も植生していて、まるで南国の島に来たかのような感覚になれます。
自然が造りだした大絶景を間近で体感することができます。いろいろな形をした岩があるので、どんな岩があるのかを楽しみに足を運んでもらうのもおすすめです。
室戸岬にはアコウという木があります。この木は亜熱帯性の植物で、このアコウの木は今にも動き出しそうな雰囲気が感じられます。
アクセス
室戸岬へのアクセスは、高知自動車道の南国インターから約2時間でアクセスできます。室戸岬の近くには高速道路のインターがないため、国道を通ってアクセスすることになります。
高知方面からでも、徳島方面からでも、どうしても時間がかかってしまいますが、室戸岬に向かう途中の風景は非常に素晴らしいと言えます。癒しになる景色が間近に広がっています。
室戸岬の3カ所に銘板が設けられている
室戸岬には3カ所の恋人の聖地の銘板があります。同じところに3カ所の銘板があるというのは、それだけ恋人の聖地にふさわしいところが、同じスポットにあることを意味しています。
室戸岬だけで3カ所の恋人の聖地があるので、カップルにおすすめの場所と言えます。3カ所の銘板すべてに足を運んでみましょう。
銘板はハート型でカップルの写真撮影に最適
室戸岬の恋人の聖地の銘板は、ハート型にできています。カップルの写真撮影に最適で、たくさんのカップルが写真撮影している姿も見られるはずです。
恋人の聖地の銘板があるところは、周囲が素晴らしい景色になっています。ハート型の銘板と、周囲の最高の絶景が同時に写るように撮影してみましょう。カップルの思い出になること間違いありません。
室戸スカイライン山頂展望台
室戸スカイライン山頂展望台からは、太平洋の風景を望むことができます。展望台から見られる太平洋の風景は大絶景としか言いようがない風景が広がっています。
室戸スカイラインは現在は無料で通行できるため、気軽に展望台まで向かうことができます。室戸スカイラインのヘアピンカーブから見られる絶景に注目してください。
ヘアピンカーブからの絶景は、運転手はなかなか見られないかもしれませんが、同乗者の人にはしっかりと見てもらえるはずです。
展望台から見える太平洋が素晴らしい
室戸スカイライン山頂展望台から見られる太平洋の風景は、室戸岬を訪れるならば必ずおすすめしたいです。
室戸スカイライン展望台津呂山の駐車場に車を停め、高岡園地展望台という看板に従って階段を昇りましょう。階段はきちんと整備されており、通行しやすくなっています。
がんばって階段を昇った先には太平洋の大絶景が広がります。階段を昇って来て良かったと思ってもらえるに違いありません。
猫と出会えることも
室戸スカイライン山頂展望台では、猫に出会えるかもしれません。たくさんの野良猫がおり、いたるところに猫の姿が見られます。展望台の看板には猫にエサをあげることを禁止している看板もあります。
展望台の猫は、適度な警戒心を持っていますが、近づいても逃げない猫もいます。猫が好きな人にとっては、猫と触れ合いたくなるかもしれません。
室戸スカイライン展望台に行ったら、猫の姿にも注目してください。猫をじっくり見ているのも癒しになるかもしれません。ただし、猫がいつもいるとは限らないので注意してください。
アクセス
室戸スカイライン山頂展望台への車でのアクセスは、高知自動車道南国インターから約120分です。公共交通機関でのアクセスは、土佐くろしお鉄道の奈半利駅で降りましょう。
奈半利駅から高知東部バスの室戸世界ジオパークセンター・甲浦行きに乗ってください。約50分でスカイライン上り口に到着します。ここから徒歩で約30分で展望台まで行けます。
室戸岬展望台
室戸岬展望台からは、室戸岬を見下ろすことができ、室戸スカイライン山頂展望台よりも近くで太平洋を感じることができます。
室戸スカイライン山頂展望台の高いところからの太平洋の眺望も最高ですが、太平洋に近いところからの眺望も最高と言えます。室戸岬展望台がどんなところなのかを知っておきましょう。
展望台は中岡慎太郎像の上にある
室戸岬展望台は、中岡慎太郎像の上にあります。中岡慎太郎像は、室戸岬のシンボルとも言える存在です。中岡慎太郎像の横から展望台への入口があります。
室戸岬展望台も恋人の聖地の認定を受けています。太平洋により近いところにある恋人の聖地でカップルの愛を確かめ合いましょう。
中岡慎太郎像に向かって行けば良いので、とてもわかりやすいはずです。圧倒的な規模の海の風景を見ながら、充実の時間を過ごしてください。
中岡慎太郎とは?
中岡慎太郎は1938年に土佐(現在の高知県)で生まれました。幕末に活躍した日本の志士です。薩長同盟に寄与した人物としても知られています。
武力で倒幕をしようと考えており、西郷隆盛・岩倉具視などと連携をしながら、陸援隊を組織しました。坂本竜馬が組織した海援隊と似ていますが、全くの別物です。
1867年11月15日に坂本竜馬らと共に近江屋事件で殺害されてしまいました。志半ばで命が果ててしまいました。高知県では中岡慎太郎の功績を称えて銅像を造りました。
アクセス
室戸岬展望台は、高知東部交通の室戸岬バス停からすぐのところにあります。車でアクセスする人は、中原慎太郎の銅像を目指して歩いてください。
室戸岬に到着したら、中原慎太郎の銅像がどこにあるのかすぐにわかってもらえるでしょう。室戸岬の先端にあります。
もし自信がない場合には、あらかじめ中原慎太郎の銅像が室戸岬のどのあたりにあるかを調べてから足を運ぶことをおすすめします。そうすれば、すぐに室戸岬展望台に行ってもらえるはずです。
室戸岬灯台
室戸岬灯台は、白い灯台で室戸岬のシンボル的存在です。青空と海との境界に建っています。室戸岬灯台は明治32年に造られましたが、航海する人の安全のために、海を照らし続けています。
室戸岬灯台は、室戸岬の先端にあります。標高151メートルのところにあり、灯台のレンズの大きさは日本最大級の直径2メートル60センチとなっています。
毎年11月1日近辺の日曜日に、灯台まつりが開催されます。灯台まつりの日は、普段見ることができない灯台の内部を一部だけ見ることができます。普段見られない貴重な風景が楽しめます。
室戸岬のシンボルでもある歴史ある灯台
室戸岬灯台は、明治32年に建てられた歴史ある灯台です。室戸岬は台風の通り道になることが多く、何度も台風の激しい風雨にさらされてきました。それでもがんばって、海の安全を守り続けています。
何度も室戸岬灯台は損傷していますが、その度にしっかりと修理をしてきました。室戸岬を通る船の安全を守るために、室戸岬灯台は非常に大きな働きをしています。
日本にある灯台はどんどん少なくなってしまいました。灯台は存在しても、灯台本来の機能を果たしていないところもあります。室戸岬灯台は日本の灯台にとっても重要な存在と言えるでしょう。
日本の灯台50選のひとつ
室戸岬灯台は、日本の灯台50選の1つです。歴史的な価値が非常に高いため、海上保安庁からAランクの保存灯台として指定されています。
日本の灯台50選は海上保安庁が選定したわけではなく、海上保安庁が募集して一般投票で選ばれました。室戸岬灯台は、海上保安庁だけでなく、一般の人にも認められたことになります。
日本の灯台50選に選ばれているスポットは、素晴らしい灯台ばかりです。その中でも、室戸岬灯台は投票数は多いことが予想されます。
アクセス
室戸岬灯台は、最寄りの駐車場から徒歩5分くらいで行けます。駐車場から灯台への看板が出ているため、それに従って進みましょう。
室戸岬には紹介してきたようにいろいろな見どころがあります。恋人の聖地の銘板だけでも3カ所ありしっかりと楽しむことができます。できれば、室戸岬のマップを事前に調べておくことをおすすめします。
室戸岬のマップがあれば、紹介した見どころがどこにあるかがすぐにわかるので便利です。室戸岬周辺マップは、インターネットからでも手に入ります。
住所 | 高知県室戸市室戸岬町 |
電話番号 | 0887-22-0574 |
アクセスも良い室戸岬の展望台はデートのメッカ!
恋人の聖地に指定されている室戸岬及び展望台などについて紹介してきました。プロポーズをどこでしようか考えている人は室戸岬をおすすめします。
室戸岬の大絶景を目の前にプロポーズして、自分の気持ちをしっかりと伝えましょう。最高の恋人の聖地と言える場所です。