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淡泊なので、生食のお刺身よりも茹でや蒸しで食べるのがおすすめです。タラバガニは大型のカニで、脚も太く食べ応えがあります。茹でたタラバガニの脚は、プリプリとした食感で人気です。
カニ味噌は、毛ガニやズワイガニと違い水分や油分が多く生臭いので、食用には向きません。味は淡泊ですが、大きく見栄えも良いので、価格も高く晴れの日におすすめのカニです。
北海道のタラバガニの旬は2回あります。オホーツク海の流氷が去って暖かくなると、産卵期で海岸に上がって来ます。この4月~6月頃の漁で獲れるタラバガニの量が最も多いと言われています。甘みが強く美味しいカニが多く、内子や外子を持つメスのカニもたくさん獲れます。
更に、脱皮直前や脱皮後しばらくして殻が固くなった頃の「堅ガニ」と、脱皮直後で殻がまだ柔らかい頃の「若ガニ」の両方が獲れる11月~2月頃も旬だと言われています。この時期は、需要が多いので価格が高騰します。安く美味しいカニを食べるなら春が良いかも知れません。
毛ガニ
「毛ガニ」はエビ目クリガニ科に分類されるカニの一種です。見た目は茶色く毛が生えています。甲羅の大きさは約15センチでカニの中では小さめですが、小さい体の中には旨味が凝縮されています。
脚は短く全体的にも小さいカニです。甘みの強い身は、茹でか蒸しで食べるのがおすすめです。
珍味とされるカニ味噌が1番美味しいのも毛ガニです。旬は、オホーツク海では春先、太平洋は冬、噴火湾では夏となります。産地によって旬の時期も変わるので、通年が旬とも言えます。時期によって産地を変えると美味しい堅ガニを安く食べる事が出来ます。
ズワイガニ
「ズワイガニ」は、ケセンガニ科に分類されるカニの一種です。見た目は、脚が長く薄いオレンジ色のような色目で、甲羅の大きさは約8センチから13センチほどしかない小さなカニです。
タラバガニとの大きな違いは、タラバガニはトゲが多くブツブツした感じですが、ズワイガニにはトゲがあまりありません。脚の数は、タラバガニは8本、ズワイガニは10本で、どちらも長さはありますが、ズワイガニは細く、タラバガニの方が太くて立派です。
ズワイガニは濃厚な味わいで甘みも強いので、生食のお刺身や茹で、蒸しなど全ての料理法に向いています。茹でると濃く鮮やかなオレンジ色に変わります。
ズワイガニのメスはセイコガニと呼ばれ、珍味と言われる内子や外子を持っています。松葉ガニや越前ガニなどの有名なブランドになっているカニもズワイガニです。ズワイガニの旬も地域によって異なります。北海道オホーツク海で獲れるズワイガニの旬は、4月~5月頃です。
アブラガニ
「アブラガニ」は、タラバガニ科に分類される甲殻類の一種で、タラバガニと同じヤドカリの仲間です。タラバガニとよく似ていますが、日本では、「アブラガニ」を「タラバガニ」と表示して販売するのを禁止しています。見分け方は、アブラガニの脚の色です。
アブラガニの脚は、少し青みがかっています。アブラガニはタラバガニよりも更に淡泊で、少しでも鮮度が落ちてしまったアブラガニは、茹でるとパサつきがあります。
アブラガニの旬は1月~6月頃で、この時期のアブラガニは美味しく食べられます。旬の時期以外のタラバガニと比べると、旬のアブラガニの方が、価格もリーズナブルで美味しいのでおすすめです。
花咲ガニ
「花咲ガニ」も、タラバガニ科に分類される甲殻類の一種で、ヤドカリの仲間です。花咲半島で獲れる事から花咲ガニと呼ばれています。タラバガニに似ていますが、花咲ガニの方がトゲは長く、脚も太くて短いです。