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そもそも、「マングローブ」とは単独の植物の名前ではありません。マングローブは、熱帯や亜熱帯地域にある淡水と海水が混じる「汽水域」という特殊なエリアに生息している数種類の植物の総称なのです。
マングローブを構成しているのは、「ヒルギモドキ」「ヤエヤマヒルギ」「ニッパヤシ」などの7種類の植物です。こうしたマングローブは日本では沖縄や鹿児島などの限られた地域でしか見ることができず、沖縄の名物の一つともなっています。
マングローブの特徴は、通常の植物であれば土の中に埋まっているはずの根が、空中に伸びていることでしょう。これは「呼吸根」と呼ばれるもので、泥の中だけではなく空中でも呼吸ができるように独自に進化した姿なのです。
マングローブの一種である「オヒルギ」をよく観察すると葉の中に1枚だけ黄色いものがあることが分かるでしょう。これは、海水に含まれる有害な塩分を1枚の葉に集中させているのです。
このように、マングローブを構成する植物は一般的な植物とは大きく異なる生態をしており、見るものを驚かせてくれるのです。
マングローブの珍しい生き物
マングローブを構成する植物は珍しいものばかりですが、動物もまた珍しいものばかりです。まず挙げられるのが「ミナミトビハゼ」があります。これは水や泥の上を飛び跳ねているハゼの一種で、その愛らしい姿からマングローブ地帯では一番の人気者となっています。
「シオマネキ」も沖縄のマングローブで人気の生き物です。大きなハサミを左右に振るおなじみの求愛のダンスはとても可愛く、注目を集めています。時々縄張り争いでケンカをしていることもあります。干潟の時間を狙うと見られるでしょう。
「ヒルギハシリイワガニ」も沖縄のマングローブ周辺で見られる生き物です。マングローブの木々の上を、逆さまの姿勢で上っていく姿が見られます。時には、自分よりも大きな魚を捕食したりすることもあるようです。
沖縄のマングローブ周辺には、珍しい貝の姿も見られます。「シレナシジミ」もその一つで、大人の手のひら程もある大きさが何よりの特徴です。マングローブ地帯の代表的な貝で、最大で20cmほどまで成長すると言われています。
沖縄本島・慶佐次川エリアのマングローブカヤック体験ツアー3選
沖縄では、たくさんの魅力的なマングローブカヤックツアーが企画されています。ここでは、沖縄本島・慶佐次川エリアのおすすめのマングローブカヤックツアーを3つピックアップして紹介していきましょう。
【本島北部・慶佐次川(げさしがわ)開催】マングローブカヤック|定価から500円OFF!ツアー中写真CD-R付♪
沖縄本島最大級のマングローブの中で、自然の魅力を満喫できるツアーです。慶佐次エリアは「やんばる国立公園」の認定を受けたエリアで、手つかずの自然の中でたくさんの希少な動植物を間近で見ることができます。
慶佐次川は、海から近い位置にあるものの波も穏やかです。そのため、ツアーの参加可能年齢は3歳以上となっており、小さなお子様からご年配の方まで安心して、沖縄最大級のマングローブを楽しむことができます。
ツアーを開催しているショップは沖縄県カヤックガイド協会の加盟店です。レクチャーやガイドを行なうのもガイド協会の認定を受けたスタッフなので、安心して参加することができるでしょう。
ツアー中に撮影した写真は、ツアー後にCDにして渡してくれます。帰宅したあとでも自宅で沖縄での思い出を繰り返し楽しめるでしょう。また、温水シャワーや更衣室も完備されているので、ツアー後もスムーズに着替えることができます。
【本島北部・慶佐次川(げさしがわ)開催/1時間30分~】マングローブカヤック|やんばる国立公園でカヤック体験♪
慶佐次川エリアは、国立公園にも指定されている沖縄でも特に貴重な動植物の生息エリアです。本ツアーでは、そのマングローブの中をカヤックでゆっくりと進んでいくツアーとなっています。日常では決して見られないような自然を堪能できるでしょう。
ツアーのガイドにあたるのは経験豊富なベテランガイドです。慶佐次川を河口から上流に向けて進みながら、楽しいトークで楽しみながら沖縄のマングローブの植生や動物につい学ぶことができます。
本ツアーは、時間によって3つのコースに分かれています。1.5時間コースはお手軽にマングローブカヤックツアーを楽しめるコースでなので、短い旅行スケジュールの中でなんとかしてマングローブカヤックを楽しみたいという人におすすめのコースです。