甲府でワイナリー巡りを楽しもう!見学や試飲ができるおすすめの施設は?

甲府でワイナリー巡りを楽しもう!見学や試飲ができるおすすめの施設は?

ブドウの産地で知られる山梨県、その中心地の甲府市は日本におけるワイン発祥の地でもあります。市内には見学や試飲ができる4つのワイナリーがあり、甲州ワインをはじめ各種ワインが製造されています。それぞれに特徴のある甲府ワイナリー巡りとワイン巡りの旅がおすすめです。

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記事の目次

  1. 1.甲府は日本ワイン発祥の地
  2. 2.甲府ワイナリー1:サドヤワイナリー
  3. 3.甲府ワイナリー2:シャトー酒折ワイナリー
  4. 4.甲府ワイナリー3:ドメーヌ・久
  5. 5.甲府ワイナリー4:信玄ワイン
  6. 6.甲府で個性豊かなワイナリー巡りを楽しもう

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

世界に通じる日本ワインを製造する高台のワイナリー

Photo by inunami

「シャトー酒折ワイナリー」は輸入洋酒の販売を手がける木下グループが、甲府市を一望する高台の地である酒折地区に設立したワイナリーです。世界各国のメーカーとの結びつきを利用して導入した設備を使ったワイン造りを、日本のブドウ栽培の中心地甲府で始めたのです。

内陸性気候でブドウの栽培に適した甲府盆地で、醸造用の「甲州」種をはじめ、マスカットベリーAなど日本固有のブドウ品種から、世界に通用する日本ワインを目指してワイン製造を続け、その品質の向上に努めているワイナリーです。

甲府盆地を一望・晴れた日には目の前に富士山も

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甲府市の酒折地区は古事記や日本書紀にも記載があり、山梨県では最も古い由緒ある地名なのです。甲府盆地の南に富士山も眺望できる酒折は、ヤマトタケル伝説にちなむ古代甲斐の中心地で、日本の中心大和朝廷に対して酒折朝廷があったとの伝承もあります。

幅広いラインナップから5種類以上試飲できる

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この「シャトー酒折ワイナリー」でも、工場長さんの案内でワイン造りの過程を順次巡りながら見学できるワイナリーツアーが実施されています。楽しみの試飲コーナーもあり、ワイン造りの現場を見た後でワインをいただくと美味しさが倍増します。

試飲コーナーでは5種類以上のワインをテイスティングできるので、じっくり飲みくらべて自分の好みのワインを見つけることもできます。この試飲を含めたワイナリーツアーは1週間前までにホームページからの予約が必要で、料金は3000円で所要時間は約2時間です。

伊勢志摩サミットで有名になった「甲州ドライ」も

Photo byjess1981

試飲コーナーでは「シャトー酒折ワイナリー」が製造する多くのワインの中から選ぶことができますが、白ワインの甲州ワイン以外にも赤ワイン、ロゼなど種類豊富です。そして、辛口の白ワインには伊勢志摩サミットでも提供されたスッキリ味「甲州ドライ」も含まれています。

見学は日本ワイン検定有資格者か工場長がガイド

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「シャトー酒折ワイナリー」の見学ツアーには先に紹介したツアー以外にも、JSA認定のソムリエがワイナリーを巡りながらワインのお話を交えて案内をしてくれる1時間のツアーもあります。料金は1500円になっており、このツアーでも3種類のワインの試飲ができます。

さらに短時間のツアーもあり、こちらもワイン検定有資格者のスタッフが醸造設備やワインについての説明をしてくれ、グラスでの試飲付で約20分、300円と予約なしで手軽に参加できるツアーです。

また、パンフレットを見てワイナリーの中を所要15分程で巡りながら、自由に見学する無料見学コースもあり、時間の無い方にはおすすめです。

甲府ワイナリー3:ドメーヌ・久

Photo bymattiaverga

甲府市でのワイナリー巡り、次に紹介するのは甲府市の国道140号線沿いにある「ドメーヌ・久(きゅう)」です。甲府ワインポートの中にあり、日本で1番小さなワイナリーとして知られています。

甲府ワインポートへのアクセスは、JR石和温泉駅から西へ徒歩約17分、車で約4分の所要です。甲府駅からは車で約15分、中央自動車道の宮御坂ICからは約16分となっています。ワインポートの敷地内には、レストランや素敵な結婚式場などがあり、施設は充実しています。

住所 山梨県甲府市桜井町47
電話番号 055-233-4427

日本で一番小さな(まとまっている)ワイナリー

Photo byBySilent

「ドメーヌ・久」はコンパクトにまとまった日本で1番小さいと言われているワイナリーですが、外観はおしゃれな赤屋根の建物で、醸造所とピノ・ノワールのブドウ畑を見学するツアーもあります。試飲付きで無料ですが、予約が必要になります。

小さなワイナリーになっているのには理由があります。それはワインの生産本数が少ないという単純な理由で、丹精を込めたブドウ栽培から品質の高いワイン醸造まで、本数にこだわらない本物のワイン造りに力を注いでいるからなのです。

日本最大級のピノ・ノアール畑がある

Photo byjplenio

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甲府ワイナリー4:信玄ワイン

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