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ぼたん茶屋のすぐ近くには風が吹き抜ける広い池があり、春の風を受けて気持ちよさそうに揺れている牡丹を見ながらのんびりと散策することができます。
実はこの池の周辺には牡丹やシャクヤク以外に、アヤメ科の一種であるシャガやアジサイ、ツツジ、サツキなど春の花が多く植えられているため、つくば牡丹園の見どころの1つになっています。
一輪でも華やかさのある牡丹やシャクヤクとは違い、たった1日で枯れてしまうシャガや野山に咲くツツジやサツキなどは日本の田舎の風景を思い起こさせます。でもこれらの花たちが池を中心に咲くことで、すべてが融合した美しい春の庭園を作り出します。
園内に植えられている牡丹は550種1万株あり、島錦、八千代椿、島根長寿楽、豆緑などがあります。もちろん世界三大美女の名前が付けられた「楊貴妃」や鮮やかな赤い色が特徴の「太陽」、真っ白な花びらがかわいらしい「月世界」、珍しい黄色の「ハイヌーン」なども見られます。
つくば牡丹園のもう一つの名物であるシャクヤクも、250種5万株が植えられているので、いろいろな色や形のシャクヤクを楽しむことができます。中でも優しい色合いが魅力のコーラルNゴールドや、白い花びらが特徴のルイスケルジやハニーゴールドなども人気があります。
また筑波山の自然の中に溶け込むように作られたつくば牡丹園では、かわいい鳥たちも姿を見せてくれます。
別名「空飛ぶ宝石」と呼ばれるカワセミも、園内を散策していると見ることができます。春の花畑の上を飛んでいる時もありますし、桜の枝の先で羽を休めているカワセミを見つけることもあります。
他にも鷺が姿を見せることもありますし、園内のいたるところで春の訪れを喜ぶ鳥のさえずりが聞こえています。
なおぼたん茶屋のすぐ近くには、春の食材を使った薬膳けんちんそばや芍薬(しゃくやく)餅が食べられるそば処・喫茶「花王亭」があります。筑波の春を目で見て楽しみ、香りで楽しみ、音で楽しむのですから、最後は旬の食材でお腹も春いっぱいにしてください。
とことん筑波の自然にこだわるつくば牡丹園なので、食事処の花王亭では朝採れタケノコや旬食材がぎっしり詰まったオリジナルお味噌汁、筑波自慢の地酒が準備されています。春爛漫の景色を見ながら旬の料理をいただくのも、つくば牡丹園の楽しみ方の1つです。
例年の開園期間
つくば牡丹園の開園期間は、園内の花の開花時期や見頃のタイミングによって毎年変わります。主に牡丹とシャクヤクを栽培しているので、開花時期である4月~5月が開園期間となります。
ただしいつから開園スタートになるかについては、花の生育状況や見頃によって変わるので、確定した日程は公式サイトおよびフェイスブックで公表されます。
営業時間・利用料金
詳しいつくば牡丹園の営業時間は、開園期間の公表と併せて公式サイトで告知されます。例年だと9時~17時(最終入場は16時30分)です。なお開園期間中の定休日はありませんが、荒天の場合は休園となります。
入園料は大人1000円で、中学生以下は無料です。つくば牡丹園では団体割引があるので、20名以上の場合は大人1人800円になります。なお障碍者手帳を提示した場合と、車いすの補助者(1名に限る)の場合は、1人800円です。
なおつくば牡丹園では、ペットの入園もOKです。ペット料金はありませんので、春の庭園をワンちゃんと一緒に楽しんでください。ただし園内ではリードの装着が必須です。