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徳島に行ったらぜひ見たい!「鳴門の渦潮」
徳島県鳴門市と兵庫県南あわじ市の間にある訳1300メートルの狭い海峡で起きる「鳴門の渦潮」、一度はその名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?大きく渦を巻く潮の様子は、徳島県外で発行される教科書にもその写真が載るほどの、有名な自然現象です。
海峡の狭さ、海底の複雑な地形、潮の満ち引きなどの複雑な要因が重なって起こる渦潮は、国内に限らず世界的にもその名が知られており、日常で目にすることのないダイナミックな自然現象を体験するためにこの場所を訪れる旅行者数は、毎年増え続けています。
徳島の「鳴門の渦潮」は世界三大潮流!
鳴門の渦潮は、その場所の地形や潮の満ち引きなどの様々な要因と、それによって引き起こされる潮流の速さの違いによって大きさを変えていきます。毎年、春と秋の大潮の時期に最大サイズを誇り、最大サイズは直径20メートルにも上ると言われています。
また、その巨大さからイタリアのメッシーナ海峡、カナダのセイモア海峡に並ぶ世界三大潮流の一つとして数えられています。大潮の最大サイズ時には、潮を巻き込む速さは時速20キロメートル以上であるとされており、これは日本国内で一番の速さでもあります。
徳島の「鳴門の渦潮」を見るのにベストな時間帯は?
国内外に名を馳せる有名な鳴門の渦潮ですが、自然現象であるため、1日中常に発生しているわけではありません。特に日中は渦潮が起きてない時間帯もあるため、訪れる際にはどの時間帯に渦潮を見ることができるのか、確認してから向かう必要があります。
渦潮は時間帯を合わせることで目にすることができますが、年間を通して最も大きくなるのは秋であるとされています。秋は1年のうち海水の温度が最も温かくなる時期で、同時に気圧が最も低くなることから潮流がより激しいものとなり、結果大きな渦潮が発生します。
この時期の渦潮は「秋の大潮」と呼ばれています。通常時より壮大な渦潮をを見て体の芯から感動するような体験をするには最適な時期となっています。
渦潮を見るなら干潮か満潮を狙え!
渦潮は渦潮の発生する場所の狭さや海底の地形などの要因が重なって引き起こされるものですが、月と太陽の自転の関係により引き起こされる潮の満ち引きも大きく関係しています。満潮時には緩やかで雄大な渦潮、干潮時には激しく豪快な渦潮を観察することができます。
鳴門海峡の満潮、干潮の時間帯は公式サイトより確認することができます。見ごろの時間帯は日によって変わるため、鳴門の渦潮を見に行かれる際には専用Webサイトより事前に時間帯を確認してから、迫力満点の渦潮をお楽しみください。