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沖縄の世界遺産の絶景を楽しむ
沖縄の城は小高い丘陵地を利用して作られていることが多く、遺跡の上からは地域の村の先に青く輝く沖縄の海を臨む絶景を楽しむことができます。美しい石垣が続く城跡と眼下に広がる街並み、その先に広がるエメラルドグリーンの海、浮かぶ島々といった壮大な景色を楽しめるのも沖縄の世界遺産の特徴です。
また、斎場御嶽からは沖縄最高の聖地・久高島が望めるように作られていたり、敷名園では「海が見えないほど琉球王国は大きい」と思わせる意図で海が見えないように設計されていたりと景色に着目してみてもまた違った角度から沖縄の世界遺産を楽しめます。
沖縄の世界遺産を巡る際の注意点
世界遺産はただの観光地ではなく、地域や国といった規模ではなく、全人類として後世に残していかなければならない貴重な遺産です。世界遺産を守るのは沖縄の人だけではなく訪れる観光客も例外ではありません。沖縄の世界遺産巡りの際に気つけたいポイントをご紹介します。
世界遺産内での禁止事項を守る
世界遺産に限らず、禁止されていることや決められているルールは必ず守りましょう。特に沖縄の世界遺産は沖縄の人にとっては、世界遺産登録前からも祈りの場として沖縄の人から大切にされている場所です。近年、世界遺産に登録されたがために多くの観光客が押し寄せ、ルールを守れない観光客が問題視されています。
あまりにもルールが守れない観光客が増え続けると世界遺産への入場に制限をかけたり、公開そのものに制限を掛けざるを得ない状況になることも考えられます。世界遺産、観光地という前に、あくまでも沖縄の人が大切に守ってきたものだという事を忘れずに観光するように一人一人が気を付けましょう。
日焼け・暑さ対策に気を付ける
沖縄は本土に比べ日差しがきつく、城跡の中には日差しを遮る場所のないような遺跡も多いので、夏場に訪れる場合は帽子を利用するなど日焼け対策は万全にしてから出かけましょう。また、城跡は丘の上にあるので急な階段や坂道を上る必要があります。日焼け対策同様、十分な水分を持参し、自分の体調に気を付けながら観光するように気を付けましょう。
観光地化されているとはいえ、元は城塞であったこともあり足元が不安定な場所も多くあります。訪れる際は運動靴やスニーカーなど安定した歩きやすい靴で訪れるようにしましょう。
沖縄の世界遺産を舞台にしたイベント
沖縄では世界遺産を利用したイベントも数々行われています。有名なところでは首里城で行われる「新春の宴」や「百人御物参」などの歴史イベントがあり、特に11月に行われる「琉球王朝絵巻行列」は総勢700人もの人が当時の鮮やかな衣装に身を包み歴史物語が繰り広げられる圧巻のイベントです。
歴史イベント以外にも首里城では毎晩ライトアップイベントも行われています。暗闇に浮かび上がる朱色の城は幻想的で美しいと人気のイベントです。
首里城以外にも今帰仁城跡では桜の時期に「今帰仁グスク桜まつり」や中城城跡での「プロジェクションマッピング」イベントも行われ話題になりました。また、中城城跡では世界遺産で行う「ヨガ」など一風変わったイベントも開催されています。
沖縄の人気世界遺産巡りで琉球の歴史を知ろう!
今は同じ日本とはいえ、かつては琉球王国という独立した国で、独自の歴史と文化で発展してきました。沖縄の歴史は決して明るいものばかりではなく、悲しい歴史もたくさんあります。昔から大切にしてきた祈りの場が戦火に巻き込まれ、壊滅状態になってしまっても沖縄の人々は長い年月をかけ立て直してきました。
そんな人々の思いが詰まった祈りの場はただのパワースポットという言葉だけで言い表せないほどのパワーを感じます。戦争の歴史と共に琉球時代の沖縄が歩んできた歴史には本土の人が知らない歴史や文化が数多くあります。
美しい海を楽しむのも良いですが、世界遺産巡りを通して沖縄がもつ独自の歴史や文化に触れられれば、より沖縄の素晴らしさが理解できるのではないでしょうか。