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沖縄の世界遺産である「琉球王国のグスク及び関連遺産群」は5つの城跡と陵墓や神聖な御嶽などの4つの関連遺跡から構成されています。独自に発展した沖縄の文化や歴史が感じられる一方、パワースポットとして人気のある場所もあります。
今帰仁城跡
今帰仁城跡は別名「北山城」とされる標高100mの丘陵に築かれた城です。三山時代(本土の鎌倉時代後期から室町時代の前期)には北山王の居城として利用され、中山軍によって北山が滅ぼされた後は、北部を監視する為に監守の居城として利用されていました。
地形を巧く利用し蛇行した美しい石垣が約1500m続いています。城跡内には大隅(ウーシミ)と呼ばれる兵馬を飼育・訓練していた場所があり、ここからは城跡とその先に広がる美しい海を見ることができる人気の絶景ポイントです。
今帰仁城に仕えた女官の生活の場所とされ、城内でも神聖な場所とされる御内原(ウーチバル)はパワースポットとも言われています。近隣には「歴史文化センター」もあり、今帰仁の歴史や発掘された陶磁器などが展示されているので、城跡と一緒に巡りより深く今帰仁の歴史を知ることをおすすめします。
アクセス・入場料・所要時間
今帰仁城跡は沖縄本島・北部の本部半島にあります。那覇市内からはやんばる急行バスが運行しており、最寄りのバス停「今帰仁城趾入口」まで約2時間30分、バス停からは徒歩15分で訪れることができます。車であれば那覇から約1時間30分ほどでアクセスが可能です。
観覧料は今帰仁城跡と歴史文化センターの両施設共通のチケットで大人400円・小中高生300円・小学生未満は無料(2019年6月現在)です。観覧時間は8時~18時(5~8月は17時)までとなっており、終了時間の30分前まで入場可能です。
今帰仁城跡を観光する場合の所要時間は、城跡内の主な見どころを回るのにおおよそ1時間、歴史文化センターでの観光を30分程度で合計1時間30分程あれば見て回ることが可能です。今帰仁城跡は37000平米の広大な敷地なので、時間が許すのなら余裕を持ってじっくりと見て回ることをおすすめします。
住所 | 沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地 |
電話番号 | 0980-56-4400 |
座喜味城跡
座喜味城跡は15世紀初頭に今帰仁城攻略に参戦した護佐丸が防衛の必要性から読谷村を見渡せる丘陵地に築城されたと言われています。今帰仁城を攻略後も残存していた北山勢力を監視する役割を担っていました。
座喜味城の特徴の一つに中央にくさび石を利用したアーチ状の石門があります。くさび石を使った方法は他の城跡では見られない特徴的な構造です。座喜味城は曲線が組み合わされた優美な城壁や高台からは読谷村と青く広がるきれいな海の眺望が楽しめます。
座喜味城跡は1945年の沖縄戦中には日本軍の高射砲陣地として利用され、その後は米軍のレーダー基地として利用された歴史もあります。一説には座喜味城跡はパワースポットであるとも言われているので、芝生の上でのんびりと過ごしてパワーを感じてみるのもおすすめです。
アクセス・入場料・所要時間
座喜味城跡は沖縄本島・中部の読谷村にあり、那覇市内から沖縄バスの29番読谷線を利用して最寄りのバス停「座喜味バス停」まで約1時間30分、バス停からは徒歩約15分で訪れることができます。車であれば、那覇から約1時間10分でアクセスが可能です。
座喜味城跡は見学も無料で、時間の制限がなく自由に出入りができます。それほど大きな城跡ではないので、所要時間は40分ほどあれば見学ができます。入場時間に制限がないので早朝や夕刻など移り変わる情景を楽しみながら、ゆっくりとパワースポットを体感してみてください。
住所 | 沖縄県読谷村字座喜味708-6番地 |
電話番号 | - |