本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
JR新鳥栖駅から車で約10分ほどのところにある「四阿屋(あずまや)神社」は、戦国武将筑紫氏の拠点である城山の勝尾城へ向かう山道に沿って建てられている鳥栖で訪れたい観光名所の1つです。
境内には樹齢600年の大クスノキをはじめ、樹齢300年のイチイガシ、樹齢250年のサワラやコバンモチなどの木々が生い茂り、夏でも心地よい木陰を作り涼しく落ち着いて参拝ができます。
本殿の天井には、マス目の1つ1つに鶏や魚、植物などの天井絵が描かれ、本殿前の狛犬には、数百年の歴史を物語るような風格があります。四阿屋神社には城山から流れる河内川を渡るとたどりつきますが、神社東側の道路からも境内に向かうことができます。
しかし境内を川が流れているため、南側から川へ下り、飛び石が参道の一部になっている道を通ってお参りすることになります。参道の途中で川上を見上げると、小さな堰とそこを流れる白糸のような美しい滝が見え、とても趣があります。
豊かな緑と川のせせらぎに囲まれた境内にいると、都会の喧騒を忘れて心が癒されることでしょう。また、滝壺周辺や堰の上は夏には子供が遊べる天然のプールとなり、上流の岩場付近でも水遊びが楽しめます。
駐車場は河内川対岸にあり、夏休み期間中は四阿屋河川プールの管理人達が子供たちを境内で見守ってくれますので安心して遊ぶことができるおすすめの観光スポットです。
住所 | 鳥栖市牛原町1371-4 |
電話番号 | 0942-85-3605(鳥栖市役所産業経済部) |
「268号機関車」
JR鳥栖駅の東側には、明治時代に活躍した230形268号のタンク式蒸気機関車が保存され、鳥栖市の重要文化財として指定され観光スポットになっています。
268号蒸気機関車は1902年~1909年の間に、日本で初めて国が民間製造会社に造らせ量産化した国産の蒸気機関車の1つで、1905年に北越鉄道に導入されました。
当時は18号機関車と呼ばれましたが、1907年に鉄道員所有となり、1909年に268号と改められました。その後神戸に配属され、1935年頃に鳥栖に転属して活躍し、1954年に廃車となってから1970年に鳥栖市役所に保存することになりました。
2005年(平成17年)には鳥栖市の重要文化財にも指定され、現在の鳥栖駅東側に移転して保存されるようになり、貴重な「鉄道遺産」として機関車好きの子供たちやマニアが訪れる観光スポットとなっています。
住所 | 佐賀県鳥栖市本鳥栖町 |
電話番号 | 0942-82-2020(JR鳥栖駅) |
絵本「ふろやん」
昭和の20年間、鳥栖を縁の下で支え続けてきた268号機関車を題材に、夢と希望と懐かしさがつまった、一冊の絵本になったものが「ふろやん」です。
230形機関車として現存しているのは、大阪の交通科学博物館にある車両と268号機関車「ふろやん」の2両のみで、かつて「鉄道のまち」として繁栄した鳥栖を思い出させる唯一の記念物であり、貴重な近代の鉄道産業遺産です。
機関区で働く人々や家族などに愛されてきた「ふろやん」や、鳥栖のために頑張ってきた人々への感謝の意を込めるとともに子供たちの夢を育てたいとの想いから作られた絵本だそうです。
なお、作者は鳥栖市で生まれ育ち、保育園や幼稚園での勤務経験がある松枝加代子(まつえだかよこ)さんで、絵は久留米市在住でデザイン事務所に勤務している荻原典子(おぎはらのりこ)さんです。
子供が楽しめる!鳥栖でおすすめの観光スポット
自然豊かな鳥栖市には大人が心癒される観光名所だけでなく、グルメスポットや子供が楽しめる観光スポットもたくさんあります。ここでは、子供連れにも最適なおすすめの観光スポットを2箇所ご紹介します。
「鳥栖スタジアム」
「鳥栖スタジアム」はJR鳥栖駅構内にあった鳥栖機関区、及び鳥栖操車場跡地にJFL所属の「鳥栖フューチャーズ」のホームスタジアムとして建設されました。