鳥取でおすすめの海水浴場とビーチ19選！自然を満喫できる絶景スポットも紹介

林道を抜けた先に広がる「熊井浜」はプライベートビーチのような場所です。透明な浅瀬が広がる場所から少しずつ奥に向かうと色濃くなるエメラルドグリーンは、南国の海を思わせる美しさで絶景です。タイミングが良ければ誰もいないため、秘密のデートスポットにもおすすめです。

続いてご紹介する「白兎海岸」は、古事記に残る神話「因幡の白うさぎ」の舞台として知られるおすすめのビーチです。神話に登場するワニザメのような背中をした岩礁が並ぶ海に弓なりの白砂の海岸が美しいビーチで、「恋人の聖地」としてカップルのデートにも人気の高いスポットです。

神話「因幡の白うさぎ」は、淤岐ノ島（おきのしま）に流されたうさぎが気多の崎まで渡りたいと悩んでいた際、海に暮らすワニザメに頭数を数えるからと騙したことから始まります。怒ったワニザメに毛皮を剥がされた白うさぎが、哀れに思った大国主命に救われた話です。

この白うさぎが後に大国主と八上姫の縁を結んだことから、白兎海岸は恋人の聖地として有名になり、白うさぎは縁結びの神様として親しまれるようになりました。

すぐ近くには縁結びの神様白兎神を祀る「白兎神社」、縁結びスイーツや鳥取のお土産がたくさん販売されている「道の駅神話の里白うさぎ」、絶景を見渡せる「気多ノ前展望広場」などもあります。白兎海岸での海水浴のついでにぜひお立ち寄りください！

続いてご紹介する「山陰海岸ジオパーク」は、京都府・兵庫県・鳥取県にまたがる広範囲のエリアの総称で、日本海形成の歴史から日本海で暮らす生き物や人々の歴史と文化を学ぶことができる地域です。迫力のある絶景や貴重な自然体系を見られることから、観光や研究の地として守られています。

鳥取県では湖山池や鳥取砂丘、白兎海岸、浦富海岸、岩井温泉、横尾棚田などがジオパークエリアとして守られており、毎年多くの観光客が訪れます。鳥取県の海は美しい水質を保つリアス式海岸が多いため、ジオパークエリアの海水浴場では息を飲む絶景を楽しむことができます。

続いてご紹介する「城原（しらわら）海岸」は、花崗岩でできた岩と群青の海、濃緑の松のコントラストが美しい絶景の海岸です。城原海岸は菜種五島の南側にある海岸で、沖に浮かぶ「菜種島」は春になると一面が菜の花の美しい黄色で染まり、美しい絶景に新しい色を加えています。

城原海岸から鳥取県網代までは海岸沿いに遊歩道や展望台が設置されており、豊かな自然の中で美しい絶景を楽しみながら歩くことができます。また、城原海岸はダイビングやシュノーケリングの人気スポットとしても有名です。透明度の高い海中で鳥取の海で暮らす生き物を観察しましょう。

続いては鳥取県にある人気のビーチ・海水浴場の中でも設備の整っているおすすめスポットです。鳥取の海水浴場では夏の遊泳期間に海の家や監視員を置いている場所が多くあります。今回はシャワーやトイレ、更衣室が完備された人気スポットをまとめてご紹介していきます。

鳥取県琴浦町にある「八橋海水浴場」は、有名な文豪・小泉八雲も愛した白い砂浜とエメラルドグリーンの海が美しい海水浴場です。海は透明度の高い遠浅の海で、海の上にはウミネコが飛んでいるため、海水浴にはもちろん海岸でのんびりと過ごすのもおすすめです。

「八橋海水浴場」では、毎年7月中旬から8月中旬に10時から17時まで海の家が置かれます。無料の駐車場に加えて無料の休憩所とシャワー、トイレも設置されています。気軽に立ち寄って海を楽しむことができるおすすめの海水浴場です。海の家の開設情報については専用HPを確認しましょう。

鳥取県岩美町にある「牧谷海水浴場」は絶景が楽しめることで人気の浦富海岸近くにある海水浴場です。長く続く白い砂浜と群青の海のコントラストが美しい牧谷海水浴場では、濃緑の松林の中でキャンプを楽しむこともできます。心地よい潮騒を聞きながらのキャンプにおすすめのスポットです。

牧谷海水浴場では、7月中旬から8月中旬の間売店が設置されます。また、この他にトイレが1か所、更衣室が3室、シャワー室が5室設けられています。駐車場の収容台数は120台と余裕もあるため、家族連れでの海水浴やキャンプにもおすすめのスポットです。