ゲコ亭はまずい？飯炊き仙人引退後の評判や口コミをチェック！

美味しい白米が食べられることで有名な「銀シャリ屋 ゲコ亭」は、大阪府堺市にある老舗の大衆食堂です。飯炊き仙人と呼ばれる元店主の村嶋さんは、すでに引退されてしまい、現在はその味を引き継いで営業を続けています。

しかし、口コミを調べてみると「味が落ちた」や「以前と違う」と言われていることもあり、実際はどうなのか気になっている人も多いでしょう。そこで今回はゲコ亭はまずいのか、飯炊き仙人が引退した後の口コミや評判はどうなのかについて調査しました。

ゲコ亭は昭和38年に創業した老舗の大衆食堂です。ご飯や汁物、小鉢など、自分の好きなものを選んで食べられるスタイルで、連日多くの人が利用しています。

このお店を作り上げた村嶋孟（むらしま つとむ）さんは、「飯炊き仙人」と呼ばれ、白米の味に徹底的にこだわっており、ゲコ亭は日本一美味しい白米が食べられる大衆食堂として有名になりました。

そのおいしさは地元を超え日本中に広まり、一般人だけでなく、寿司職人などプロの料理人までもが集う店となり、その白米の味を再現する炊飯器が象印から発売されたほどです。

飯炊き仙人と呼ばれる店主の村嶋さんは、80歳を過ぎても美味しいご飯を炊き続けていましたが、その後引退されました。現在は村嶋さんの伝統とこだわりと受け継いだフジオフードシステムが経営しています。

飯炊き仙人の引退後も連日多くのお客さんが訪れます。しかし、コロナ禍を経て提供スタイルが変わったこともあったためか、一部では味が落ちたと言われることもあるようです。その点については、これから紹介する口コミや評判で確認していきましょう。

日本一の白米が食べられる大衆食堂として有名なゲコ亭には、多くの良い口コミがありました。

美味しいという口コミが多くあった一方で、中には悪い口コミもいくつか見られました。

ゲコ亭の口コミを調査していると、まずいというものはなかったものの「以前とは違う」「炊き立てではなかった」など、残念な内容が一定数ありました。その原因はやはり、飯炊き仙人の引退と関係があるようです。

先代の飯炊き仙人の味を知っている人からは「炊き方が変わった」「以前の方が美味しかった」などの口コミが多く聞かれました。それでも、他のお店に比べればとても美味しいという口コミも少なくなく、それだけ先代のこだわりと技術はすごかったのでしょう。

以前はお茶碗や小鉢にご飯やおかずが盛り付けられていましたが、飯炊き仙人が引退し、コロナ禍での営業を経て、おかず類のほとんどはパックに分けられて、スーパーのお惣菜のようなスタイルで販売されているようです。

ご飯が炊きたての場合はお茶碗に盛られることもあるようですが、パックご飯やおにぎりになっていることも多く、店内の電子レンジで自分で温めて食べるようになっています。

そのため、「味気ない」「スーパーみたいで残念」「炊き立てが食べたかった」などの意見は多く、がっかりしたという口コミは多く見られました。とはいえ、他よりは美味しい、また来たいという口コミもあったので、味自体の評価は高めでした。

ゲコ亭は、美味しい白米を食べたい人や、ご飯が好きな人におすすめです。さらに、セミセルフスタイルの大衆食堂なので、自分で好きな組み合わせにして食べたい人や、パックに入ったおかずやご飯をテイクアウトしたい人にもおすすめと言えるでしょう。

ここではゲコ亭で人気のメニューを5つ紹介します。どれも人気が高く、売り切れてしまうことも多いので、確実に狙いたい場合は開店と同時に行くといいでしょう。

銀シャリ屋ゲコ亭を訪れたら、必ず食べてほしいのはやはり「白ご飯」です。開店してすぐは炊きたてのご飯をお茶碗で食べることもできるようなので、ご飯好きはぜひ早めに来店しましょう。おにぎりなどもあるので、テイクアウトもおすすめです。

ゲコ亭の玉子焼きは大きくてボリュームがあります。ふんわりしていてぺろりと食べられます。とても人気があるので、ランチまでに売り切れてしまうことも多いそう。うなぎが入った「うまき」が登場する場合もあるらしいので、ぜひ見かけたらゲットして欲しい逸品です。

ご飯が進む味付けが美味しい「ぶり照り焼き」は、ゲコ亭でずっと定番のメニュー。ぶり照り焼きの他にもカレイなどの煮魚もあり、どれもしっかり味でご飯に合います。これを目当てに来るという人も多く、ご飯に煮汁をかけて食べる人もいるほど人気です。

定番おかずの「肉じゃが」も、ゲコ亭で人気のメニューです。懐かしい味がするという声が多く、口コミでも「美味しい・すき」という声が多くありました。程よく甘辛い味付けなので、ご飯にもよく合い、冷めていても美味しい肉じゃがです。

ゲコ亭の朝早いうちは「お造り」が並ぶこともあります。マグロやハマチなどのお造りがあり、1つ700円と他のメニューに比べると高めですが、新鮮で美味しく多く頼み過ぎるという口コミもありました。どのお造りも厚めで、食べ応えがあるのがゲコ亭の特徴です。

ゲコ亭は飯炊き仙人のいた本店と、その意思を継いだ「季節の贅沢 堺 銀シャリ げこ亭」が大丸心斎橋や大阪国際空港（伊丹空港）内にあります。

銀シャリ屋 ゲコ亭は、大阪府堺市に本店を構えています。阪堺電軌阪堺線の「寺地町駅」から徒歩で約3分の所にあります。路面電車沿いの店舗でご飯やおかずを購入し、離れの店舗でも食べることができるので、混んでいる場合は移動してみるといいでしょう。

本店の飯炊き仙人のノウハウを受け継いだ「季節の贅沢 堺 銀シャリ げこ亭」は、大丸心斎橋店にあります。ここではメニューの決まった定食スタイルで提供され、主菜の他にも小鉢や副菜が多いのが特徴です。さまざまな味を一度に食べられるので、満足感が高いでしょう。

日本一美味しい白米が食べられることで有名になった銀シャリ屋 ゲコ亭は、飯炊き仙人が引退した現在も人気があります。先代に比べると味が落ちたという口コミは確かにありましたが、それでも他のお店に比べると美味しいという声が多くありました。

提供スタイルが変更になったことを残念に思う人もいるようですが、味は変わらずにテイクアウトしやすくなったという声もあったので、実際に体験してみたほうがよさそうです。

※本記事中の季節の贅沢 堺 銀シャリ げこ亭（大丸心斎橋店）の情報は2024年6月6日時点、大丸心斎橋店公式サイトより。紹介したメニューは店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や価格が異なることがあります。