広島お好み村のおすすめ店9選！人気メニューや口コミ・評判も紹介

広島のグルメスポット「お好み村」は、ビルの中に23店舗ものお好み焼き屋さんが入っている人気の観光名所です。もともとは、戦後に新天地広場という場所に50件ものお好み焼き屋の屋台が集まっていたことが始まりです。

その後、広場が公園に変わった時に広場にあった屋台は立ち退き、広場の前にあったプレハブ風店舗の「お好み村」が一躍有名になりました。お好み村の名前は、屋台が並ぶ活気ある風景を作家のきだみのるさんが見た時に「まるでお好み村みたいだね」といったことに由来しているのだとか。

平成4年に現在のビルが建てられ、今日に至ります。今も当時と変わることない味と活気で、観光客や修学旅行生が多く訪れる人気スポットになっています。

お好み村の魅力は、何といっても老舗の味を食べられることです。1つのビルに23店舗ものお好み焼き屋さんがあるので、食べ比べにもぴったり。鉄板を囲むカウンタースタイルなので臨場感があり、お好み焼きの焼ける音や香りが食欲をそそります。

お好み村では店舗ごとに予約ができます。しかし、個人の場合予約人数や時期によっては予約できない場合もあるので、早めに各店舗へ連絡してみるのがいいでしょう。20人以上の団体の予約はお好み村事務所で受け付けているので、そちらへ連絡してください。

お好み村でのテイクアウトの対応は各店舗によって異なります。そのため、テイクアウトを利用したい店舗で直接確認しましょう。

お好み村へには駐車場がなく、一方通行の進入ができないため、公共交通機関を使って向かうのがおすすめです。特に、広島駅からお好み村へ向かう場合は広島市内循環バスの「メイプループ グリーンルート」が便利でおすすめです。

広島市内循環バスの「メイプループ グリーンルート」は、広島駅から約20分でお好み村に到着します。広島駅新幹線口を出発し、原爆ドーム、平和公園を経由するので、広島観光をしながらお好み村に向かうことができます。

その他のバスを利用する場合は、広島バスセンターもしくは八丁堀バス停、新天地バス停で下車します。広島バスセンターで下車すると徒歩約12分、八丁堀バス停からは徒歩約5分、新天地バス停の場合は下車徒歩約3分です。

電車の場合は広島電鉄（路面電車）を利用して、宇品・江波・西広島・宮島行きで10分ほどの「八丁堀」電停で下車し、徒歩約3分の所にお好み焼き村があります。

お好み村は1つのビルに23店舗のお好み焼き屋さんが入っています。それぞれ、営業時間や定休日が異なるため、お目当てのお店がある場合は事前に確認しておくと安心です。

お好み村のお好み焼き屋さんは、どれも魅力的で個性にあふれています。初めて訪れる場合は特に、どこに行こうか迷ってしまうでしょう。そこで、ここからはお好み村で特におすすめのお店を9店舗紹介します。

お好み村の4Fにある「あとむ」は、平成7年に設立したお店で、あとむに行くためにお好み村を訪れる人も多いほどの人気店です。11:00～24:00と長く営業しているため、広島観光のスタートはもちろん、シメにもおすすめ。

人気メニューは、お店の名前でもある「あとむ」で、肉、玉子、そば（またはうどん）、キムチ、ニンニクが入ったお好み焼きです。油を使わずにじっくりと焼くのが特徴で、お好み焼き以外にも鉄板焼きメニューやドリンクメニューも豊富です。

元気で明るい定員さんが出迎えてくれる「たけのこ」は、アットホームな雰囲気のあるお店です。ビルの3Fにある店舗で、お好み歴50年という老舗です。広島のブランド麺「いその生麺」をその都度茹でて使うのがたけのこのこだわり。

おすすめメニューは「広島産かきねぎかけ入り」で、肉や玉子、ねぎかけ、かき、そば（うどん）が入っています。他にも、広島産の観音ねぎや牡蠣を使った料理、広島菜キムチなどもあり、広島の魅力を存分に味わえます。営業時間は11:00～21:00なので、早めに訪れるのがおすすめです。

だるまが描かれた赤い暖簾が目印の「八昌」は、広島流お好み焼きの基本系が中心のお店です。肉玉やいか天肉玉などのシンプルなお好み焼きから、豪華なデラックス、カキスペシャルなどがあります。特におすすめは「カキデラックス」で、牡蠣、生いか、えび、肉、玉子が入っています。

営業時間は11:00からで、売り切れ次第終了となってしまうため早めに訪れるか、事前に予約するのがおすすめです。とん平焼きや牛すじ煮込みなどもあり、お酒を飲みながら楽しむのもいいでしょう。

昭和26年創業の老舗「桃太郎」は、2代目・3代目が元気よく切り盛りしています。屋台時代から変わらないあっさりとした味のお好み焼きが特徴で、ペロッと食べきってしまうでしょう。

おすすめメニューは、肉と生いか、生えび、そば（またはうどん）が入った「桃太郎デラックス」で、ボリューム満点で奥深い味わいです。

箱代にプラス50円（税込）がかかりますが、テイクアウトも可能です。営業時間は11:00～21:00で、定休日は月曜日ですが、祝日の場合は営業しています。

創業60年以上の「文ちゃん」のお好み焼きは、パリッとカリッと焼きあげられ、あっさり味でいくらでも食べられると評判です。おすすめはボリューム満点の「お薦めシーフード全部入」で、えびやいかの他に肉や玉子、そば（またはうどん）が入っています。

ホルモンやぶたみみなどの鉄板焼きメニューやサイドメニューも豊富で、取り扱うアルコール類も多いので、昼飲みも楽しめます。営業時間は11:00～23:00と長めなのも嬉しいポイントです。

昭和40年に創業した歴史あるお好み焼き屋の「山ちゃん」は、スタンダードな広島風お好み焼きが楽しめる名店。13名ほどが座れるカウンターで鉄板を目の前にして食べるお好み焼きは臨場感があり、店員さんや常連さんの元気な声も美味しさのひとつ。

おすすめのメニューは「定番のそば入り（肉玉）」です。他にも肉といか、えびが入った「山ちゃんスペシャル」もあります。営業時間は11:00～22:00で、不定休なので確実に訪れたい場合は、事前に確認しておきましょう。

もともと因島で営業していましたが、現在のビルになった際にお好み村に移転してきた「水軍」。屋号にちなんだ「水軍八幡焼き」や「水軍海賊焼き」は特に人気があり、TVや雑誌等でも取材されるほどです。

アットホームな雰囲気で観光客でも入りやすく、鉄板焼きやサイドメニューも豊富にあるので、ランチでもディナーでも利用しやすいでしょう。営業時間は11:00～21:00で、不定休なので事前に確認しておきましょう。

お好み村の創始者である村長のお店を引き継いでいる「ちぃちゃん」は、常連さんや国内外の旅行者などで毎日にぎわっています。広島県産の素材を豊富に使い、塩分や油分を極力使わずに焼き上げるお好み焼きは、庶民的でどこか懐かしい味わいです。

おすすめのメニューは「海鮮かきネギ焼き」で、広島の2大名産を組み合わせた濃厚な味わいが特徴。お好み焼きはトッピングが豊富なので、自分好みの味わいも楽しめます。11:00から営業していますが、終了時間は未定なので早めに来店しましょう。

音楽が好きでYAZAWAが好きな店長がいる「かずちゃん」は、ふんわり柔らかく、しっとりとしたお好み焼きが特徴です。たっぷりとキャベツが入っているので、ボリュームがありながらもさっぱりと食べられます。

おすすめのメニューは「かずちゃん焼き」で、肉、玉子、生いか、生えび、いか天、ねぎかけ、中華そばと具材が多く豪華です。営業時間は11:00～23:00で、ランチタイムは観光客や修学旅行生が多いので、時間をずらして来店するのがおすすめです。

広島で長い歴史を持つお好み村についての評判や口コミは口コミサイトやSNSに多く書かれてるので、実際に行く前に覗いてみるといいでしょう。

ここでは、お好み村に関する実際の口コミや評判を紹介します。

• お店ごとに味が違うから毎回楽しい
• 美味しいし店員さんも気さくなお店が多くて好き
• 地元の人が教えてくれた桃太郎最高だった
• お好み村はどこに入ってもハズレない！
• お好み村は混むからいつも予約してる
• ノスタルジックな雰囲気が合って昼飲みもできて最高
• 目の前で焼いてくれるライブ感が楽しくてまた行きたい！

広島の人気観光地・お好み村は、個性的で魅力的なお好み焼きがたくさんあります。店舗ごとに味わいが違うので食べ比べもおすすめです。時期やタイミングによって貸し切りの場合や混雑していることもあるので、予約してから来店するのがおすすめです。

お好み焼き以外にも鉄板焼きやアルコール類も多いので、食べ比べや昼飲みにもぴったりなスポットです。ぜひ、お好み村で美味しい広島風お好み焼きを堪能しましょう！

※本記事中の情報は2024年3月22日時点、お好み村公式サイトより。各店舗の営業時間や定休日、メニューの内容は予告なく変更になる場合があります。