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また、平戸城は低い山や丘と、その周辺の平地を利用して築かれた平山城、という城に分類されます。平地に築かれた平城と、山中に築かれた山城の、ちょうど間のような立ち位置です。防衛機能と統治、両方の役割を果たせる形態になっています。
1718年に築城
平戸城は、1599年、松浦鎮信(しげのぶ)の手によって築かれました。しかし、その後、松浦鎮信は自らの手で、完成間近の城を燃やしてしまいました。豊臣家と仲が良かったことで、江戸幕府の嫌疑から逃れるためとか、最愛の嗣子久信の死によることが原因と言われています。
その後、1704年から松浦棟(たかし)の手により、平戸城の再築が始まり、1718年に完成しました。現在の形は、昭和37年に平戸市が復元したものになります。
日本初の「城泊」
平戸城では、なんと2020年夏ごろに、日本初の城泊、つまり城に宿泊できる施設を、常設化することが決まっています。
平戸城は、現在、市による大規模な改修を控えており、それに伴ってやぐらのひとつ、懐柔櫓を宿泊施設化することを決定しました。懐柔櫓は海に面した建物で、そこから見える海の景色は絶景だそうです。
ヨーロッパでは、その地の歴史が学べることから、宮殿や城での宿泊サービスが人気を博しています。日本国内にも、そのような趣向の宿泊を広めたいと国は考えているそうで、平戸城の城泊から、全国に人気が高まってくることが予想されます。
平戸城を見学するには
平戸城の観光をする前に、押さえておきたい基本情報を紹介します。いざ、訪問してみたら見学ができなかった、などということがないように、事前にしっかり確認しておきましょう。
開館時間
平戸城の開館時間は、午前8時30分~午後5時30分です。季節による開館時間の変動はありません。かなり早い時間から開館していますので、人が少ない時間を狙うなら早朝の観光がおすすめです。
なお、この開館時間から見てもわかるように、夜のライトアップは城内では楽しめません。日が暮れるのが早い冬場なら見られるかもしれませんが、基本的にライトアップは城外で見るものだ、と思っていた方がいいでしょう。
休館日
平戸城の休館日は、年末の12月30日、12月31日の2日間のみです。また、それ以外にも燻蒸作業などによる臨時休館がありますので、事前に確認しておくのがおすすめです。
入場料金
入場料金は、年齢によって異なります。大人は510円、高校生は300円、小中学生は200円になります。学生割引を確実に受けるためにも、学生の身分が証明できるものを持っていくことをおすすめします。