石巻の観光おすすめ人気スポット27選！定番から名所まで一挙ご紹介

道の駅「上品の郷」は東にそびえ立つ上品山から命名され、北上川に囲まれた自然溢れる場所に立地しています。温泉保養施設、足湯、地場食材の直売所やレストラン、コンビニを抱え、一日中楽しんで過ごせる穴場の観光スポットです。

温泉保養施設ふたごの湯は、県内唯一の塩分と鉄分が多い泉質です。お風呂上がりも温かさが持続し、切り傷、やけど、皮膚病、慢性婦人病にも効能があります。料金は平日が大人550円、小中学生200円、土・日・祝が大人750円、小中学生300円で、一度入館すると何度もお風呂に入れます。

お風呂上がりにおすすめなのが、市場から直接仕入れた新鮮な果物で作ったフレッシュジュースです。小腹が空いたときは、石巻産の練り物と地場野菜を特製バンズではさんだ石巻おでんバーガーや、石巻のちくわメーカー3社の味が1串で味わえるちくわ3兄弟で腹ごしらえをしましょう。

美味しいものをお腹いっぱい食べたい時は、レストラン栞（しおり）のバイキングが定番です。地産地消に力を入れているので、旬の食材をふんだんに使ったメニューが味わえます。料金は中学生以上1100円、小学生650円、3歳以上400円になります。

他にもサバだしラーメンやしじみアイスを始め珍しいメニューが満載ですし、直売所では石巻金華茶漬けといったお土産も充実しています。体の疲れを癒してお腹を満たし、買い物を存分に楽しみましょう

アクセスは三陸自動車道河北ICを出て500mほど進み、左側になります。営業時間は直売所9:00～19:00、レストラン10:00～20:00、ふたごの湯9:00～21:00です。ふたごの湯は、毎月第四火曜日のみ休業になります。

石巻ニューゼはニュース博物館という意味で、「ニュース」と博物館を表すフランス語の「ミュゼ」を合わせた言葉です。東日本大震災と石巻の歴史や文化を伝えるために、石巻日日（ひび）新聞社が創刊100周年記念事業として2012年に開設しました。

震災直後、電気もなく自身も被災しながら発行し続けた手書きの壁新聞や被害状況の写真を展示し、石巻市、東松島市、女川町の復旧・復興の様子や現在の状況をありのままに伝えています。新聞社だからこそ届けられる情報を広げていき、人と地域が交流する絆の駅として活動しているのです。

2Fでは色々なワークショップを開催していますし、レジリエンス・バーではウニをふんだんに使った人気のパスタも食べられます。石巻駅から近いので、観光のついでにふらっと立ち寄ってみるのもいいでしょう。

アクセスは石巻駅から徒歩10分です。駅から立町通りを抜け、アイトピア通りと橋通りの交差点角にあります。営業時間は10:00～18:00で、毎週月曜日が休館です。無料で利用できます。

石巻を観光するなら、大きなイベントに合わせて訪れるというのも定番コースです。これぞ石巻という魅力がギュッと凝縮した自慢のお祭りですから、石巻の良いところを存分に味わえるでしょう。そこで、石巻観光におすすめのイベントを厳選しご紹介します。

黄金山神社初巳（はつみ）大祭は、辯才天（べんざいてん）の使者である蛇にちなみ、毎年巳月（5月）に7日間開催されます。期間中の日曜日には氏子衆に担がれた御神輿（おみこし）が御本殿から桟橋へ渡り、海水によるお祓（はら）いをした後御本殿まで戻るという盛大な祭典が行われます。

また大祭期間中は、普段は許可されていない御本殿での昇殿（しょうでん）参拝が特別に許されるため、一年で最も多くの人が訪れます。昇殿参拝とは、より神さまに近づける拝殿の中へ入り、神職による祝詞（のりと）によって神さまに祈願して頂くことです。

金華山の中でも大人気の行事ですから、早めに定期船を予約した方がいいでしょう。アクセスは上記「おすすめの観光スポット6選・金華山」の通りです。

石巻川開き祭りは90年も続く由緒あるお祭りです。伊達政宗公の命を受けて北上川を作り、石巻に港を開いた川村孫兵衛重吉（かわむらまごべえしげよし）に感謝の気持ちを表すために始まりました。同時にご先祖様の供養という意味合いに加え、震災後は復興への祈りも込めて2日間開催されます。

1日目は川開き祭りのメインイベントとも言える孫兵衛船競漕が観客を沸かせ、2019年には初のディズニースペシャルパレードも行われました。2日目はブルーインパルス特別展示飛行を始め様々な踊りや演奏が披露され、花火大会がラストを飾ります。

開催場所のメインは石巻中心市街地ですが、行事によって何カ所にも分かれて行われます。観光前にスケジュールを確認しておくといいでしょう。子供から大人まで思いっきり楽しめるので、思い出に残る夏になりそうです。