石巻の観光おすすめ人気スポット27選！定番から名所まで一挙ご紹介

アクセスはJR仙石線石巻駅から徒歩12分、車の場合は三陸自動車道河南ICから車で15分です。本館近くの市営駐車場を利用すると1時間無料ですし、萬画館指定の駐車場を利用すると1時間無料のサービス券がもらえるので観光前にチェックしておくといいでしょう。

石巻観光で石ノ森萬画館へ訪れる時は、いしのまきマンガロードもセットで楽しむのが定番です。いしのまきマンガロードとは、JR石巻駅から萬画館まで続く街中のことです。

道中には石ノ森氏が誕生させた人気キャラクターのモニュメントがたくさん立っていますが、実はよく見るとからくり時計、石像、ベンチ、ポスト、マンホールの蓋といった隠れキャラが至る所に潜んでいて観光客を夢中にさせています。

モニュメントの数は増え続けていて、2019年3月には初のブロンズ製として仮面ライダー1号&2号と、サイボーグ009の島村ジョーが仲間入りし、同年10月にはキカイダーと人造人間ハカイダーが対面で復活しました。

そしてマンガロードの観光で忘れてはいけないのが、石巻市初の百貨店として建てられ、石巻市有形文化財に指定された旧観慶丸（かんけいまる）商店です。

木造でありながらタイルで覆われた外壁や、スペイン瓦、丸窓、アーチ窓が異国情緒溢れる洋風建築を思わせます。観覧は無料で様々な展示スペースも設けているので、一度は立ち寄ってみたいスポットです。旧観慶丸商店の開館時間は9:00～17:00で、毎週火曜日と年末年始は休館になります。

マンガロード自体はいつでも自由に利用できて、写真も撮り放題です。お金をかけず、たくさん歩いて健康的に楽しめる観光スポットと言えるでしょう。

縁結び、夫婦円満、子孫繁栄、萬年長寿に御利益のある釣石（つりいし）神社は、パワースポットの定番としても注目が集まっている人気観光名所です。崖の中腹から突出している巨石が御神体である男の神様で、その下には女の神様として祀（まつ）られている横たわった石があります。

御神体である巨石はしめ縄で厳重に釣り上げられていますが、周囲14mもある超巨大サイズなので「今にも崖から滑り落ちてきそう」と観光客をハラハラドキドキさせます。

ところが昭和53年の宮城県沖地震でも、そして平成23年の東日本大震災でも巨石は斜面にありながらびくともしなかったのです。東日本大震災の時は釣石神社周辺も津波に流され、社務所や鳥居までもが奪われましたが御神体は無事でいてくれました。

この事実によって「何があっても落ちないパワースポット」として有名になり、受験生を始め多くの参拝客が訪れています。

アクセスは仙石線あるいは石巻線石巻駅からミヤコーバス三陸線で40分、上品の郷（じょうぼんのさと）停留所下車から徒歩15分です。車の場合は三陸自動車道河北（かほく）ICより40分になります。

石巻には、奥深い歴史が今もなお存在し続けている数々の観光名所があります。どれも石巻という土地でしか出会えない魅力が詰まっていますから、実際に一つずつ訪れると新たな発見や驚きがあり、心に響くものがあります。そこで、石巻でおすすめしたい観光名所を厳選し、ご紹介します。

金華山（きんかさん）は東北三大霊場のひとつである神聖な離島で、東北屈指を誇るパワースポットとして定番の観光名所になっています。金華山と言えば多数の鹿に出会えることでも有名ですが、金華山では鹿を神の使いである神鹿（しんろく）として大切にし、現在約500頭が生息しています。

鹿は牡だけに角が生えるのですが、角は1年もすると数十センチにも伸びて先端が鋭くなり、人に危害を加える場合があります。そこで毎年10月になると境内（けいだい）周辺の牡鹿15頭を取り押さえ、角を切るという勇壮で盛大な行事が開催されます。

鹿の角切りは数々のメディアにも取り上げられていますが、まるで格闘技のような間近に迫る大迫力を体験できるのは、日本では金華山と奈良だけの珍しい行事です。一見する価値ありでしょう。

金華山は、鹿以外にも観光したいチェックポイントがあります。それが東岸の断崖絶壁に立つ白亜の灯台です。日本の灯台の父と讃（たた）えられているブラントンが140年以上前に設計したもので、日本の灯台50選にも選ばれています。

またフィッシングファンの間では、金華山の灯台下は釣りスポットの定番になるほど人気があります。歴史的構造物や釣り好きの人にとっては特に、大満足できる観光になるでしょう。

アクセスは、鮎川港または女川（おながわ）港から毎週日曜日に1日1便運行している定期船を利用します。鮎川港の場合、石巻駅からバスで1時間20分、鮎川港前で下車後、定期船で20分（往復2500円）です。また時間や曜日に関係なく海上タクシー（15分、往復3000円）も利用できます。

女川港の場合、石巻駅からJR石巻線で30分、女川駅下車後、女川港まで徒歩10分です。その後定期船で35分（往復3100円）になります。いずれの船も事前予約が必要ですし、臨時便が運行している場合もあるので観光前に直接確認することをおすすめします。