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尾道ってどんなところ?
尾道(おのみち)市は広島県の広島県南東部、福山市や三原市の近くにあります。山陰地方の中央部にある尾道と、瀬戸内海に浮かぶ向島、因島などといった多くの島々が合併し、尾道市となりました。
尾道市の拠点は山陽本線の「尾道駅」と山陽新幹線の「新尾道駅」で、この2駅間はバスで移動ができます。広島市まではこの山陽新幹線を使うことにより、約30分で到着します。山陽新幹線により、岡山市や福山市といった近隣の町へのアクセスが非常によくなっています。
広島県にある尾道水道に面した町
尾道市は瀬戸内海に面し、古くから物流が集まる場所として栄えていました。尾道市と向島との間は約200~500mとても距離が短く、尾道水道と呼ばれています。この尾道水道は瀬戸内海の真ん中に位置しているため、平安時代より豊富な資源が採れるとして栄えました。
この尾道水道を中心とした独特の町並みが注目を集め、2015年に尾道市は「日本遺産」に認定されました。尾道市とそれぞれの島の行き来は、瀬戸内海を縦断するフェリーのほか、後述する瀬戸内海にかかる橋「しまなみ海道」を利用します。
坂の町として有名
また尾道市は、「坂の町」として知られています。港町には斜面が急な坂が沢山あり、その坂の斜面には古い昔ながらの街並みが広がっています。坂の上の方からは尾道市の街並みと瀬戸内の青い海が一望でき、瀬戸内海の爽やかな潮風を全身に浴びることができます。
それだけでなく、尾道市は多くの文芸や映画の舞台となっています。林芙美子や志賀直哉といった文豪や、小津安二郎や大林宣彦といった映画監督が尾道市を舞台に作品を書いています。また、近年ではアニメの舞台としても多く認知されるようになり、多くのファンが聖地巡礼に訪れています。
サイクリングで人気のしまなみ海道とは
そんな尾道市には「しまなみ海道」という有名なスポットがあります。広島県尾道市と愛媛県今治市の間、瀬戸内海の島を7つの橋で結んだ大きな道を「しまなみ海道」といいますが、島を周回する道も含める場合があります。
しまなみ海道の眼下には、瀬戸内海の鮮やかな海が広がり、美しい光景に息を飲みます。サイクリングのみならず、絶景スポットや歴史が残る土地、海の幸や新鮮な瀬戸内レモンをふんだんに使った絶品グルメなど、多くの楽しみが待っている人気のスポットです。