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明治から大正にかけて、酒造が自由免許制となったことから竹原の酒造は最盛期を迎え、竹原の町全体も活気づきました。現在も残る酒屋の建物は、古い町並みのアクセントとして独特の味を出しています。
今は「竹鶴酒造」「中尾酒造場」「藤井酒造」の3軒
元々、竹原の酒造は製塩業よりも始まりが早く、造り酒屋などの酒造に関わる建物や人、お店もたくさんありました。竹原の酒造が花開いたとされる明治・大正頃には26軒もの酒造があったとされています。
全盛期の頃は多かった酒造ですが、現在も残るのは「竹鶴酒造」「中尾酒造場」「藤井酒造」の3軒です。減りはしたものの、この3軒は現在も「それぞれ個性のある尖ったお酒を造っている」と言われることもあり、精力的に活動しています。
ドラマやアニメの舞台・映画のロケ地
竹原はその歴史や特徴的な町並みから、ドラマやアニメ、映画の舞台としても選ばれているものがいくつもあります。そのため、舞台となった土地を観光する「聖地巡礼」として、その作品のファンが訪れることも少なくありません。
まず、竹原の酒造「竹鶴酒造」が生家である、ニッカウヰスキー創業者である竹鶴政孝をモデルにしたNHK連続テレビ小説の「マッサン」は見た人も多く、ファン層も幅広い作品です。そしてアニメ「たまゆら」も、作品中に描かれている竹原の町並みに興味を持ったファンが多く訪れています。
さらには映画の「時をかける少女」のロケ地として竹原が使われていたことも有名です。ロケが行われた町並み保存地区や、出演者やスタッフが休憩したお店も町の観光スポットとなっています。
広島・竹原中心エリアの観光スポット(11選)
小京都と称される竹原の歴史と産業についてある程度知ったところで、竹原の中でおすすめの観光スポットをご紹介していきます。風情を感じる景観から、ユニークな体験まで旅行をフルに楽しめるものが揃っています。
竹原中心エリア・たけはら町並み保存地区
小京都・竹原を象徴する光景とも言える「たけはら町並み保存地区」は竹原に行くのならぜひ足を運んで欲しい場所です。「重要伝統的建造物群保存地区」とされている竹原の町並みは、文化遺産でありながら自治体所有ではなく、個人が所有する家々で出来ています。
古く歴史ある建物で人々が生活する場が維持されている、という点も含め価値のある町並み保存区ですが、観光として行く際には一般市民の生活する場にお邪魔しているという意識が必要です。過去、苦情が出たため見学禁止になったこともあります。
活気があるのは良いことですが、地域住民の方の生活の迷惑にならないよう騒音や場所取り、ゴミの処理などに気をつけ、十分に配慮した上で見学するようにしましょう。
1:旧笠井邸
旧笠井邸は、塩田経営者の家として、明治5年に建てられた建物です。建物として注目したいのは、美しい白壁と、本瓦葺である立派な屋根です。横一列に広がる、2階建て分の屋根は壮観です。中に入って見るなら、2階の立派な梁にも注目です。
旧笠井邸は10:00~16:00で開放されており、基本的には無料で見ることが出来ます。イベントや演奏会の会場としても使われることがあり、イベント時は入場が有料となることも多いのでイベント日程には気をつけましょう。
住所 | 広島県竹原市本町一丁目9-11 |
電話番号 | 0846-22-0214 |