とんこつラーメンに合うトッピングおすすめ18選！定番からアレンジ具材まで紹介

白濁の濃厚スープと独特のにおいが特徴のとんこつラーメンは、九州地方でよく食べられているラーメンのタイプです。中でも博多風と呼ばれるとんこつラーメンは全国的にもよく知られており、名店・有名店も数多くあります。

そんな博多風とんこつラーメンは、替え玉で味変をする食べ方が定番です。博多風では細いストレート麺を使うので、麺が伸びないうちに食べきれるように大盛りサイズがありません。

替え玉といって麺を追加するのが定番で、2杯、3杯と食べ進めていくのも博多風の特徴です。そこでおいしく食べるポイントになるのが「トッピング」で、地元では替え玉を追加するたびにトッピングを変えて楽しむのが定番の食べ方といわれています。

とんこつラーメンは、どんなタイプのトッピングとも相性が良いということも魅力の1つです。実はとんこつラーメンのトッピングには、「これがなければとんこつラーメンとは言えない」というような明確な定義がありません。

言い換えれば、とんこつラーメンの定番トッピングを組み合わせれば、自宅でも簡単に名店・有名店の味が楽しめるということです。そこで絶対外さない、とんこつラーメン・定番トッピングをまとめて10選ご紹介しましょう。

とんこつラーメンに合うおすすめトッピングランキング「高菜」は、とんこつラーメンと同じく福岡の名物です。おにぎりの具材やチャーハンの具材としてもお馴染みのトッピングは、とんこつラーメンでは欠かせないトッピングといえます。

高菜の辛味と塩気がスープに深みを出してくれますし、高菜の香りがとんこつラーメン特有のにおいをうまくカバーしてくれるので、とんこつラーメンのにおいが気になる人でも食べやすくなります。

高菜は、はじめからとんこつラーメンにトッピングしておくというよりは、途中で投入して味変として利用する方がおすすめなトッピングです。あまり入れすぎるととんこつラーメンの味が高菜に負けてしまうので、様子を見ながら入れていきましょう。

コリコリの食感が特徴のきのこ「キクラゲ」は、とんこつラーメン・定番のトッピングです。キクラゲは中華料理によく使われる具材ですが、九州系のラーメンでもよくつかわれる定番のトッピングといえます。

とんこつラーメンのおすすめトッピング「キクラゲ」は、濃厚な豚骨のスープの旨味を殺さず、歯応えが特徴のとんこつラーメンの麺とはまた違った食感をプラスしてくれるトッピングです。細切りのキクラゲは麺との絡みも良く、口の中で麺とスープと一体化してくれます。

とんこつラーメンとキクラゲの相性は抜群ですが、キクラゲがいつでも家の中にあるという人は少ないでしょう。生のキクラゲは初夏頃が旬で、たまにスーパーに流通しますが、あまり見かけないレア食材です。

しかし乾燥キクラゲなら、スーパーの乾物コーナーに置いてある可能性が高いです。とんこつラーメンにキクラゲをトッピングする場合には、スーパーの乾物コーナーをチェックしてみてください。

色味が鮮やかな「紅生姜」は、とんこつラーメンの薬味としても定番のトッピングです。紅生姜は焼きそばや牛丼などのトッピングとしてメジャーな具材ですが、とんこつラーメンとも相性がとても良く、人気のトッピングとなっています。

とんこつラーメンのおすすめトッピング「紅生姜」は、白いスープのとんこつラーメンによく映えるトッピングです。とんこつラーメンのまろやかでコクのあるスープに、紅生姜の辛味や酸味がアクセントになりとても美味しいです。

とんこつラーメンに合うおすすめ定番トッピング「ネギ」は、とんこつラーメンのみならず、ラーメンのトッピングとして定番の具材です。ネギは入れれば入れるほど味に変化をもたらすので、シンプルなとんこつラーメンほど美味しくしてくれます。

とんこつラーメンと組み合わせるネギとしては「小ネギ」の印象が強いのですが、「長ネギ」でも美味しくいただけますし、薬味としてではなく軽く煮込んでくたくたにしてからトッピングする食べ方もおすすめです。

とんこつラーメンの定番トッピング「ニンニク」は、とんこつラーメンに欠かせない大切な要素です。ほとんどのとんこつラーメンのお店で卓上トッピングとして用意されているほどで、女性でも「とんこつラーメンの時は外せない」という人も少なくありません。

「ニンニク」はとんこつラーメンの味をさらに濃厚にしてくれる上に、味にパンチも加えてくれます。とんこつラーメンのお店でのニンニクトッピングは、丸のままのニンニクを潰して入れるパターンやすりおろしニンニクを入れるパターンがほとんどです。

お家でとんこつラーメンにニンニクをトッピングする場合は、ニンニクチューブを使うことで簡単にとんこつラーメンの美味しいトッピングになります。

とんこつラーメン・定番トッピング「白ごま」は、とんこつラーメンを含む九州系ラーメンでは定番のトッピングになります。香ばしいかおりがとんこつスープ特有のにおいを和らげて、食べやすくする効果もあります。

煎りごまをそのままかける食べ方も良いのですが、香りの良さを引き立たせた方がおいしいので、すりごまにして食べるのがおすすめです。

ラーメントッピングの王道「チャーシュー」は、とんこつラーメンでも定番のおすすめトッピングです。もともととんこつラーメンはとんこつがスープのベースですから、じっくり煮込んだチャーシューとの組み合わせにはずれはありません。

ただしとんこつラーメンに組み合わせる場合は、厚みに注意するのがお家でおいしいとんこつラーメンを食べるポイントになります。お家で食べるとなるとどうしてもチャーシューを厚めにカットしてしまいがちなのですが、とんこつラーメンでは薄めにカットがおすすめです。

ストレート細麺が定番のとんこつラーメンでは、分厚いチャーシューよりも薄めのチャーシューの方が麺となじみやすくなります。また冷めないうちに食べきるのがおいしさのポイントなので、食べやすいサイズにするのがおすすめです。

おつまみとしても定番の「味玉」は、とんこつラーメン・トッピングの定番具材です。単なるゆでたまごではなく味付きゆでたまごなのでそのままでもおいしいですし、半熟味玉の黄身を少しスープに溶いてあげればまろやかな味に変化します。

磯の香りが食欲をそそる「のり」は、とんこつラーメン専門店ではほとんどの店で用意している定番具材です。白濁スープの「白」とのりの「黒」の組み合わせは目を引きますし、スープに浸してとけたのりは麺によく絡むので磯の香りと風味を存分に楽しめます。

中華料理の定番調味料である「マー油・ラー油」は、とんこつラーメンでも定番のトッピングといえます。どちらも少量加えるだけで辛みが増しておいしくなるのですが、パンチのある辛みが欲しいときは、焦がしニンニク油である「マー油」がおすすめです。

定番のトッピングで楽しむとんこつラーメンもおすすめですが、冷蔵庫に常備しているものを使って簡単にアレンジができるおすすめのトッピング・具材もあります。

辛みと旨味が凝縮した「キムチ」は、濃厚なとんこつスープとの相性も良いおすすめ具材です。炒めたり鍋にしたりなどいろいろなアレンジで重宝されるキムチを、とんこつラーメンでトッピングする際は、少量ずつ追加していくのがスープの味を楽しむポイントになります。

野菜エキスもたっぷり含んでいるとんこつラーメンスープには、キャベツのトッピングもアレンジにおすすめです。キャベツのトッピング方法もアレンジのバリエーションが豊富で、どのアレンジにするかで楽しみ方も変わります。

手間をかけずにアレンジするなら手でちぎったキャベツを、のせるだけのアレンジレシピです。包丁もまな板もいらないので、洗い物もなく簡単にできます。

食物繊維が豊富なキャベツをたっぷりとるなら、千切りキャベツをトッピングする方法がおすすめです。食物繊維には糖が吸収されるのをセーブする効果があるので、糖質の多いとんこつスープのトッピングに千切りキャベツは健康面でもよい効果が期待できます。

なお野菜価格の高騰が気になる時期に少しでもたくさんのキャベツを食べたい場合は、かたい芯の部分をスープで煮込んで食べるアレンジ法もおすすめです。キャベツは加熱すると甘みが出るので、パンチのある具材と組み合わせれば全体がまろやかになります。

しゃきしゃき食感が特徴の「もやし」は、とんこつラーメンのアレンジにぴったりなおすすめ具材です。かさまし効果があるので麺の量を減らしてカロリーを抑えたい時にもおすすめですし、何よりも安く手に入るので冷蔵庫ストック率が高いのもおすすめのポイントになります。

ただしもやしは水分を多く含んでいるので、時間がたつと水分が外に流れ出てスープが薄まってしまうこともあります。そこで博多＆福岡風では、もやしナムルをトッピングする食べ方が定番です。

鍋料理で定番の「白菜」は、とんこつラーメンのアレンジ具材におすすめです。白菜は切り方や加熱具合によって食感と味が変わるので、白菜1つでもいろいろな食べ方ができます。

柔らかくなるまで煮込んだ白菜はスープの旨味をふくむことでさらにおいしくなりますし、軽く炒めてトッピングすればシャキシャキした食感が楽しめます。またヘルシーでクセのない具材なので、辛みのある具材や個性的な具材と組み合わせる食べ方もおすすめです。

栄養豊富な「ほうれん草」は、とんこつラーメンのアレンジ具材に人気があります。生のほうれん草も良いのですが、常備している人も多い冷凍ほうれん草もトッピングにおすすめです。

冷凍ほうれん草なら下茹でして灰汁を取り除く手間がかかりませんし、栄養も豊富なので不足しがちな栄養をしっかりと補いたいときには、冷凍ほうれん草を使ってみましょう。

エビ・イカ・タコ・貝などの海鮮類は、スープの旨味に深みが出る出汁具材としても人気があります。生のエビやイカ・タコなどを用意するのは大変ですし下処理にも手間がいりますが、冷凍のシーフードミックスを使えば好きな時にアレンジができます。

鍋料理や中華料理などでよく見かける「辛味噌」は、とんこつラーメンスープの仕上がりをワンラックアップさせるのにおすすめなアレンジの定番具材です。

とんこつスープ×味噌はそもそも相性が良いので組み合わせとしてもぴったりですし、辛味噌は単に辛いだけではなく旨味も凝縮しています。そのためアレンジにぴったりですが、入れるときは少量ずつ入れて調節するのがおすすめの食べ方です。

大量のとんこつに鶏ガラ・野菜エキスを含むとんこつラーメンスープですが、大量のとんこつがスープのベースなので、どうしてもにおいが気になる人も多いです。そんな時にたっぷりのおろししょうがをトッピングすると、爽やかな香りで臭みが気にならなくなります。

とんこつラーメンのおすすめトッピングを紹介しました。お家でとんこつラーメンを食べる時の参考にしてみてください！

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。