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日光ってどんなところ?
関東有数の観光地として知られる栃木県の日光は、氷室の伝統の技が受け継がれている貴重な地域だということをご存知ですか。天然かき氷の名店も多く集まる日光とは、どのような場所でしょうか。まずは日光の歴史についてご説明していきましょう。
日光の歴史
日光の歴史は、766年に勝道上人が四本龍寺を建立したことに始まります。782年には男体山に奥宮を建立し、徐々に修験者僧の聖地として発展しました。
また、たくさんの社寺が建てられました。その後徳川家康の霊廟が日光に作られ、日光東照宮が建てられたことはあまりにも有名です。
ユネスコ世界遺産にも登録される観光名所
平成11年には二荒山神社、日光東照宮、輪王寺を含む計103棟の建築物がユネスコ世界遺産に登録されました。現在では世界中から多くの観光客が押し寄せる観光名所となっています。
天然かき氷とは
最近話題の天然かき氷とはどのようなものでしょうか。天然かき氷は、天然氷を使用して作られたかき氷のことです。
天然氷を作る氷室(ひむろ)は、昭和初期には100軒ほどありましたが、現在は日本に5軒しかありません。そのうちの3軒が日光に集まっています。日光は天然氷の名産地なのです。
天然水を手間をかけて凍らせた氷を使用
天然氷は天然水を凍らせて作られますが、天然氷が天然なのは水だけではありません。天然の環境下で手間暇かけて作られます。
天然氷は、湧き水などの水質が良い水を人工の池に流し込み、気温の変化などに気を配りながら、2週間から20日かけてじっくりと凍らせていきます。じっくりと、ゆっくりと凍らせることで透明で固く、溶けにくい氷を作ることができます。
冷凍庫のように低温で一気に凍らせると不純物が混じります。また、凍らせている間は池に落ちてくる落ち葉や積雪などは取り除かなくてはいけません。氷が十分厚くなるまで、毎日そういった手間暇を惜しまずかけていきます。
十分な厚みになった天然氷は切り出され、人力で氷室に移されます。氷室では日光杉のおがくずをかけて保存され、出荷される時を待ちます。
こうして手間暇かけて作られた天然氷のおかげで、食べても頭が痛くなりにくく、ふわふわで口溶けがいいかき氷ができあがります。日光は天然氷だけでなく、天然かき氷の名産地です。
日光の天然氷をつくる三大氷室
天然かき氷は、苦労して作られた天然氷でできていることをご説明しました。ここでは、日光の天然氷をつくる三大氷室をご紹介します。
松月氷室
日光の天然氷をつくる三大氷室の1軒目は松月氷室です。松月氷室は、日光山中に2つの水源の採氷池と氷室を持っている明治27年創業の氷室です。
氷の卸売りに加えてかき氷直販にも力を入れています。松月氷室のかき氷のお店については後程ご紹介します。
四代目氷屋徳次郎
日光の天然氷をつくる三大氷室の2軒目は四代目氷屋徳次郎です。四代目氷屋徳次郎は、3代目が運営していた元・吉新氷室(よしあらひむろ)から平成18年に氷造りの伝統を継承した、4代目と有志によるチームの氷室です。
三ツ星氷室
日光の天然氷をつくる三大氷室の3軒目は三ツ星氷室です。三ツ星氷室は、松月氷室と同じ今市にある、明治10年頃創業の氷室ですが、松月氷室と違い、伝統の氷作りと卸売りに徹しています。
日光で松月氷室の氷を使ったかき氷の名店
伝統の技が光る天然氷を使ったかき氷をあなたも食べたいと思ったのではないでしょうか。ここでは、日光で松月氷室の氷を使ったかき氷の名店をご紹介します。
松月氷室
日光で松月氷室の氷を使ったかき氷の名店1軒目は松月氷室です。松月氷室はかき氷の販売にも力を入れています。店内は明るく、一人でも入りやすい空間です。
かき氷は定番の味もありますが、変わり種も多く、「レインボーシロップ」や「いちごだらけ」など、松月氷室ならではのメニューがあるのも特徴です。天然氷を使ったかき氷はふわふわで、口に入れるとスーっと溶けていきます。
夏には3~4時間待ちになることもあるそうですので、早めの時間に行くことをおすすめします。営業は11時からですが、9時頃には整理券を配っています。整理券に希望のメニューを書き、先に会計を済ませるシステムです。
住所 | 栃木県日光市今市379 |
電話番号 | 0288-21-0162 |
メイプルリーフ
日光で松月氷室の氷を使ったかき氷の名店2軒目はメイプルリーフです。メイプルリーフは、日光金谷ホテル1階にあるコーヒーラウンジです。伝統と格式のある日光金谷ホテルで日光名産の天然氷のかき氷が食べられるとは贅沢です。
メニューは定番のイチゴの他、南高梅と赤紫蘇や、赤ワインを使った濃厚な味のブドウシロップなど、金谷ホテルのパティシエの工夫がにじむメニューもあります。
メイプルリーフは、金谷ホテルの蔵から発見された大正時代のレシピを復元した「100年カレー」が名物なので、あわせて楽しむのもおすすめです。また、かき氷はホテル宿泊者のみのサービスです。
住所 | 栃木県日光市上鉢石町1300 日光金谷ホテル1階 |
電話番号 | 0288-54-0001 |
日光茶屋
日光で松月氷室の氷を使ったかき氷の名店3軒目は日光茶屋です。日光茶屋は、手作り・作りたてにこだわり、かき氷を企業努力により、一年中出している甘味処です。通な方は寒い冬にも天然氷を目当てに訪れるそうです。
人気のメニューは「抹茶あずき」と「手作り酵素シロップなつおとめイチゴ」です。「手作り酵素シロップなつおとめイチゴ」のシロップは別添えできます。氷がふわふわで一気にかけると溶けてしまうので、少しずつかけて食べるのがコツです。
住所 | 栃木県日光市松原町253 |
電話番号 | 0288-53-2207 |
日光で四代目氷屋徳次郎の氷を使ったかき氷の名店
歌舞伎役者のような四代目徳次郎という名前に惹かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?ここでは、日光で四代目氷屋徳次郎の氷を使ったかき氷の名店をご紹介します。
カフェアウル
日光で四代目氷屋徳次郎の氷を使ったかき氷の名店1軒目はカフェアウル(CAFE OWL)です。カフェアウルは、日光霧降高原の大自然の中でレジャーを体験できる施設「日光霧降高原チロリン村」内にあるお店で、四代目氷屋徳次郎の直営店です。
メニューは栃木県名産のイチゴ「とちおとめ」味や「抹茶練乳あずき」、栃木県産はちみつを使用した「はちみつレモン」、栃木県産ブルーベリーを使用した「ブルーベリー」などがあります。
「日光霧降高原チロリン村」で遊んだ後は、冷たいかき氷に舌鼓をうってみてはいかがでしょうか。夏には待ち時間が発生する程人気のお店なので、早めに行きましょう。
住所 | 栃木県日光市所野1535-227 チロリン村内 |
電話番号 | 0288-53-2877 |
日光珈琲 御用邸通
日光で四代目氷屋徳次郎の氷を使ったかき氷の名店2軒目は日光珈琲 御用邸通です。日光珈琲 御用邸通は、日光駅から徒歩約20分の、静かなところにある古民家カフェです。
木の温もりが感じられるレトロな雰囲気の店内では、中庭を見ながらゆっくりとスイーツを堪能することができます。かき氷は氷の在庫がなくなる時期まで提供しています。メニューは栃木名産の「とちおとめ」や「梅」、「温州みかん」などがあります。
日光珈琲 御用邸通は、自家焙煎のスペシャリティーコーヒーや、手作りスイーツが自慢のお店です。天然かき氷と合わせて楽しむのもおすすめです。
住所 | 栃木県日光市本町3-13 |
電話番号 | 0288-53-2335 |
湯沢屋茶寮
日光で四代目氷屋徳次郎の氷を使ったかき氷の名店3軒目は湯沢屋茶寮です。湯沢屋茶寮は、日光駅から徒歩約15分のところにある、創業200年以上の老舗の和菓子屋さんです。酒まんじゅうが名物ですが、夏にはかき氷を求めて多くのお客さんが訪れます。
ソースが別添えでくるかき氷で、ソースの種類は、湯沢屋秘伝のこしあんを使用した「あんソース」や宇治産高級抹茶を使用した「抹茶ソース」、栃木県名産高級イチゴスカイベリーを使用した「苺ソース」などがあります。
ソースを2種類や3種類選んでかけたり、贅沢に全部かけたりすることも可能です。おすすめは、あん・抹茶・練乳の3種がけです。こしあんやソフトクリームのトッピングも可能です。
日光で三ツ星氷室の氷を使ったかき氷の名店
天然氷を使ったかき氷を全氷室制覇するのもいいかもしれません。ここでは、日光で三ツ星氷室の氷を使ったかき氷の名店をご紹介します。
日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗
日光で三ツ星氷室の氷を使ったかき氷の名店1軒目は、日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗です。日光さかえや 揚げゆばまんじゅう本舗は、たくさんのテレビやメディアの取材を受けている人気店です。
店内には所狭しとテレビの取材の様子や有名人のサインが並んでいます。生湯葉の刺身など、日光の名産品も販売しています。
揚げ湯葉まんじゅうを買い求める人が多いですが、夏はかき氷も負けてはいません。「いちご」、「メロン」、「ブルーハワイ」がありますが、おすすめは栃木名産「いちご」味です。いちごがゴロゴロと入っており、贅沢な気分を楽しめます。
住所 | 栃木県日光市松原町10-1 |
電話番号 | 0288-54-1528 |
つるや
日光で三ツ星氷室の氷を使ったかき氷の名店2軒目はつるやです。つるやは、鬼怒川温泉駅から徒歩約1分のところにあるいっぷく味処です。
1階が栃木名産品のお土産屋さんになっているので、気付かない方もいらっしゃるかもしれませんが、2階がレストランになっています。
かき氷は夏季限定で、メニューは「氷ミルク」や「氷あずき」、「氷宇治抹茶」、「氷宇治金時」などがあります。おすすめは、栃木名産「とちおとめ」や栃木県産「ゆず」を使ったかき氷です。「氷ゆず」は数量限定です。
住所 | 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1398 |
電話番号 | 0288-77-1423 |
すふぃんくす
日光で三ツ星氷室の氷を使ったかき氷の名店3軒目はすふぃんくすです。すふぃんくすは、東武ワールドスクウェアのエジプトゾーン内にある、スナックやスイーツを売るお店です。東武ワールドスクウェアは、世界各国の遺跡や建築物を再現したテーマ―パークです。
かき氷のメニューは、栃木県名産の「とちおとめ」や、栃木県産果肉入り「ブルーベリー」、栃木県産「ゆず」、マンゴー、コーヒーミルクなどです。フルーツがたくさんのった「フルーツ愛ランド」もおすすめです。
東武ワールドスクウェアの入場にはチケットがいるので、注意が必要です。東武ワールドスクウェアで思いっきり遊んで、かき氷を楽しみましょう。
住所 | 栃木県日光市鬼怒川温泉大原209-1 東武ワールドスクウェア内 |
電話番号 | 0288-77-1055 |
日光の天然かき氷が食べられる穴場スポット
日光の天然氷をつくる三大氷室のかき氷の名店をチェックしたら、穴場も気になるところです。ここでは、日光の天然かき氷が食べられる穴場スポットをご紹介します。
夏場は天然かき氷の名店では、行列ができていることも少なくありません。穴場ならそこまで並ばずに天然かき氷が食べられます。
並ぶのが嫌いな方は穴場こそ行ってみたいのではないでしょうか。穴場で天然かき氷を食べて、少し得した気分に浸ってみてはいかがでしょうか。
竜王峡食堂
日光の天然かき氷が食べられる穴場スポット1軒目は、竜王峡食堂です。龍王峡は、川治温泉と鬼怒川温泉の中間にある景勝地です。竜王峡食堂は、龍王峡駅から徒歩約1分のところにある、まさに天然かき氷の穴場スポットです。
かき氷のメニューはたくさんあり、自家製あんを使用した「宇治金時」や「あずきミルク」、生シロップの「とちおとめミルク」や「ピーチ」、「マンゴー」などがあります。
龍王峡でハイキングを楽しんだ後に食べる天然氷のかき氷は最高です!あなたも試してみてはいかがでしょうか。
住所 | 栃木県日光市藤原1357 |
電話番号 | 0288-77-1857 |
珈茶話
日光の天然かき氷が食べられる穴場スポット2軒目は、珈茶話(かしわ)です。穴場の駅「下今市」駅から徒歩約3分のところにあります。「下今市」駅は穴場とはいえ、鬼怒川線の終点駅で、鬼怒川温泉駅から特急で約30分です。
珈茶話では、四代目氷屋徳次郎の天然氷を使ったかき氷を食べることができます。季節ごとの食材を利用した自家製シロップのかき氷を提供しており、トマトやとちおとめ、和三盆などの味があります。
広々としてジャズが流れる店内はおしゃれな空間です。珈茶話では、猫ちゃんなどの形をした3Dのラテアートも名物です。ラテと一緒にかき氷を楽しんでみてはいかがでしょうか。
日光名産の天然かき氷を食べに行こう!
日光の天然氷をつくる三大氷室と、天然氷を使ったかき氷のお店をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。天然かき氷は氷室の伝統の技が光る天然氷があってこそできる究極のスイーツです。あなたも日光名産の天然かき氷を食べに行ってみてはいかがでしょうか。