九重の観光スポットランキングTOP25！自然を満喫できる人気の温泉も？

筋湯温泉や八丁原地熱発電所のすぐ近くにある「小松地獄」は、地球のエネルギーである、湧き出る蒸気や噴出する熱泥を観察できます。120度の熱泥が湧き立つ様子や、岩肌にこびりついた噴出物の結晶は、まさに地獄という名にふさわしい光景です。

1週徒歩約20分の遊歩道が整備されていて、遊歩道から外れると危険です。この地域は、冬になると気温が氷点下まで下がりますが、そんな時期にしか味わえない四季の風情があります。地獄から出る湯気が、樹氷や霧氷として美しい光景を描きます。

区域内は、湯気とともに硫黄のにおいが立ち込めています。温泉卵作成機があるので、卵を持参して温泉卵にトライする人もいます。

「龍門の滝」は、幅40mもある豪快な二段落としの滝です。1段目の滝は高さ20mから落ちる深い滝壷があり、 その滝壺から2段目の滝が流れ、岩壁を滑るように約50ｍの滝になっています。夏になると天然のウォータースライダーができる滝すべりの場所として有名です。

ウォータースライダーができる期間は、キャンプ場や食堂、土産物店が軒を連ねます。また、毎年7月に行われる「龍門の滝開きサマーフェスティバル」では、滝すべり大会やじゃんけん大会などで、子どもや若い人が多く集まり賑わいを見せます。

夏は滝すべりが風物詩となっていますが、春は新緑、秋は紅葉の名所としても知られています。「日本の滝百選」に選ばれている滝です。

地元農産物の直売所、食事処を有する里の駅です。九重ICを降りてすぐ、九重市役所の前にあり、まさに九重の玄関口となるスポットです。採れたての野菜や農産加工品、手作りの工芸品など、九重のお土産を買う場所として、多くの観光客が訪れます。

人気のお土産品として、ここのえ工房トマトケチャップや、ベリージュファーム手作りブルーベリージャムなどがあります。併設されている食事処「ふるさとキッチンかのん」では、九重"夢"ポーク丼や郷土料理、様々な軽食が揃っています。

施設内は、多機能トイレや、車椅子でも利用できる出入り口があるなど、バリアフリーになっています。駐車場も大きく、大型バスも立ち寄ることができます。

九重の特産品が並んでいるのはもちろんですが、大分県全体のグルメもあります。大きなしいたけや、天日干しのお米、かぼすを使用した加工品など、広い店内にはたくさんの商品が並んでいます。

「宝泉寺駅」は、かつて利用されていた旧国鉄宮原線の駅のひとつで、その後、和風建築宝泉寺駅歴史資料館として親しまれていました。現在では宝泉寺温泉観光物産館「宝泉寺駅」として、地元の人や観光客が訪れるスポットになっています。

採れたての農産品やお土産に最適な加工品が揃っていて、温泉宿がつくる駅弁も観光客に人気です。昔の駅舎の名残がある佇まいで、鉄道資料館が建物の2階に併設されています。2階にはイートインスペースもあるので、食事をしてホッと休憩できます。

2017年にオープンしたので、まだ行ったことがない人は要チェックです。お土産を買うのもよし、駅舎の伝統的な和風建築を見るのもよしな、新しいスポットです。

ランキング堂々の第1位に輝いたのは、壁湯温泉の一軒宿「福元屋」の天然洞窟温泉です。野趣溢れる露天風呂が自慢で、特徴ある5つの温泉があります。洞窟の底から温泉が湧きだす貴重な足元湧出の温泉で、目の前は川が流れ、緑豊かな景色が広がっています。

混浴風呂の洞窟温泉の奥には、女性専用洞窟風呂もあります。豊富な湯量で常に新鮮な温泉が足元から湧き出ていて、柔らかくぬる目のお湯になっています。岩がむき出しだったり、手掘りした洞窟風呂だったり、天然の姿を限りなくそのまま残した温泉です。

温泉の素晴らしさは元より、「福元屋」は、初めて訪れた人も思わず「ただいま」と言ってしまう程、懐かしさを随所に感じられる宿です。深い山奥のように静寂で、温もりある灯りで出迎えてくれる、昔ながらの日本の趣が詰まった場所です。

ここでもてなされる食事は、福元屋自家栽培のお米を温泉水で炊いた美味しいご飯や、地元の素材がふんだんに使われた料理です。田舎会席という名の通り、素朴＆贅沢な料理がたくさんの品数で並び、その手作りの味も宿の人気の理由となっています。