九重の観光スポットランキングTOP25！自然を満喫できる人気の温泉も？

続いて、ランキングの10位から6位を見ていきましょう。「九重といえばここ！」というような、観光スポットの中でもメジャーどころが続々登場します。九重初心者の方なら必ずおさえていただきたい、代表的な人気のスポットが並ぶランキングです。

筋湯・湯坪エリアの北西部に位置する「天ヶ谷（あまがたに）貯水池」は、九州電力が所有する発電専用のダムです。土を台形に盛り上げて造ったアースダムで「日本の近代土木遺産―現存する重要な土木構造物2000選 」に選ばれています。

標高1500mの湧蓋山が貯水池に映る景色が美しく、この素晴らしい景観を求めて多くの人が訪れます。天ヶ谷貯水池は別名「地蔵原ダム」とも呼ばれています。実は釣堀りもあり、九重の清流で育った山女魚（やまめ）や、ワカサギ釣りができます。

玖珠川流域の両岸約2kmに渡って断崖絶壁が続き、春には新緑、秋には紅葉の豊かな色彩を纏う「九酔渓（きゅうすいけい）」は、九重の中でも格別な美しさを見せてくれます。ヘアピンカーブの道路が多くあり、別名「十三曲がり」とも呼ばれています。

九重"夢″大吊橋や九酔渓温泉の行きがけに通る渓谷で、秋のシーズン時に行く際はかなり渋滞しますが、絶景を眺めながらのんびり気分で過ごしましょう。滝が見られるスポットや、食事処なども道中にあります。峠の展望台もあり、渓谷を見下ろす眺望が人気となっています。

「九重"夢"大吊橋」は、人が渡る吊り橋としては日本一の高さを誇り、標高777m、川床からの高さは173m、長さは390mの大きな吊橋です。360度見渡せる大パノラマに、足元には鳴子川渓谷の原生林が見えるなど、まさに天空の散歩道です。

吊橋はコンクリートや鉄骨で造られているので頑丈で、大きな揺れはあまりありませんが、中央部分は足元が格子網のようになっていてスリルが味わえます。地上から高い位置にあり、雄大な山々のど真ん中にいるので、鳥になったような爽快感を感じることができます。

九重"夢"大吊橋手前の広い駐車場前にある物産直売所です。九重のお土産のほか、新鮮な高原野菜などの地元農産物、農産加工品といった食材がたくさんあります。九重"夢"バーガーやソフトクリームなどテイクアウトOKなグルメもあり、店内やテラス席で食べられます。

長者原ビジターセンターを拠点として、自然研究路が整備された湿原です。その面積は中間湿原としては国内最大級で、マスガヤ、ツクシフウロ、ミズゴケなど貴重な湿原植物が群生しています。木道の散策道を進みながら、様々な植物を見ることができます。

誰でも気軽に訪れることができるタデ原湿原は、1周約2.5km、短縮コースや全域コースで散策を楽しめます。散策する前に長者原ビジターセンターで知識を習得すると、より植物の種類や生態が分かり、おもしろく散策できます。

九州横断の道「やまなみハイウェイ」は、別府から九重を通過し、熊本県の阿蘇郡南小国町を結ぶ、県道11号の愛称です。日本百名道に選ばれていて、くじゅう連山に抱かれた飯田高原一帯の草原が広がるなど、絶景が続くドライブコースとなっています。

日本でも有数のワインディングロードで、総距離は約50キロです。くじゅう火口に一直線に伸びる道路や、阿蘇外輪山の標高の高いところから地上を見下ろせるスポットなど、絶景ポイントが多数あります。

このやまなみハイウェイを通って、九重のさまざまな名所に向かうことができます。

いよいよランキングの上位になりました。九重にある数々の人気観光スポットを紹介してきましたが、もっとおすすめの場所がまだまだあります。5位から1位は、九重の観光地として、有名どころから新しいスポットまで並んだランキングとなっています。