浅草・浅草寺を参拝しよう!ご利益や御朱印のいただき方・アクセス情報も!

浅草・浅草寺を参拝しよう!ご利益や御朱印のいただき方・アクセス情報も!

都内最古の寺院であり、日本有数の観光地である浅草・浅草寺の魅力をお届けします。ご利益アップにつながる参拝方法や、御朱印のいただき方、凶が出やすいと言われるおみくじの意味、浅草寺へのアクセス方法まで一挙にご紹介していきます!

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    記事の目次

    1. 1.浅草寺の歴史は2人の漁師から
    2. 2.浅草寺のご本尊とご利益
    3. 3.浅草寺参拝までの境内おすすめポイントをご紹介
    4. 4.浅草寺でいただける御朱印
    5. 5.凶は強に通ず?浅草寺のおみくじは本当に凶が多い?
    6. 6.浅草寺の基本情報とアクセス
    7. 7.千年以上の歴史を伝える浅草寺にぜひお参りを

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    Photo by 柏翰 / ポーハン / POHAN

    浅草寺の本堂は、聖観世音菩薩(しょうかんぜおんぼさつ)をお祀りしていることにちなみ、観音堂とも呼ばれています。檜前浜成、竹成の兄弟の網にかかった聖観音像を土師中知が自宅を寺として奉安したことが、この本堂の始まりです。

    平安時代中期の942年には大規模な伽藍が整備されており、浅草寺の本堂はほぼ現在に近い形となったと考えられています。

    本堂の内陣の中央には御宮殿(ごくうでん)があり、その内部には厨子に納められたご本尊である聖観世音菩薩像が安置されています。

    Photo by small_0323

    浅草寺のご本尊は645年に「秘仏」と定められて以降、実物を見た人はいないとされています。857年に慈覚大師により「御前立ご本尊」が秘仏の代わりとして作られ、現在でも年に一度ご開帳の時に姿を現すのは、こちらの御前立ご本尊なのです。

    Photo by oectsai

    浅草寺本堂は幾度となく落雷や延焼、地震等により被災と再建が繰り返されてきました。1642年に徳川家光が願主となって再建された慶安の本堂が1945年の東京大空襲での焼失されるまで、300年に渡って最も長くご本尊を守ってきました。

    現在の本堂は慶安の本堂の形を基本にして、鉄筋コンクリート造りで再建されたお堂です。かつては本瓦が葺かれていましたが、安全強化のため、2010年に軽量のチタン瓦に葺き替えられました。このような浅草寺の歴史を感じながら本堂を見学するのもおすすめの楽しみ方です。

    Photo by Richard, enjoy my life!

    本堂の前には常香炉があります。身体の中の悪い部分にその煙を当てると、悪い所が良くなると言われています。頭に煙を当てると頭が良くなる、賢くなるとしてお子さんの頭に煙を当てている親御さんの姿もよく見られます。

    Photo by billmiky

    このようなご利益がありますが、参拝の前に煙を浴びると自分の汚れを落とし、心身のお清めをしてからお参りする事ができると言われています。更なるご利益アップを目指して、是非行なってみてはいかがでしょうか。

    お水舎で手と口を清めてからお参りを

    Photo by wongwt

    参拝をする前には、本堂の前、右側にあるお水舎で身を清めます。ここ浅草寺のお水舎には、かつて本堂裏の噴水に安置されていた、高村光雲作の龍神像が祀られています。お水舎に祀られている龍神や龍は、水を司る神様です。

    Photo by Kobetsai

    お水舎での作法について、ご紹介していきます。お水舎では、龍の口から柄杓に受けた一杯の水で、すべての作法を行います。

    まず、右手に柄杓を持ち左手を洗い清めた後、柄杓を左手に持ち替え、右手を清めます。その後、再度右手に柄杓を持ち替え、左手に水を受けて口をすすぎ、清めます。この時、柄杓には口を付けないようにします。最後に柄杓の柄を立てて、柄の部分に水を流して清め、元に戻します。

    浅草寺でいただける御朱印

    Photo by 顔なし

    神社やお寺を参拝したら、御朱印をいただくのも楽しみの一つです。浅草寺ではご本尊である聖観世音菩薩の御朱印と、大黒天の御朱印の2種類をいただくことができます。

    受付の際にどちらの御朱印にするか、希望を聞いてもらえます。もちろん、両方をいただくことも可能です。

    御朱印は、浅草寺本堂に向かって左隣にある「影向堂(ようごうどう)」というお堂の中の御朱印所でいただくことができます。朱印所という大きな看板が出ていますが、御朱印をいただく前にはきちんとお参りをしましょう。

    Photo by bethom33

    影向堂では、御朱印帳の販売も行っています。浅草寺で購入できる御朱印帳は、大きく分けて3種類あります。

    雷門等が蒔絵装飾で施されているオリジナルの御朱印帳(白・赤2種類、縦18cm横12cm)、金の龍がデザインされた御朱印帳(青・縦18cm横12cm、赤・縦16cm横11cmの2種類)、「坂東三十三観音霊場」巡礼用の御朱印帳(緑・金の2種類)の3種類が購入できます。

    金龍がデザインされた御朱印帳は、聖観世音菩薩が発見されたのを喜び、金の龍が現れたという伝承をもとにデザインされているそうです。

    Photo by Gaku@STUDIO-Freesia

    浅草寺は浅草七福神巡りの一つにもなっていることから、その七福神にちなんだ御朱印を頂くことができます。東京都内には七福神巡りのコースが20以上あると言われていて、浅草でも「浅草名所七福神」として江戸時代から親しまれています。

    浅草七福神巡りは9つの寺社を巡ってお参りをします。浅草寺の七福神は大黒天なので大黒天の御朱印をいただくことができます。

    「七福神」なのに9つの寺社があるのは、「九は数の極み」であり、陰陽道にもとづいた易においても「陽」であるので、縁起が良い数字とされているためだそうです。

    Photo by bethom33

    浅草寺での御朱印の受付時間は午前8時から午後5時となっています。浅草寺は平日でも混雑していますので、御朱印をいただきたい時は時間に余裕を持って出かけるのをおすすめします。

    近年では御朱印ブームもあり、参拝をせずに御朱印だけをいただきに行く方も少なくありません。御朱印はきちんと参拝をした証としていただける物ですので、御朱印をいただく前は必ず参拝を済ませましょう。

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    凶は強に通ず?浅草寺のおみくじは本当に凶が多い?

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