高千穂神社で日本創世に思いをはせる!神話のふるさとで古代の伝統に触れる旅

高千穂神社で日本創世に思いをはせる!神話のふるさとで古代の伝統に触れる旅

宮崎県の中でも、一際特別な響きを持つのが「高千穂」です。日本神話に出てくるほど、歴史ある有名な高千穂神社は、パワースポットとして人気です。高千穂神社なくして、現在の日本はないといっても過言ではありません。日本創世の舞台ともなった高千穂神社の魅力をご紹介します。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

記事の目次

  1. 1.高千穂の開運三社の一つ「高千穂神社」で願いを叶える!
  2. 2.1900年前に創建された「高千穂神社の歴史」
  3. 3.高千穂神社は「縁結び」のご利益があることで有名
  4. 4.高千穂神社の「本殿」「鉄造狛犬」は国の重要文化財
  5. 5.樹齢800年も!高千穂神社の名物「2本の大きな杉」
  6. 6.高千穂神社の名物・夜神楽「高千穂神楽」
  7. 7.高千穂神社の「お守り」と「御朱印」も大人気
  8. 8.観光客にも大人気の「高千穂神社」で願かけをしよう!

店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。

他に、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでのみこと)、豊玉姫命(とよたまひめのみこと)、鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、玉依姫命(たまよりびめのみこと)という6柱の総称です。

十社大明神は、神武天皇の皇兄である、三毛入野命(みけぬのみこと)とその妻子神9柱の総称です。御祭神からも、皇室との関係のある神社だということがわかります。

Photo byFree-Photos

また、高千穂神社は、天孫降臨の地である高千穂の88社の総鎮守となっています。孫降臨伝承と、高千穂固有の信仰に熊野修験の信仰も加わるなど複雑化し、高千穂独自の信仰が根付いています。

社伝以外に詳しい創建の情報などはありませんが、日本書紀や日本古事記などの日本神話に出てきており、謎に包まれたミステリアスな神社です。

Photo byqimono

天照大御神が天孫降臨の地として、神様が地上にアクセスする場所として、なぜ高千穂を選んだのかは、諸説ありますが、謎のままです。

謎が多くミステリアスな部分が、現代の人を惹きつけ、観光客が増えている理由にもなっています。

高千穂神社と「日本神話」

Photo by Gordon C 歌頓

高千穂神社と日本神話は切っても切り離せないものです。天孫降臨の地としても有名な高千穂神社は、御祭神にも、日本神話に出てくる神様を祀り、土地特有の文化も加えて、信仰しています。

天照大御神が、地上の無秩序を嘆き、孫の神である瓊瓊杵尊に地上の統治を命令したのは、有名な話です。瓊瓊杵尊が降臨したときの出来事が、「高千穂」という地名の由来にもなっています。

Photo by Kentaro Ohno

また、瓊瓊杵尊は、祖母であり、最高神、太陽神である天照大御神から授けられた、三種の神器である、八咫鏡と八尺瓊勾玉(やさかにのまがだま)、天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)持っていたともいわれています。

この三種の神器は、歴代の天皇に継承されてきたとされています。実際に、実物の八尺瓊勾玉は、皇居の「剣璽の間(けんじのま)」に保管されています。

八咫鏡は実物は伊勢神宮の中ですが、形代は「宮中三殿の賢所」にあり、天叢雲剣に至っては、実物は熱田神宮ですが、形代は八尺瓊勾玉と同じく、剣璽の間に保管されています。

Photo by puffyjet

このことにより、皇室と天照大御神との関係性が強いのもうかがえます。日本の創世記に欠かせない神様と、皇室との繋がりは、大変奥が深いものです。こうした背景もあり、高千穂神社は、今や日本屈指のパワースポットとして有名な観光地になっています。

高千穂神社は「縁結び」のご利益があることで有名

Photo byBessi

高千穂神社は、縁結びのご利益があると大変有名な神社です。高千穂神社で結ばれる縁は、強固であるともいわれます。高千穂皇神は、6柱の神様の総称ですが、高千穂皇神の関係性はとても完結です。高千穂皇人は一言でいうと、瓊瓊杵尊の「家族」のことを表しています。

天孫降臨した瓊瓊杵尊とその妻である木花開耶姫命、瓊瓊杵尊の子神である彦火火出見尊と妻である豊玉姫命、彦火火出見尊の子神である鵜葺草葺不合尊と妻である玉依姫命のことをいいます。

Photo byFree-Photos

言い換えると、お爺ちゃん夫婦、お父さん夫婦、息子夫婦になります。十社大名神も同じく、神武天皇の兄である三毛入野命と、その妻子神の9柱の総称で十社大名神です。

高千穂神社で頂けるご利益は、縁結びだけではありませんが、御祭神が全て夫婦神であることから、中でも縁結びのご利益を強く頂けると評判になりました。

人の世に存在する縁は、恋愛だけでなく、仕事であったり、金運であったりと、様々な形のものがあります。日本神話の主役であり、地上と天界の橋渡しをした瓊瓊杵尊一家に、ご利益を頂きに参拝してみて下さい。

鎮石(しずめいし)

Photo by gurov.mikhail

高千穂神社の境内には、有名なスポットがいくつかありますが、そのうちのひとつが「鎮石(しずめいし)」です。本殿の右横の方に回ると、鎮石はあります。この石に触れ、祈ると悩みや世の乱れが鎮められるという言い伝えがあります。

普段何も感じることがない人でも、高千穂神社の鎮石に手をかざすと、温かさやビリビリと電気の走る感覚がするといわれます。第11代垂仁天皇の命により、伊勢神宮と当高千穂宮が創建させられた際に、用いられた鎮石と伝えられています。
 

Photo by 乃良狗

高千穂神社は、伊勢神宮とも由縁のある神社です。茨木県にある、鹿島神宮にある要石と呼ばれる石は、高千穂神社から贈られたものです。天孫降臨の舞台となった場所から贈られた霊石は、鹿島神宮でもパワースポットとして有名です。

高千穂神社由縁の神社を観光する、御朱印巡りも楽しいプランではないでしょうか。御朱印は見返すことが出来るので、とてもよい観光の記念になります。

高千穂神社の「本殿」「鉄造狛犬」は国の重要文化財

Photo by Инариский

次のページ

樹齢800年も!高千穂神社の名物「2本の大きな杉」

こちらもいかがですか?

人気記事ランキング