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また、境内には、七徳福寿板木(しちふくとくじゅばんぎ)という板木があり、それを7回木槌で心を込めて力強く打つと、7つ願いが叶うと言われています。「コーン」と響く音は、参拝に訪れた人を一層神聖な気持ちにさせてくれます。
芸能だけでなく、健康や恋愛に関しても7つの願い事を叶えてくれると評判で、連日多くの女性が訪れています。御祭神は、猿田彦命(さるたひこのみこと)、天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦神です。
荒立神社は、日本神話にも記載されている、瓊々杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を受けてこの国に降臨する途中で、天孫一行を道案内をした猿田彦命と天鈿女命が結婚して住んでいた土地であり、切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造りました。
その為、荒立宮と名付けられたといわれています。この話から、猿田彦命と天鈿女命の仲睦まじい様子が伺えます。荒立神社は「神呂木山(かむろきやま)」に建っており、山自体が御神体だった場所なので、非常に強い神聖なエネルギーを頂くことができます。
御祈祷などは1ヶ月先まで予約がいっぱいなので、行かれる際には、前もっての予約をされるとよいでしょう。高千穂バスセンターから徒歩15分ほどの場所にあるので、アクセスは非常に抜群です。御朱印は書置きのもののみとなります。
祈祷の予約が1ヶ月先まで入っていますが、参拝時間の間に手が空くと、稀に宮司さんが御朱印を書いてくれることもあります。おすすめのお守りは、鎮め札といって、いろいろなものを鎮めてくれるお札があります。
巫女さんがいる御守り販売所には、並んでいないことが多いため、神職さんに尋ねてみる必要があります。拝殿近くにある、鈴のお守りもおすすめです。一つ一つ手作りで作られている鈴は、とても綺麗な音色で、魔を払ってくれます。
古事記や日本書紀にも記されている、天岩戸神話の話は有名です。その昔、高天原には天照大御神をはじめとする神々が暮らしていました。しかし、天照大御神の弟である素戔嗚命の悪ふざけは酷く、素戔嗚命に激怒した天照大御神は、天岩戸に隠れてしまいます。
太陽神である天照大御神が隠れてしまったことにより、世界は真っ暗で作物も日が当たらず枯れ果ててしまいます。困ったことになったと、八百万の神様は天安河原(あまのやすかわら)に天安河原集まり、天照大御神を岩戸から出す方法を相談し、実際に色々なことを試しました。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)が、岩戸の前で踊り、それを周りの神々が楽しそうに笑いながら騒ぎ立てます。すると、岩戸の中に隠れていた天照大御神は、自身がいなくなって困り果てているはずなのに、外から楽しそうな声が聞こえます。
不思議に思ったので、戸を少し開けて外を覗きます。神々は、騒いでいる理由を伝え、「あなた様より美しく立派な神がおいでになりました。お連れします」と言い、八咫鏡で天照大御神の顔を写します。
自分の顔だと分からなかった天照大御神は、もう少しよく見てみようと、扉を開いて体を乗り出したその時、思兼神(おもいかねのかみ)が、天照大御神の手を引き、岩の扉を手力男命(たぢからおのみこと)が開け放ちます。
そうしてようやく、天照大御神に天岩戸から出て貰うことができ、世界が再び明るさを取り戻したといわれている話です。
開運三社と呼ばれるもう一つの神社が「天岩戸神社」です。 その天照大御神が隠れたとされる洞窟が、天岩戸神社のご神域になっています。観光バスや、自家用車で訪れると、天岩戸神社の駐車場では、手力男命が、天岩戸を取るシーンを再現された像がお出迎えをしてくれます。
天岩戸神社は、天照大御神が隠れた、天岩戸を御神体としています。その為、本殿がありません。代わりに「天岩戸遥拝所(あまのいわとようはいじょ)」と言われる場所があり、離れた場所から天岩戸を直接拝むことができます。
普段は神域なので立ち入ることができませんが、社務所で申し込みをすると、御神体のある天岩戸を神主さんが案内してくれます。写真撮影は禁止ですので、マナーはしっかりと守りましょう。
大型連休にアクセスをお考えの場合は、参拝時間内は観光客の人で大変混み合うので、しっかりと余裕を持って訪れられるプランを組まれる方が良いでしょう。