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高村光雲は積極的に西洋美術を学んで、衰退しつつあった木彫に写実主義を取り入れて復興した人物として有名で、代表作として、上野恩賜公園の西郷隆盛像や皇居前広場の楠公(楠正成)像などがあります。
「山門」
長野・善光寺の見どころ2つ目は、本堂手前で参詣者を迎える「山門」です。高さ18メートル、幅20.4メートル、奥行き8メートルの二層入母屋造りの大楼門で、先ほどご紹介した仁王門よりも更に大きな門となっています。
国の重要文化財
山門が完成したのは寛延3年(1750年)で、国の重要文化財にも指定されています。大正から昭和にかけての修理で檜皮葺きとなっていましたが、平成19年(2007年)の修復工事により、創建当時と同じ栩葺き(とちぶき)の屋根に戻されました。
「本堂内陣」
長野・善光寺の見どころ3つ目は、山門を抜けた先に鎮座する本堂です。特に見どころなのは百五十畳敷きの広大な畳の空間、「内陣」です。
ここでは秘仏のご本尊が安置されている、瑠璃壇を間近で見ることができます。また、江戸時代には善光寺に参詣に訪れた信徒がここに寝泊りをしていたそうです。
「不滅の常燈明」
瑠璃壇の手前にかかる戸張の前には、「不滅の常燈明」という三基の六角灯篭が置かれています。この灯篭は昼夜分かたず一日中明りが灯され、ご本尊の前を照らし続けています。
善光寺縁起によると、この灯篭は善光寺如来(善光寺のご本尊である阿弥陀如来)から下されたものとされていて、善光寺にとっては特別な灯篭だと言われています。
特別な灯篭というだけあって、とても立派で美しい灯篭ですので、本堂内陣を拝観される際にはぜひ見ておきたいおすすめの見どころポイントです。
「お戒壇巡り」
長野・善光寺の見どころ4つ目は、先ほども少し触れた「お戒壇巡り」です。現在は何の準備も必要ありませんが、かつては経帷子(きょうかたびら)に草鞋(わらじ)、白木の数珠という死装束で、念仏を唱えながら行っていたそうです。
「極楽の錠前」
本堂の地下の少し先も見えない真っ暗な回廊を手探りで進み、一番奥(ご本尊の真下)の「極楽の錠前」に触れることで、極楽往生の約束が頂けます。
「経蔵」
長野・善光寺の見どころ5つ目は、「経蔵」です。宝暦9年(1759年)に建立された宝形造(ほうぎょうづくり)のお堂で、こちらも国の重要文化財に指定されています。
「経蔵」は高さが13.5メートル、間口と奥行きが11.5メートルあり、内部には八角形の「輪蔵」があり、その中に主要な仏教の経典を集めた一切経が収められています。
この「輪蔵」は押して回すことができる構造になっていて、回すと一切経を読破したのと同じ功徳が得られると言われています。
なお、経年劣化により、2008年4月から9年にわたって一般公開が中止されていましたが、2017年9月に修復工事を終え、再度一般公開されるようになりました。
「輪廻塔」
「経蔵」の前には「輪廻塔」という石柱が立っていて、こちらも善光寺の見どころの1つです。この石柱の中央にはめ込まれた回すことで、極楽往生ができると言われています。「経蔵」に目が行って見落としがちですが、「輪廻塔」の方も忘れずに立ち寄りましょう。
住所 | 長野県長野市長野元善町491 |
電話番号 | 026-234-3591 |
長野・善光寺の周辺の人気観光スポット
ここでは長野・善光寺周辺の人気観光スポットをご紹介します。桜の名所「城山公園」、長野の自然を満喫できる「戸隠森林植物園」、長野県唯一の県立博物館「東山魁夷館」です。