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宮崎県のパワースポット「高千穂」とはどんな観光地?
宮崎県の高千穂町は、パワースポットの町として有名な観光地です。高千穂町は、宮崎県の北端部に位置しており、西北部は熊本県・北東部は大分県に隣接しています。高千穂町の西部から南東部にかけて、全長約106キロメートルの五ヶ瀬川が流れているのが特徴です。
宮崎県の高千穂町は、日本神話の舞台となった場所や逸話が多く存在しており、神秘的な地形をしている場所が多くパワースポットの町として多くの観光客がパワースポット巡りに訪れています。
宮崎市からは、120キロメートル・熊本市からは80キロメートル離れており、宮崎市から直通する交通機関がないため、以前は片道に3時間以上かかる場所でした。
近年では、高速道路などが整備されたこともあり、宮崎市からは2時間ほど、熊本市からは1時間30分ほどで到着できるようになりアクセスが良好となったことで観光客も年々増加しています。
高千穂に関する「神話伝説」とは?
宮崎県の高千穂エリアは、「神々の里」とも呼ばれており日本神話にまつわる伝説が数多く残されていすので、紹介していきます。
1つ目は、神々の誕生に関する「おのころ島」の伝説です。天地の始まりと共に神々は徐々に姿を現していますが、最後に現れた神が伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)と男女の神様です。
神々は国を作り固めよと命じ、天の沼矛を授けたとされており、天地の間に架けられた天の浮橋の上に立ち、矛で海をかき混ぜた際に滴り落ちた潮水が積もり固まって出来たのが「おのころ島」と言われています。
伊弉諾尊(イザナギノミコト)と伊弉冉尊(イザナミノミコト)は、夫婦の契りを結び神々を生み、最後に伊弉冉尊(イザナミノミコト)は火の神様を生んで大火傷を負い黄泉の国へと旅立ちます。
伊弉冉尊(イザナミノミコト)の後を追い黄泉の国へ赴いた伊弉諾尊(イザナギノミコト)ですが、死者のように変わり果てた伊弉冉尊(イザナミノミコト)を見て引き返し、阿波岐原で禊ぎをしています。
禊の際に左目を洗うと太陽神天照大神(アマテラスオオミカミ)が、右目を洗うと暦神月読命(ツクヨミノミコト)・鼻を洗うと風雨神素戔嗚尊(スサノオノミコト)が生まれたと言われています。