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外観は焼失前の様子をほぼ忠実に再現しており、日本最後の日本式城郭を残しました。松前城の内部は現在松前城資料館として利用されています。松前城の復元工事の完成した際の式典が行われた際には、藩主の子孫も訪れ、旧城下町で大名行列が行われました。
現在は松前城と周辺のエリアは松前公園として整備されています。公園には珍しい品種を含む250種類近くの桜が、1万本ほど植えられています。
見事な景観から、日本さくら名所100選に選定されており、2か月の長い期間お花見ができる全国屈指の桜の名所となっています。
天守閣の本格的な復元の検討が行われるようになり、論議を本格化させていました。2011年の耐震診断で天守閣が「国の耐震基準を下回っている」とされたため、補強か復元かの判断が必要になりました。
度重なる議論を重ねた結果、2018年に2035年完成をめざした、松前城の木造による復元計画が立ち上げられることになりました。
「松前城」という呼称について
松前城は、北海道松前町にある日本最後の日本式城郭として知られていますが江戸幕府が公式にしていた名前は松前城ではなくて「福山城」という名前でした。
江戸時代、福山城とつけられていたにも関わらず松前城と呼ばれ名前が広まることになった背景には、江戸時代のころから、備後福山城という名前のお城が存在していた為、間違いを防ぐため町民が松前城と呼んでいたことから名前が定着することになりました。
三重三階の層塔型となる福山城(松前城)ですが、築城されたころ松前城の付近は「福山台地」と呼ばれていたことが記録として残されています。
このことから福山城と言われるようになったという説が有力ですが、背後の山を福山と呼んでいたからという説もあり、明確な名前の由来はわかっていません。
松前城と呼ばれるようになったのは、松前家の初代藩主である松前慶広により慶長5年から11年にかけて築城されたことから初代藩主の名前を取り松前城とつけられたと言われています。城下町の人々は「松前城」と呼んでおり、それが現在でも使われています。
「松前城」へのアクセス
松前城へのアクセス方法は、JR木古内駅から松前行きのバスで行くことができます。バスの乗車時間は約1時間30分となります。下車するバス停は「松城」停留所で料金は1250円です。バスを降りた後は徒歩約7分ほどで松前城に到着することができます。
函館駅からJR木古内駅へまでは、特急に乗り約40分でアクセスで到着します。JRの運賃は、乗車券の840円と特急自由席510円の合計1350円です。特急指定席を利用する場合、指定席の料金は1230円になっており、合計2070円となります。
函館駅やJR木古内駅からレンタカーなどの車を利用しても松前城へのアクセスは可能です。JR木古内駅からバスを利用すると、1時間30分ほどかかりますが車を利用すると1時間かからないぐらいで到着できます。
函館駅からも時間は2時間ほどになり公共交通機関を利用する場合に比べて1時間ほど時間を短縮することができます。海沿いをドライブしたり、寄り道をしながら旅を楽しみたい方には、車でのアクセスをおすすめします。
松前城で外せない「見どころ」
北海道を巡る旅で、松前城を巡る際に外せない見どころについて紹介していきます。日本最後の日本式城郭である松前城は、見どころがたくさんありますので北海道を巡る際には是非旅行のプランに入れて見どころを楽しんでください。