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「南国土佐をあとにして」の石碑
「南国土佐をあとにして」の石碑は高知市内のはりまや橋など何ヶ所かにありますが、五台山の五台山公園の入り口にあるものは1952年に建立されたものです。
「南国土佐をあとにして」は民謡(歌謡曲)で、中国大陸に出兵した鯨部隊の兵士たちの中で故郷を思い歌われていた曲とされています。この部隊は土佐出身者が多く、戦後に高知県に持ち込まれ郷土の歌として定着しました。
五台山の五台山公園にある石碑には歌詞は刻まれておらず、歌の所縁が刻まれています。戦後はペギー葉山さんによって歌われ、平和への祈りの歌となっています。
高知の五台山の「成り立ち」
五台山公園がある五台山は以前は大島と呼ばれていましたが、僧の行基が竹林寺を建立する際に中国の聖地である五台山に似ている山を発見し、そこを五台山と名付けたと言われています。
五台山はかつては海に囲まれた無人島でしたが、のちに陸と繋がりました。明治時代に公園となり、今のように整備されたのは昭和の戦後になってからです。
高知の五台山公園は「桜やツツジの名所」として大人気
五台山は標高がそれほど高くもないので、五台山公園まで登山をしてのんびりお弁当を食べたるといった1日を過ごすのもおすすめです。
五台山は植物も豊富で、桜やツツジ、ツバキ、モミジなど様々な樹々を見る事が出来ます。桜やツツジの名所として知られ、春の桜の時期には一面のピンクに染まり、秋の紅葉の時期には山が真っ赤に色付きます。
春や秋のシーズンにはいつも以上に五台山に人々が訪れるため混雑しますが、植物が美しいこの時期に訪れる価値は充分にあります。その際はぜひ展望台からも絶景を眺めて下さい。
春の桜の時期や秋の紅葉の時期に登山をする方へ、おすすめのルートを1つご紹介します。麓にある高知県護国神社に五台山への登山道があります。
最初は石段の登山道を登っていくと、31番札所の竹林寺へ到着します。竹林寺を参拝したら、また石段の道を通りテレビの鉄塔を通り過ぎると五台山の五台山公園に到着します。
五台山公園でゆっくりと景色やお弁当を食べて休憩した後は、お隣にある県立牧野植物園へ移動して、様々な植物と景色を見て癒しの時間を過ごすのもおすすめです。
高知の五台山展望台からの夜景は必見
五台山の五台山公園は夜景スポットとしても知られています。公園は24時間開放されているため、夜になると夜景を見ようとカップルが多く訪れます。
展望台は少しせり出した感じになっているため視界を遮るものがなく、眼下に広がる高知市内の夜景はとても幻想的です。遠くには浦戸湾に行き交う船の灯や、灯台の灯なども見る事が出来ます。
20時〜21時に五台山へ夜景を見に来る人が多いので、静かに夜景を見たいと言う方は少し遅めの時間に訪れることをおすすめします。
五台山公園の展望台までの道は暗いので足元には充分注意して下さい。夜景を見にいく際はライトを持っていくと展望台まで安心していく事が出来ます。