毛利家の名城・萩城をご紹介!三の丸北門屋敷・城下町や世界遺産の見どころも?

毛利家の名城・萩城をご紹介!三の丸北門屋敷・城下町や世界遺産の見どころも?

今回、ご紹介するのは山口県萩市にある「萩城」です。萩城の周辺地区は、2015年に世界遺産に認定されました。萩城周辺には歴史的建造物が現存しており、三の丸北門屋敷をはじめ、江戸時代に作られた城下町を見ることができる人気の観光地です。

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    記事の目次

    1. 1.「萩城」はマニアも必見の観光名所!
    2. 2.萩城の見どころ「現存のものや旧跡」
    3. 3.萩城の見どころ・天守台跡の背後にそびえる「指月山」
    4. 4.萩城の「町並み」も重要伝統的建造物群保存地区
    5. 5.萩城の「城下町」は世界遺産!有名な観光スポットは?
    6. 6.萩城を見たら「三の丸北門屋敷」でステイがおすすめ
    7. 7.「萩城」を訪れて歴史のドラマを思い浮かべよう!

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    Photo by ume-y

    萩城を観光する上での見どころは、本丸の石垣や、二の丸にある厚狭毛利家萩長屋、三の丸北門屋敷など以外にもあります。

    ここでご紹介する萩城の見どころは、詰め丸の跡地です。詰め丸は本丸の跡地と同じように、建物はすべて取り壊されています。しかし、現在でも詰め丸の石垣や飲料水用の貯水池、石切り場が残っています。

    指月山は登山コースが整備されており、詰め丸の跡地まではおよそ20分ほどで到着します。萩城の歴史を肌で感じることが出来るので、ぜひ訪れてみてください。

    萩城跡指月公園に咲き乱れる「四季の花々」

    Photo byftanuki

    「萩城跡指月公園」では、春にはサクラを見ることができ、夏にはハナショウブ、秋から冬に掛けては紅葉など、四季に応じた美しい花々を楽しめます。

    中でも萩城跡指月公園のサクラは、一番の見どころでしょう。サクラにも様々種類がありますが、萩城跡指月公園で見ることができるのは、ソメイヨシノとミドリヨシノです。

    特にミドリヨシノは、山口県の天然記念物に指定されており、萩でしか見ることができないサクラなのです。また、夜にライトアップされたソメイヨシノも見どころのひとつですので、ぜひ訪れてみましょう。

    住所 萩市堀内1-1
    電話番号 0838-25-1826(指月公園料金所)

    萩城の「町並み」も重要伝統的建造物群保存地区

    Photo by Kuruman

    本丸や厚狭毛利家萩屋敷長屋、三の丸北門屋敷などを含む江戸時代の風景が残る建物群は、1976年に全国で初めての重要伝統的建造物群保存地区に指定されました。

    重要伝統的建造物保存地区に指定され、江戸時代からの町並みを守ってきたからこそ、2015年に世界遺産として認定を受けられたのです。

    萩城の周辺を観光するのなら、江戸時代の風景が色濃く残る町を、のんびりと散歩してみるのもよいでしょう。

    萩城や城下町を囲む様に流れる「橋本川」も雰囲気あり

    Photo byprofjcb

    「橋本川」では、萩八景遊覧船が運航しており、船の上から萩城の城下町を見られます。遊覧船の乗降地は萩城跡横にある指月橋付近です。遊覧船は指月橋を出発して、世界遺産の萩城下町や重要伝統的建造物群保存地区を巡り、およそ40分かけて乗船地へ戻ってきます。

    天候がよければ海へ出て、大河ドラマの舞台にもなった「女台場(おなごだいば)」や、沖合いにある火山によってできた「萩六島」という平らな島々が見られます。

    また、通常のコースとは別に、箱メガネを使って海の中の生物を観察する「日本海観賞コース」や、橋本川の土手沿いに咲く桜を観賞する「桜観賞コース」、同じく橋本川の土手沿いを行く「桜紅葉観賞コース」など季節によって見どころ満載のコースを巡ることが出来ます。

    住所 萩市堀内122-1(指月橋そば・萩城跡入口付近)
    電話番号 0838-21-7708

    萩城の「城下町」は世界遺産!有名な観光スポットは?

    Photo by alberth2

    2015年に世界遺産に認定された萩の城下町には、長州藩の藩士で幕末の主要人物とも言える「高杉晋作」や「木戸孝允」の生家が現存していて、見学することが可能です。

    また、高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文、山県有朋など、明治維新や明治政府における重要人物たちが、松田松陰の下で、僅かな期間ではあったものの勉学に励んだ「松下村塾」もあります。このように萩城の城下町には様々な見どころがあるのです。

    高杉晋作誕生地

    Photo by alberth2

    「高杉晋作」は柳生新陰流剣術の免許皆伝の実力をもっていました。1857年には、松田松陰の松下村塾に入り、久坂玄瑞、吉田稔麿、入江九一とともに「松下村塾四天王」と呼ばれたり、久坂玄瑞と「松門の双璧」と呼ばれたりと、文武に傑出した才能を持った人物だったのです。

    高杉晋作は、1862年に清(現在の中国の上海)へ渡航し、清が欧米の植民地化している実情を知りました。帰国後、世界の実情に危機感を抱き、奇兵隊を組織したのです。その後、討幕運動に尽力しますが、肺結核を患い27歳という若さで、この世を去りました。

    「高杉晋作誕生地」では、高杉晋作の写真などが展示されています。不定期で閉館していますので、見学をしたい方は、必ず事前に確認をとりましょう。

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    萩城を見たら「三の丸北門屋敷」でステイがおすすめ

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