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一蘭を更においしく!おすすめの食べ方を徹底解説!
一蘭はもともとは会員制のラーメン屋という類稀なる歴史があった店で、その当時は作り手が一蘭に食べにくるラーメンの好みを全て記憶して、一杯ずつ客の好みに合ったラーメンを提供していたのだそうです。
一蘭の代表である吉富氏が、アルバイトで働いていた食堂の店長は、腕はいいけれどギャンブル好きで時々厨房から抜け出して遊びに行ってしまう癖がありました。
吉富氏は店長がいない間も食堂に来るお客のために、料理を覚えて注文されたものを店長の代わりによく作っていたのですが、店長が作っていないとわかると、店の客たちは「まずくはないけど、やっぱり店長の物とは違うな」と意見をしたのだそうのです。
でも、店長の作ったものだと言って客に出すと、「やっぱり店長の味は違う」と客がベタ褒めをするので、吉富氏は客によっては見た目で食べ方を判断する人がいると言うことに気づき、この経験を生かして「味集中カウンター」を作りました。
味集中カウンターに座った客は、左右を衝立で仕切られ、正面の厨房にも暖簾がかかっていて店員の顔すら見えないのです。この食べ方だと客は「誰が作ったか」という余計なことを考えずに、自分が注文したラーメンの味にのみ集中できるというわけです。
味集中カウンターは、「替え玉」を頼むのが恥ずかしい、食べているところを見られるのが嫌だという女性客にとっても嬉しいラーメンの食べ方です。一蘭の女性客は、他のラーメンショップに比べるとずっと多く、人気があります。
自分の好みの食べ方のラーメンを注文するのに、一蘭の味集中カウンターに着席したら、客はそれぞれオーダー用紙に、味の濃さ・こってり度・ニンニク・ネギ・チャーシュー・秘伝のたれ・麺の硬さを自分の好みの食べ方で選択して記入をします。
一蘭では、同じ麺ととんこつスープ、ダシを使って、茹で具合やスープの味わい、トッピングを客それぞれの好みの食べ方に合わせて調節してくれるのです。「味集中カウンター」で集中して味わえる、客が好む食べ方の一蘭のラーメンを提供してくれます。
一蘭のラーメンのおすすめの食べ方・頼み方
一蘭のラーメンを初めて食べる人にとっては、何をどんな具合にすれば良いのか途方に暮れてしまうこともあるでしょう。一蘭のラーメンのおすすめの人気があるおいしい食べ方・頼み方をご紹介しましょう。
一蘭のラーメンのオーダー用紙には、どれにも「基本」とされるチョイスが真ん中にあって、そこからどの程度にカスタマイズをするかというチョイスが分かれています。
全て「基本」を選べば失敗はまずありませんが、一蘭が大好きでよく利用している人たちのおすすめのおいしい人気の食べ方・頼み方を見てみましょう。
スープの好み
一蘭のラーメンのスープには、「味の濃さ」と「こってり度」を注文するチョイスがあります。一蘭のスープの味の濃さは、「うす味」「基本」「濃い味」と三つありますが、出汁の量を増やすと「濃い味」とんこつスープの量を増やすと「うす味」になると覚えておいてください。
一蘭のラーメンに限らず、とんこつ味が好きな方は「うす味」の食べ方を、逆に豚の匂いが気になる方は「濃い味」の食べ方を選んでください。スープの全体量は変わりませんが、「濃い味」にすると「とんこつの風味」が薄まり、「うす味」にすると「とんこつの風味」は強くなります
そして「こってり度」はスープの表面に浮いている油の度合いが変わります。脂っこいスープがお好みの方は「こってり」「超こってり」の食べ方を、カロリーの気になる方、油を控えたい方は「あっさり」もしくは「なし」を選ぶこともできます。
人気のトッピングは?
一蘭のラーメンのトッピングは、オーダー用紙には「ニンニク」「チャーシュー」「ネギ」「秘伝のたれ」の4種類があります。トッピングによっても一蘭のラーメンの食べ方は大きく変わってきます。
一蘭の基本のラーメンのトッピング「ニンニク」は、この後のスケジュールでもし匂いが気にならないようでしたら必ず1片は入れる食べ方がおすすめ!と言われています。
「チャーシュー」はもちろんお好みもあるでしょうが、やっぱりとんこつラーメンにチャーシューは基本の食べ方でしょう。そして「ネギ」は、なし・白ネギ・青ネギとありますが、白ネギと青ネギを半々で頼む食べ方が裏ワザと言われています。
白ネギと青ネギを両方半々でお願いしたいけど、オーダー用紙には、なし・白ネギ・青ネギとしか書いていないがどうやって?と迷われるのもごもっともです。オーダー方法はとても簡単です。白ネギ・青ネギの両方に丸をつければ、店員さんはちゃんと理解してくれます。
「秘伝のたれ」の量の選択は一蘭のラーメンの味を見事にパワーアップする食べ方です。「秘伝のたれ」は大変人気があって、その作り方は極秘とされています。
辛いものがあまり得意でない方は「なし」にするにはちょっともったいないので、「秘伝のたれ」1/2量で試してみてください。
逆にスパイシーが大好きな方は最高10倍まで無料で「秘伝のたれ」を増量してもらうことができますが、2倍以上は一蘭のラーメンの味わいを殺してしまうと感じる方もいるようで、美味しいおすすめとは一概に言えないようです。
そして箸袋には「半熟塩茹でたまご」「キクラゲ」「オスカランの酸味」のトッピングもあります。「茹で卵」はお口をリセットするパワーがあると言われています。替え玉を食べる時、秘伝のたれをスープに溶かして食べる時など、お口の中をリフレッシュしてみましょう。
「オスカランの酸味」はポン酢風味の黒酢です。とんこつラーメンにオスカランの酸味を入れると、とてもさっぱりした美味しい味わいになるとおすすめです。
麺のかたさ
とんこつラーメンの麺は「かため」が良いと言われています。もともととんこつラーメンは長浜の魚市場で働く人のために、短時間でさっと茹で上がる「細麺」をつけるようになりました。
そして、スープにつけているうちに伸びてしまうので「かため」に茹でてあり、替え玉を追加できるように一回分の定量が少なめなのだそうです。
なので、一蘭の細めの麺を「かため」で食べるのがやっぱり一番美味しいと言う人がほとんどです。超固めにするとお腹を壊す人もいるそうなので、「かため」の茹で具合ががおすすめの食べ方です。
一蘭はラーメンだけじゃない!ご飯のおすすめの食べ方
一蘭はラーメン屋ですが、実はおすすめはラーメンだけではないのです。ラーメンを食べ終わったスープと追加注文した「ネギ」をご飯にかけて食べるととんでもなく美味しいと言う食べ方が、一蘭が大好きで通い詰めている人たちからよく聞かれます。
一蘭でラーメン以外に注文できるものは何かと言うと「ご飯」です。なんでラーメンを食べているのにご飯?と首を捻る方もいらっしゃるかもしれませんが、「ラーメンライス」と言う注文の仕方があるように、ラーメンとご飯はとても相性が良いのです。
ちょっとお行儀が悪いと気にされる方もおいでになるかもしれませんが、「味集中カウンター」は両隣のお客にも店員さんにも食べてるところを見られない、プライベート空間です。ご興味のある方は是非この食べ方を試してみてください。正直言って極旨の極みだそうです。
一蘭のおすすめのおいしい食べ方をマスターしよう!
一蘭のラーメンがあまり美味しくないとおっしゃる方のほとんどが、注文方法に問題があると言われています。一蘭は会員制のラーメン屋から始まった店なので、ラーメンの味については素晴らしい定評があります。美味しい食べ方を工夫して、一蘭のラーメンを楽しみましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。本記事の情報は2022年8月17日時点のものです。