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ワークマンの裾上げサービスを詳しく説明
作業服専門店・ワークマンでは、さまざまなカテゴリーのズボンを扱っています。高品質・高機能・低価格が魅力のワークマン作業服は、建築や土木などの現場作業服のほかにも、工場、飲食、衛生などさまざまな分野の作業服があります。
このような現場の作業服は、体にフィットしていることが安全作業につながるのですが、ズボンの調整はとても難しいです。
そもそもワークマンで扱うような大量生産の作業服は、裾上げすることを前提にデザインするため、一般的に丈を長めにとっています。そのため他店でも作業服を専門に扱っている場合は、裾上げサービスを行う店舗が多いです。
もちろんワークマンでも裾上げサービスを実施しているので、サイズに合わせて商品を選び、足の長さに併せて裾上げすることもできます。ただしワークマンの裾上げサービスは、利用前に確認しておくべきことがいくつかあります。
ワークマンの裾上げサービスの料金は?
ワークマンに限らず、他店でもズボンの裾上げサービスの料金は店舗ごとに異なります。裾上げサービス実施店舗が多い紳士服店を例に挙げても、無料で裾上げができる店もあれば、全商品有料で裾上げを実施する店もあります。
また裾上げと一言でいっても、加工方法は1種類とは限りません。そのため無料で裾上げを実施している店舗でも、「特殊な縫い方での裾上げは有料」「特殊素材の裾上げは有料(特にストレッチ素材に多い)」などがあります。
そこでワークマンで裾上げをした場合の料金についてワークマン公式WEBサイトで調べたところ、「料金は直接店舗にお問い合わせください」となっていました。
「全国各地に店舗を構えるワークマンが、なぜ裾上げサービスの料金を一律にしないのか」という疑問がわきますが、その理由にあるのが「ワークマンの店舗システム」です。
確かに全国に店舗を構えるワークマンですが、その中にはワークマン直営店とワークマンフランチャイズ店があります。ワークマン直営店はワークマン本部が運営・管理する店舗なので、サービスなどは基本的に一律です。
ところがワークマンフランチャイズ店の運営・管理は、ワークマン本部ではありません。フランチャイズ契約の内容に基づいて運営されていますが、サービスの内容やスタッフの採用、休業日などの決定権は、基本的に店舗のオーナーのものです。
そのためワークマンフランチャイズ店の中には裾上げサービスを実施していない店舗もありますし、裾上げも無料サービスと有料サービスに分かれます。
さらに有料で裾上げを実施する店舗の場合も、裾上げ料金の設定は店舗によって異なるというのが実情です。このような事情もあるため、ワークマンの裾上げ料金を調べたい場合は、商品購入予定の店舗情報の確認が必要になります。
店舗によってバラつきがある
裾上げの出来栄えは、ワークマン店舗によって異なると考えておいた方が良いでしょう。そもそも裾上げは、店舗独自のオプションサービスです。そのため「有料だから出来栄えが良い」とか「無料だと仕上がりが雑」ということはありません。
無料裾上げサービスでも早くてきれいに仕上げるワークマン店舗もあれば、有料裾上げサービスなのに見た目がやや雑なワークマン店舗もあります。
ただしワークマンで裾上げサービスを依頼すると、加工方法はすべて直線縫いです。ですから見た目に多少違いがあっても、裾上げによって商品の質や機能が低下することはありません。
そうはいっても裾上げ処理を行うのはワークマンスタッフですから、裾上げが上手なスタッフが裾上げを担当すれば、無料・有料関係なくきれいに仕上げてもらえます。
逆に基本的な裾上げしかできないスタッフが担当した場合、「縫い目がまっすぐではない」「裾上げの糸処理が雑」などが起こる可能性もあるのです。
なお裾上げを有料サービスとして提供しているワークマン店舗では、1商品あたり300円~500円で裾上げサービスに対応しています。ただし他店からの持ち込み商品は、直営店・フランチャイズ店とも対応不可です。
ワークマンのオンライン店舗から購入した商品も対象
ワークマンには、実際にワークマン店舗に行かなくても商品の購入ができる便利なサービス「ワークマンオンラインショップ」があります。ワークマンオンラインショップにはさまざまなカテゴリーのワークマンブランドがあるため、リピーターも多いです。
もちろんワークマンオンラインショップにも作業服を取り扱っていますし、作業服以外のブランドにも裾上げが必要なデザインのズボンはあります。
ところがワークマンの裾上げサービスに関する注意書きには、「店舗で購入した商品に限り裾上げサービスを実施」と記載されています。この注意書きの通りであれば、「ワークマンオンラインショップで購入した商品の裾上げはできない」とも解釈できます。
ではワークマンオンラインショップで購入した商品を近くのワークマン店舗に持ち込みした場合、裾上げサービスは利用できるのでしょうか?
購入した商品のページに「裾上げ」のボタンがあればOK
ワークマンオンラインショップの商品には、裾上げ可能な商品と裾上げ不可の商品があります。裾上げ可能な商品であれば、ワークマンオンラインショップで購入した商品でも、近くの店舗に持ち込みすれば裾上げ可能です。
ところが「裾上げ不可」となっている商品は、裾上げサービスを実施している店舗に持ち込みしても受け付けてもらえません。なお裾上げ可能な商品には、オンラインショップの商品画面に「裾上げ」のマークがついています。
そのため「オンラインショップの商品でもきちんと体に合ったものが欲しい」というのであれば、商品画面に裾上げマークがついている商品を選ぶようにしましょう。
自宅に直送を選択すれば有料(400円)
オンラインショップで裾上げマークがついている商品であれば、商品受け取り後、ワークマン店舗で裾上げサービスを利用することができます。ただしオンラインショップの商品を持ち込みする場合、裾上げ料金は商品の受取方法で決まります。
ワークマンオンラインショップの商品受け取りは、「自宅(または指定した場所)に商品を配送する」と「最寄りのワークマン店舗で受け取る」の2つから選択します。配送先を自宅に指定すると、裾上げされた商品が自宅に届けられるので便利です。
ただしこの場合、裾上げ料金は400円かかります。これに対して「最寄りのワークマン店舗で受け取る」を選択した場合は、同じ商品でも無料で裾上げが可能です。
裾上げした商品が自宅に届く日数は?
オンラインショップで「裾上げをしてから配送」で手配をすると、配送日数に裾上げ作業時間が加わります。裾上げ作業は当日完了するとは限りません。
時間に余裕がある場合は受付当日に裾上げと商品発送が完了することもありますが、繁忙期や人気商品の場合は、注文した当日に裾上げ作業ができないこともあります。なお通常であれば、3日後~7日後の到着です。
さらに詳しく配送日程を調べたい場合は、「お届け予定に付きまして」のアイコンをクリックすると、商品配送予定日の確認が可能です。
ワークマンの裾上げは他店商品の持ち込みでもしてくれる?
ワークマンの公式WEBサイトにも「裾上げサービスに関する注意点」として表記されていますが、ワークマンでは他店で購入した商品の持ち込みは対象外です。ですから他店の商品の裾上げはできません。
さらにワークマンの裾上げサービスは「購入店舗の商品に限る」とあるので、購入店舗以外の裾上げサービスも利用不可です。フランチャイズ店の中には対応する店舗もあるようですが、原則はNGなので注意してください。
ワークマンの裾上げはどのくらいの時間がかかるの?
裾上げサービスを利用する場合、気になるのが「仕上がりまでにかかる時間」です。ワークマン実店舗で購入した場合、裾上げサービスを追加しても基本的に当日受け取りができるようになっています。ただし作業完了までにかかる時間は、店舗や状況によって異なります。
当日の場合や数日待つ場合も
裾上げを追加しても基本的に当日受け取りができるのですが、必ずしも当日引き渡しができるわけではありません。フランチャイズ店の中には店舗で購入した場合も、裾上げを追加すると、商品受け取りが翌日以降になることもあります。
「購入した当日にすぐ使いたい」「閉店1時間前の購入でも当日受け取りを希望」という場合は、「裾上げスピード仕上げ」サービスを実施している店舗を利用してください。
裾上げスピード仕上げ実施店舗は、裾上げの依頼を受けたら即対応する店舗なので、よほどの事情がない限り受付から1時間以内に受け取り可能です。ただし裾上げスピード仕上げは、全店舗対応のサービスではありません。
ですからスピード仕上げサービスを利用したい場合は、ワークマン公式WEBサイトの店舗情報から「裾上げスピード仕上げ対応店」と表示されている店舗を選ぶようにしましょう。
ワークマンの裾上げは各店舗の裁量によるところが大きい
ワークマンの裾上げは、店舗サービスに「裾上げ」がある店舗で利用できます。ただし裾上げは直線縫いのみですし、店舗によってスタッフの裾上げ技術が異なります。他店商品の持ち込みはNGですし、料金や作業時間も店舗によって異なるので、利用の際には注意しましょう。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。サービス情報は2022年11月29日時点、ワークマン公式HP・ワークマン公式オンラインストアより。なお、価格はすべて税込み表示です。