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間宮林蔵の立像
「日本最北端の地の碑」の手前には江戸時代の探検家「間宮林蔵の立像」があります。間宮林蔵は日本がまだ鎖国していた頃、単身樺太に渡り現地の樺太アイヌの助けを得て樺太が島であることを確認しました。間宮林蔵の立像が樺太の方角を向いているのは、樺太に渡る彼の覚悟を表しています。
展望台にもぜひ登ろう!
宗谷岬の近くにある高台には、ガラス越しに宗谷岬が見渡せる「宗谷岬展望台」があります。建物自体はかなり年季が入っていますが、ちょっとした休憩所としても利用されています。さらに高台にある「旧海軍望楼」からは、宗谷海峡とはるか向こうのサハリン(樺太)の島影を一望できます。
宗谷岬のお土産なら日本最北端の地の碑のそばにある「柏屋」がおすすめです。稚内の海産物や銘菓など、バラエティ豊かなお土産がそろっています。なかでも稚内観光協会発行の「最北端証明書」は人気のお土産です。隣接した「流氷館」では宗谷岬に流れ着いた本物の流氷を展示しています。
宗谷岬の場所はJR稚内駅から車で約40分、または稚内駅前バスターミナルから宗谷バス天北宗谷線に乗車しバス停「宗谷岬」で下車、徒歩約1分です。バスの本数が少ないのでご注意ください。
住所 | 北海道稚内市宗谷岬 |
電話番号 | 0162-23-6161(稚内市役所) |
稚内の「穴場観光スポット」7選
稚内は札幌や小樽のような人気の観光地ではありませんが、日本最北端の都市ならではの穴場中の穴場の観光スポットがたくさんあります。特に「稚内公園」にある慰霊碑や記念碑は観光に訪れた人の心を揺さぶります。稚内観光の際におすすめしたい穴場の観光スポットを7つ、ご紹介します。
抜海港
「抜海港」は稚内西海岸の途中にある港です。冬季は地吹雪が激しく厳しい環境にありながら、アザラシがやって来る越冬地として知られています。砂浜で寛いだり、海からポッカリと頭を出したりするアザラシはただただ可愛らしいの一言です。運が良ければ春にアザラシの赤ちゃんに出会えます。
また抜海港は5月はカレイ、8~10月はアキアジが釣れる穴場の漁場としても人気です。雄大な利尻富士を眺めながら楽しむ豪快な釣りはまさに秋の醍醐味です。旅の宿は港の近くにある「旅人宿ばっかす」がおすすめです。ドミトリー形式の手頃な宿ですが、夕食は旬の刺身や鍋が味わえます。
抜海港の場所はJR稚内駅から車で約25分です。平成26年まで開設されていたアザラシ観測所は閉鎖中なので、抜海港へ観光をする際は防寒具や双眼鏡を持っていくことをおすすめします。
住所 | 北海道稚内市抜海 |
電話番号 | 0162-24-1216(稚内観光協会) |
天北・末広埠頭
「天北・末広埠頭」は稚内港の南にある埠頭です。外国貿易船が出入りする埠頭としては日本最北端に位置し、ロシアをはじめとするさまざまな国々の船が入港します。観光地としては整備されていませんが、夏は港に入港する船、冬は流氷が見られる穴場の観光スポットとして人気があります。
埠頭では8月に「わっかない観光物産まつり」が開催されます。2日間に渡って開催されるこのお祭りでは稚内の特産品の飲食コーナーや縁日、ボートレースなどさまざまなイベントが行われます。最終日の大花火大会では港に入港している船舶を背にして色とりどりの花火が打ち上げられます。
場所はJR稚内駅から車で約10分です。近隣にある「末広公園」からも稚内の市街地と埠頭の景色が一望できます。末広公園にはトイレも完備しているので旅行中の休憩所にもおすすめです。
住所 | 北海道稚内市新末広町 |
電話番号 | 0162-23-6161(稚内市役所) |
メグマ沼
「メグマ沼」は稚内空港の近くにある沼です。沼の周辺には日本最北端の湿原「メグマ沼湿原」が広がっており、湿原内には木道が設けられています。6月下旬にはエゾカンゾウが湿原一面に咲き誇り、訪れた観光客を楽しませます。道北らしい景色が見られる穴場の観光スポットとして人気です。
木道の入口は稚内空港から稚内カントリークラブに至る道路の途中にあり、徒歩で行くことも可能です。木道を抜けてメグマ沼にたどり着くと、宗谷丘陵にそびえ立つ風車や沼で戯れる水鳥たちという絶景が広がります。秋には木道周辺のアシやヨシが紅葉し、辺り一面に金色の波がそよぎます。
またメグマ沼の近くには映画「北の桜守」のロケ地になった「北の桜守パーク」もあります。飛行機の待ち時間にも気軽に行けるのでおすすめです。メグマ沼の場所は稚内空港から車で約5分です。
住所 | 稚内市声問村字恵北 |
電話番号 | 0162-23-6161(稚内市役所) |
稚内灯台
「稚内灯台」はノシャップ岬にある灯台です。「ノシャップ寒流水族館」の裏手にあり、観光地としてはあまり知られていませんが、塔高43mという北海道で1位の高さを誇る穴場の灯台です(全国2位)。赤と白の派手な縞模様は吹雪でも視認できるようにするためで、市街地からもよく見えます。
稚内灯台には普段は立ち入り禁止ですが、年に1度、ノシャップ寒流水族館の夏季営業が始まる初日に一般公開しています。153段の階段を登り切った先の灯室から見える利尻富士や礼文島の景色はまさに絶景です。海上保安庁のマスコット「うみまる」の撮影会などのイベントも人気があります。
稚内灯台の場所はJR稚内駅から車で約11分です。一般公開日は年によって異なるので、稚内海上保安部の公式ホームページを確認してください。また冬季の岸壁は大変滑りやすいのでご注意ください。