静岡県のパワースポットで運気をチャージ！金運・恋愛に効果があると人気の神社も

茶摘に使われる茶籠（びく）に似た形をしている巨岩で、標高526ｍの石谷山（いしたにやま）山頂付近にあるのが、「びく石」です。山の正式名称は石谷山ですが、びく石があることから、通称びく石と呼ばれています。

ハイキングスポットとしても人気の山で、山中には巨大な石や奇形石などか多くあり、「笹山八十八石」というハイキングコースもあります。山頂からは富士山と駿河湾を望むことがでる、知る人ぞ知る穴場です。多くの不思議な石が存在するパワースポットです。

能満寺にあるソテツは、高さ約6m、枝数約90本で樹齢が1000年以上にもなる巨大なソテツです。「日本三大ソテツ」のひとつに数えられており、国指定の天然記念物となっています。「能満寺の大ソテツ」にはいくつかの伝説が伝わっています。

伝説は遠州七不思議（えんしゅうななふしぎ）ともいわれています。平安時代、陰陽師である安倍晴明が大井川をながれてきた大蛇を埋葬し、そこに中国から持ち帰ったソテツを植えたところ、枝が伸びて大蛇のような姿になったと言われています。

また、戦国武将で有名な徳川家康がこのソテツを大変気に入ったため、大変な苦労して駿府城へ移植しました。

しかし、その日から毎夜、「いのう…（帰ろう）いのう…（帰ろう）」と泣き声が聞こえたため、家康は大ソテツを能満寺へ帰したという言い伝えもあります。歴史上の偉人も心惹かれる巨大ソテツには、人を惹きつけてやまない、神秘的な力が秘められています。

静岡県静岡市に霊山寺というお寺があります。霊山寺は三十三曲りと言われる険しい参道が特徴で、「仁王の力石」は三丁目の道標近くにあります。仁王の力石は仁王様の足跡とされる石です。これを踏むと足の疲れがとれ、足が丈夫になるといわれています。

登り口の表札には、登り15分と書かれていますが、足元があまり良くないので、入り口付近にある杖を使用されることをおすすめします。由緒ある古札ですが、本堂前にはなぜかアンパンマンの小さな像があり、ユニークな不思議スポットになっています。

「駒門風穴（こまどかざあな）」は富士山のお膝元である、御殿場市にあります。駒門風穴は、約1万年前の新富士火山の噴火によってできたとされる溶岩隧道（ずいどう）です。

国内で原型を保持しているものとしては、最も古く、大きさも最大級を誇ります。富士山周辺の観光地には「富士信仰」がよくありますが、それとは違い、駒門風穴そのものが「風穴神社」として信仰の対象となっています。

風穴入口の近くには、駒門風穴諸社として、「子安神社」、「風神社」、「蚕養神社」（こがいじんじゃ）があります。

子安神社には、木花咲耶姫神（こなはなさくやひめのかみ）、風神社には、志那津比古神（しなつひこのかみ）・志那津比売命（しなつひめのみこと）、蚕養神社には大気都比売神（おおげつひめのかみ）を祀っています。また、洞窟内部にも風神社が祀られています。

このことから、駒門風穴は神域であり、強力なパワースポットということがわかります。洞窟を抜けた人にしかわからない、富士山の湧水でもある「駒門の名水」が湧いているので、帰る際には、是非一口飲んでみて下さい。

静岡県下田町には、寝姿山があります。その寝姿山の頂上の遊歩道沿いには、難関突破のパワースポットと呼ばれる場所があります。寝姿山のパワースポットは、1本の楠です。通称「石割楠」と呼ばれています。

この楠は、大きな石をかち割って生えていることから、その硬い石をも砕く力にあやかり、難関を突破することができると言われ、多くの受験生や、突破したい難関のある人が多く訪れています。

他にも、寝姿山には、「愛染堂」があり、愛染明王が祀られています。恋愛・縁結びのパワースポットとして、こちらも人気のスポットです。合わせて参拝されてはいかがでしょうか。