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全世界で2000店以上を展開する「パンダエクスプレス」
アメリカに旅行や留学の経験がある人の間では有名なパンダエクスプレスは、アメリカ生まれのチャイニーズレストランです。
発祥地であるアメリカを拠点に全世界で店舗展開していますが、日本人がよく知っている中華料理とパンダエクスプレスが提供する中華料理は、似ているようでまったく違います。
パンダエクスプレスとは?
アジア系住民も多く暮らすアメリカでは、本格的な中華料理を提供するチャイニーズレストランもあります。ところが全世界に店舗展開しているチャイニーズレストラン・パンダエクスプレスは、典型的な中華料理とは印象が大きく違います。
アメリカで発の人気チャイニーズレストラン
アメリカで人気のチャイニーズレストランチェーン店・パンダエクスプレスは、1973年にアンドリュー・チェンが親子で始めた「パンダ・イン」が原点にあります。
パンダ・インは現在のパンダエクスプレスのような、ファーストフードスタイルの店舗ではありませんでした。そんなパンダ・インを「気軽にチャイニーズ料理が楽しめるファーストフード店」というコンセプトにしたのがパンダエクスプレスです。
チャイニーズレストランは当時も全米各地にありましたが、ファーストフード店のように気軽に食べられる店はパンダエクスプレスが初めてでした。そのためパンダエクスプレス1号店が誕生すると、瞬く間に全米に店舗展開をするようになります。
アメリカ人に合わせた「アメリカンチャイニーズ」
アメリカ生まれのチャイニーズレストラン・パンダエクスプレスがアメリカ全域で愛される店になったのは、当時珍しかったチャイニーズ料理のファーストフード店というだけが理由ではありません。
それまでのチャイニーズレストランでは、本場・中国の伝統的な料理を提供する店が目立ちました。中国料理にはアメリカでは手に入らない食材や調味料も多く使われますし、アメリカ人にとってなじみのない味や食感も多いです。
ところが全米で愛されるパンダエクスプレスでは、どのメニューも「アメリカ人が食べる」ということを前提にレシピ開発されてきました。
つまり「アメリカ人が好きな味にこだわった」という点が、チャイニーズレストラン・パンダエクスプレスがアメリカ人に受け入れられた理由だったのです。ちなみにパンダエクスプレスでは「アメリカ風チャイニーズレストラン」と自称しています。
日本には一度進出していたものの撤退
アメリカで最も店舗数が多いチャイニーズレストランにまで成長したパンダエクスプレスは、過去に1度日本に進出したことがあります。アメリカ本国の店舗と同じように集客力の高い地域・施設に出店したのですが、この時に出店した店舗はすべて閉店し日本から撤退しました。
独特の注文スタイル
ファーストフード店として店舗づくりをしたことで全世界に店舗展開をするほど人気となったパンダエクスプレスは、大型ショッピングモールや空港など集客力の高いスポットに店舗を多く出店しています。
そんなパンダエクスプレスでは、出来立ての料理をスピーディに提供するため、独自の注文スタイルを導入している点が特徴です。
3種類のサイズと料金
パンダエクスプレスは、「サイズ(皿)のサイズを選ぶ→料理を選ぶ→支払い」という流れです。手軽に楽しみたい場合は最も小さなサイズの「ボウル」、通常サイズは「プレート」、最も大きなサイズは「ビッグプレート」になります。
この3種類から好みのサイズを選ぶと、ビュッフェ会場のように作りたての料理がずらりと並ぶエリアで、好きな主食(ベース)と主菜(メイン料理)を選びます。これで注文は完了です。支払いを済ませればすぐに食べられるので、平日のランチタイムにも人気があります。
パンダエクスプレスの魅力
独自のオーダーシステムとアメリカ人好みの味に仕上げたアメリカ風チャイニーズレストラン・パンダエクスプレスには、中華料理になじみのないアメリカ人に愛される魅力があります。
ボリュームたっぷりなのにリーズナブル
チャイニーズレストラン・パンダエクスプレスがアメリカ全域で親しまれているのは、どのメニューもアメリカンサイズで提供されていることが理由に挙げられます。
ワンプレートで主食と主菜がとれますし、どのサイズを選んでもリーズナブルです。そのためデートやランチだけでなく、子連れのファミリー客からも人気があります。
常時20品程度の商品を提供
ボリュームがあってリーズナブルなだけだと、何度か利用すればすぐに飽きてしまいます。ところがアメリカ風チャイニーズレストラン・パンダエクスプレスでは、常時20品前後のメニューを準備しているのが特徴です。
しかもどのメニューも作りたてなので、いつ利用してもメニューで飽きることはありませんし、味でも満足できるところが魅力でしょう。
洋画でお馴染みのテイクアウト用の箱
日本も含め全世界に多数の店舗を展開しているチャイニーズレストラン・パンダエクスプレスは、作りたてのメニューをテイクアウトすることもできます。しかもパンダエクスプレスのテイクアウトボックスは、海外ドラマや映画でたびたび登場するテイクアウト用の箱です。
最近は日本でも海外ドラマが自宅で気軽に視聴できるので、「推しドラマに出てくるテイクアウトボックスで食事をしてみたい」という人が増えています。そのニーズに応えたのが、日本の100均ショップです。
素材にはそれぞれ違いがありますが、100均のテイクアウトボックスのデザインや形は海外ドラマに登場するテイクアウトボックスにそっくりなので、気分を盛り上げるのにおすすめのアイテムといえます。
ちなみ海外ドラマで定番のテイクアウトボックスは、アメリカにあるチャイニーズレストランのテイクアウトボックスとして有名です。
もちろんアメリカ風チャイニーズレストラン・パンダエクスプレスのテイクアウトボックスのデザインも、アメリカで定番のデザインを採用しています。
パンダエクスプレスではおかずのみのテイクアウトにも使われますし、主食の上にお好みのおかずをたっぷりのせたボリューム満点のランチボックスメニューにもおすすめです。ちなみに日本の中華料理店では、パンダエクスプレスのようなテイクアウトボックスを使用しません。
どちらかというとお弁当の容器に詰め合わせをするのが、日本風チャイニーズレストランで定番のテイクアウトスタイルです。
そのためイートインも人気のパンダエクスプレスですが、海外ドラマの名シーンで登場するおしゃれなテイクアウトボックスを目当てにパンダエクスプレスに足を運ぶ人もいます。
パンダエクスプレスのおすすめメニュー
アメリカにはアジア系の国民も多いので、本格的な中華料理を提供するチャイニーズレストランも多数あります。
ところがアメリカ生まれの人気チェーン店・パンダエクスプレスは、一般的なチャイニーズレストランではなく、あくまでも「アメリカ風チャイニーズレストラン」にこだわっているのが特徴です。
ジャンルは中華料理に区分されますから、パンダエクスプレスでは中国料理特有の調理技術も使われます。ところが「アメリカ食材使用」「アメリカ人向けの味付け」にこだわっているのが、アメリカ生まれのチャイニーズレストラン・パンダエスクスプレスです。
そのためパンダエクスプレスの看板メニューはもちろんですが、パンダエクスプレス全店舗で大人気のおすすめメニューは、本格的な中華料理店の味に慣れている日本人にも人気があります。
「オレンジチキン」
作りたてのメニューがずらりと並ぶパンダエクスプレスのキッチンの中でひときわ目立つのが、パンダエクスプレスの看板メニュー「オレンジチキン」です。オレンジチキンのレシピは中国・湖南省といわれています。
ただしオレンジチキン人気がすごいのはアメリカで、パンダエクスプレスのほかにもアメリカにあるチャイニーズレストランにはメニューにオレンジチキンが必ずあるほどです。
オレンジチキンはぶつ切りチキンをからあげにし、オレンジピールとチリソースを加えた甘めのオレンジソースを絡めて作ります。中国では「チェンピージー」という料理名で提供されていますが、アメリカでは「オレンジチキン」という呼び方で昔から親しまれています。
なおパンダエクスプレスはアメリカ食材にこだわったアメリカ風チャイニーズ料理なので、看板メニュー・オレンジチキンもアメリカ産チキンを使っているのがこだわりです。
オレンジの甘さとチリソースをたっぷり加えた濃厚な甘辛ソースを使っているので、ぶつ切りのチキンはからあげではなくクリスピーチキンにしています。
食感の良いクリスピーチキンに濃厚なオレンジソースをたっぷりと絡めているパンダエクスプレス・オレンジチキンは、おつまみとしてそのまま食べるのもおすすめですし、ご飯や麺類と一緒に食べるのもおすすめです。
「ブラックペッパーサーロインステーキ」
アメリカ風チャイニーズレストランで定番のオレンジチキンもおすすめですが、おいしいビーフが安く手に入るアメリカですから、サーロインステーキメニューもパンダエクスプレスのおすすめメニューです。
チャイニーズレストランチェーン店のメニューとは思えないほど柔らかくてジューシーなサーロイン肉は、食べやすいようにカットステーキにしています。
濃厚なソースが人気のオレンジチキンに対して、シンプルにブラックペッパーで味付けをしているので、ランチや女性にもおすすめです。
しかもサーロインステーキだけでなく野菜がたっぷりと入っているのも、パンダエクスプレス・ブラックペッパーサーロインステーキの特徴といえます。
インゲン・パプリカ・マッシュルームなど彩りや食感の良い野菜をたっぷり使っているので、1品で肉と野菜がとれる人気メニューです。しかもカシューナッツを具材に加えているので、食感の違いを楽しみながら最後まで飽きずに食べられます。
「チャオメン」
パンダエクスプレスでは好きな主食と主菜を自由に組み合わせるのですが、チャオメンは主食で人気メニューです。「チャオメン=炒麺」なので、日本人も大好きな焼きそばに見た目がよく似ています。
ただしあくまでもパンダエクスプレスは「アメリカ風チャイニーズ料理」ですから、見た目は日本の焼きそばによく似ていますが、内容は違います。まず日本の焼きそばにはほとんど使われないセロリが、パンダエクスプレス・チャオメンの具材に使われているのが特徴です。
ただしパンダエクスプレスは主菜に濃厚な味付けの肉料理が多いので、日本風焼きそばに欠かせない肉は入っていません。その代わり日本の焼きそばでも定番のタマネギ・キャベツが入っています。
ベースと呼ばれる主食メニューには茹で野菜をたっぷり使ったミックスベジタブルもありますが、パンダエクスプレスの看板メニュー・オレンジチキンとの相性も良いチャオメンの方が人気です。
「スプリングロール」
パンダエクスプレスのサイドメニューでおすすめなのが「スプリングロール」です。スプリングロールという呼び方だと、料理のイメージが浮かばない人もいるでしょう。
ただしこのメニューを和訳すると「スプリング(春)ロール(巻きもの)」となるので、実は日本でも人気の春巻きでした。スプリングロールはアメリカのチャイニーズレストランでは定番のメニューで、パンダエクスプレスでもよく注文されるメニューです。
日本のパンダエクスプレス店舗と海外のパンダエクスプレス店舗では、スプリングロールの皮の印象が違います。日本のパンダエクスプレス店舗では、皮の表面が平らになっているものを「スプリングロール」として提供しています。
ところが本場・アメリカのパンダエクスプレスでは、アメリカの揚げ物料理によくあるぷつぷつした凹凸が皮の表面に見られます。
どちらのスプリングロールも皮のぱりぱり感と餡のジューシーさが楽しめますが、アメリカのジャンクフードっぽいのは、皮の表面にぷつぷつがあるスプリングロールです。
日本でのパンダエクスプレスの店舗は?
アメリカ生まれのチャイニーズレストラン・パンダエクスプレスは、日本にも店舗があります。かなり早い段階で一度日本上陸した世界的に人気のチャイニーズレストラン・パンダエクスプレスですが、最初に店舗展開した時点ではブームにならず撤退を余儀なくされました。
そんなチャイニーズレストラン・パンダエクスプレスですが、世界的に人気なチャイニーズレストランということもあり、日本に再上陸しています。ですから世界的な人気を誇るパンダエクスプレスのオレンジチキンも、日本のパンダエクスプレス店舗に行けば食べられます。
現在8店舗
日本で営業しているパンダエクスプレスは、2021年9月現在8店舗あります。店舗数が多いのは関東エリアで、東京、神奈川、千葉の1都2県に4店舗が営業しています。
東京で営業している店舗は、「パンダエクスプレス宮下公園渋谷(東京・渋谷区)」と「パンダエクスプレス南町田グランベリーパーク(東京・町田市)」です。
どちらもショッピング&デートスポットとして人気の場所にあるため、休日だけでなく平日でも時間帯によってはかなり混雑します。神奈川では川崎市に「ラゾナ川崎モールパンダエクスプレス」があります。
ラゾナ川崎モールパンダエクスプレスは、川崎駅に直結している大型商業施設「ラゾナ川崎プラザ」にある日本店舗で、アクセスの良さから曜日問わず人気の店舗です。
千葉では幅広い世代に人気のスポット・木更津三井アウトレットモールに、「キサラズ三井アウトレットモールパンダエクスプレス」があります。ショッピングのついでに立ち寄る人もいますし、パンダエクスプレス目当てで三井アウトレットモールを訪れる人もいます。
食の都・大阪も、パンダエクスプレス・日本店舗がある地域です。大阪にはりんくうプレミアムアウトレットの3階に「パンダエクスプレスりんくうプレミアムアウトレット」があります。
大阪からのアクセスに便利な愛知の「パンダエクスプレスららぽーとトーゴ」は、世界的に人気のパンダエクスプレスが楽しめるおすすめスポットです。なお地方でもパンダエクスプレスの日本店舗があります。
三重県桑名市長島町にある「パンダエクスプレスジャズドリーム長島パンダエクスプレス」は、三井アウトレットパークジャズドリーム長島内にあるおすすめ店舗です。ショッピング&デートスポットとして人気のスポットにあるので、平日でも人気があります。
国内旅行で人気の沖縄にも、パンダエクスプレスの日本店舗があります。店舗があるのは那覇空港から車で30分の距離にある大型ショッピングモール「サンエー浦添西海岸パルコシティ」です。
沖縄のパンダエクスプレス店舗は入居施設の3階にあり、「パンダ急行沖縄パルコシティ」という店名で営業しています。
今後パンダエクスプレスが全国に拡大することを期待!
看板メニューのオレンジチキンのほかにも人気メニューが充実しているチャイニーズレストランは、作りたてのメニューを待たずに食べられるところもおすすめです。
現在日本には8店舗しかありませんが、日本の中華料理とはひと味違ったパンダエクスプレスのアメリカ風中華料理は一度食べるとどはまりすること間違いなしです。
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