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博多ってどんな町?
「博多」と聞けば福岡の都市部のことだと思い浮かぶ方は多いでしょう。しかし、一口に「博多」といっても、具体的にどこの地域を指すのか、人によって認識は様々です。特に、九州に住む人とそうでない人との間の認識の差は、なかなかに大きいものがあるようです。
博多のルーツは大変古く、日本最古の「みなと」とされています。およそ1200年前に今の博多湾が「博多津」と呼ばれたことで博多という地名が登場しました。戦国時代には日本初の自治都市として商人による自治が行われており、昔から貿易で栄えた豊かな街であったことがわかります。
博多という地名は、現在「福岡市博多区」として残っています。しかし、博多駅周辺を指して「博多」と呼ぶ人や、博多区の中でも戦国時代に自治都市であった部分やその周辺を「博多部」とする考え方もあります。
福岡市全体を「博多」とする人や、福岡市ではなく「博多市」だと思っている人も少なくないようです。福岡市は北九州市と合わせて「北九州・福岡大都市圏」として日本4大都市圏のひとつとして数えられているので、九州の大都市=「博多」という認識も間違ってはいなさそうです。
福岡県でも有数の交通拠点
昔から博多湾を中心に貿易で栄えていた博多は、今や九州および日本の玄関口でもあり、福岡県でも有数の交通拠点です。外国から航路で訪れる旅客数については博多港が日本一であり、博多区にある福岡空港も、成田国際空港・関西国際空港に次ぐ外国人入国者数を誇っています。
博多の中心ともいえる博多駅は、本州と九州を結ぶ山陽新幹線や、九州内を通る九州新幹線の主要駅であるほか、九州全体を網羅するJR九州の特急列車の中心でもあります。博多駅は福岡県や九州の中でも大きな交通の要であるといえます。
博多ラーメンや屋台街などご当地グルメが人気
博多といえば、博多ラーメンが有名です。濃厚なとんこつスープと、細いストレート麺が特徴です。他にも博多明太子や博多もつ鍋・博多水炊きなど、美味しいご当地グルメがたくさんあります。
博多のご当地グルメを楽しむなら、博多屋台街も外せません。今ではイベント等を除けばほとんど見られなくなった屋台ですが、博多駅周辺には日本国内の屋台数の4割が集まっているとも言われています。
博多駅周辺の屋台街の定番メニューといえば、ラーメンやおでん、餃子、焼き鳥などがありますが、最近は欧風のおしゃれなメニューやカクテルが楽しめる屋台などもあり、女性でも快適に楽しめるグルメスポットとなっています。