麻薬卵はまずい？美味しい？食べた人の口コミ・評判や作り方・食べ方も紹介

一度食べたら病みつきになるという「麻薬卵」は、韓国の味付け玉子。美味しすぎて中毒性があることから、日本では麻薬卵と呼ばれています。SNSなどで話題になり、いざ作ってみようとレシピなどを検索するとキーワードに「まずい」と表示されることも。

そこで今回は、麻薬卵は美味しいのか、まずいのかについて実際の口コミや評判を交えて紹介します。さらに簡単な作り方や美味しい食べ方、どれくらい日持ちするのかについても併せて紹介します。

麻薬卵とは、美味しすぎて「病みつきになる」「中毒になる」ということから付けられた名前で、当然怪しいものは一切入っていません。

ねぎやにんにくなど刻んだ香味野菜と調味料を合わせて半熟卵を漬け込む韓国風の味付け玉子のことで、韓国では「カンジャンケラン（カンジャンゲラン）」と呼ばれています。

家にあるもので簡単に作れるのが特徴で、お酒のおつまみやいつもの料理のトッピングとして幅広い食べ方があるのが魅力。一度にたくさん作って作り置きしておくのもおすすめです。

麻薬卵は、一度にたくさん作って作り置きしておくことができます。日持ちはだいたい4日～5日程度です。ただし、冷蔵庫で適切に保存していた場合なので、手作りした麻薬卵はきれいな保存容器入れて、粗熱が取れてから冷蔵庫に入れるようにしましょう。

残ったタレは5日～1週間程度保存できるので、再度半熟卵を漬け込んだり、料理に使って消費するといいでしょう。

麻薬卵の口コミを調べると、以下のような悪い口コミがありました。

• 漬け込んでたらまずい
• 麻薬卵のたれで作ったラーメンまずい
• 麻薬卵そんなに美味しくないな、手間と味が釣り合わない
• 思いのほか美味しくない
• そんなに好きじゃなかった
• みんなが言うほど美味しくない
• 味が濃すぎてダメだった
• なんていうかとても微妙
• 卵の殻剥くの苦手でぐずぐずになった
• 全然美味しくない、普通の味付け玉子の方が好き

麻薬卵をまずい・美味しくないという口コミや評判を見ていくと、以下のような理由があることが分かりました。

• 生のねぎや玉ねぎが苦手
• 漬け込み時間が短い
• 手間がかかる
• 本当に美味しくて「まずい」

麻薬卵は、ねぎやにんにく玉ねぎなどの香味野菜を生のまま刻んで使います。その香味野菜の辛味香りが苦手だったという人が多くいました。生のねぎや玉ねぎの苦手な場合は酢水にさらしてから使ったり、加熱すると辛みが抜けて食べやすくなります。

麻薬卵は、しっかりと漬け汁に漬け込むことでそのおいしさを発揮します。漬け汁が少なかったり時間が短いと味が染み込まず、あまり美味しくないと感じるようです。卵がしっかりと隠れるほどの漬け汁を用意し、24時間～48時間以上漬け込んでから食べましょう。

漬け汁をたくさん用意したくない場合は、ジッパー付き保存袋や食品用のポリ袋に入れてよく空気を抜いて作るといいでしょう。

麻薬卵は、香味野菜を刻んだり半熟卵を作って殻を剥くなども手間がかかります。半熟卵は茹で時間やタイミングや殻を剥くのが難しいですし、香味野菜をたくさん刻むのも大変かもしれません。

そのように手間がかかるのに対して、味は普通、想像を超えなかったという意見が多く、手間と味が釣り合わないと感じた人が一定数いるようです。

麻薬卵の口コミや評判を調べていると、「食べすぎてまずい」「ついつい食べたくなってまずい」「お酒が進み過ぎてまずい」というポジティブな意味合いで「まずい」を使っている人が多くいました。

良い意味で「まずい」と言われてしまう麻薬卵は、本当に病みつきになってしまう人も多くいるようで、味に関してまずいという意見は少ないようです。

多くの人にポジティブな意味合いで「まずい」と言わせてしまう麻薬卵は、良い口コミがたくさんありました。

• 麻薬卵美味しい
• 久々に作ったけど美味しいー！
• 麻薬卵うまい
• 麻薬卵の漬け汁で鶏肉焼いたらうまい
• めっちゃうまい

麻薬卵は卵と香味野菜、調味液があればすぐに作れます。半熟卵で作るレシピが定番ですが、固ゆで卵でも美味しく出来上がるので心配ありません。好みの食感や味になるように、たまごの茹で加減や加える香味野菜を選んで作ってみましょう。

【麻薬卵の材料（作りやすい分量）】

• 卵（冷蔵庫から出したてのもの）…6個
• 醤油（めんつゆでも可能）…100ml
• 水…100ml
• 酢…大さじ1
• 砂糖…大さじ1
• ごま油…大さじ1
• チューブにんにく…2cm程度
• チューブ生姜…2cm程度
• 香味野菜（ねぎや玉ねぎなど）…カップ1／2程（それ以上でも可能）
• 鷹の爪（輪切り）…お好みで

【麻薬卵の作り方】

1. 沸騰したお湯に、冷蔵庫から出したての卵を入れて6分半～8分程度茹でる
2. 氷水を用意し、茹でた卵をすぐに入れて冷やす
3. 香味野菜を刻んでボウルや袋に入れ、卵以外の材料をすべて入れて混ぜる
4. 粗熱が取れた卵の殻を剥き、水分をしっかりと拭き取ってから3に入れて漬け込む
5. 冷蔵庫で一晩寝かせて完成

麻薬卵を作るときに失敗しないためのポイントは、

• 茹でるときは冷蔵庫から出したてのものをゆっくり入れる
• 漬け汁は卵全体が隠れるくらい用意する
• 香味野菜の辛味が苦手な場合は酢水にさらすか、漬け汁ごと少し温める

麻薬卵を作る際に失敗しやすいのが、ゆで卵。半熟にする場合は冷蔵庫から出したばっかりのものを使い、沸騰したお湯に入れます。この時、卵が割れやすくなるので、お玉などを使ってそっと優しく鍋に入れましょう。

麻薬卵は漬け汁に浸かっていないと味が染み込まないので、卵が隠れるような深さの容器に漬け汁を用意しましょう。袋で漬け込むと省スペースで保存できますし、少量でも全体が浸かるのでおすすめです。その場合はしっかりと空気を抜いて保存しましょう。

ねぎや玉ねぎなどの香味野菜の辛味が苦手場合は、刻んで酢水にさらしてから合わせましょう。その際はよく水分を搾って漬け汁に加えてください。

また、調味液と香味野菜を合わせてから一度火にかけ沸騰させるのもおすすめ。野菜のシャキシャキ感はなくなってしまいますが辛みが抜けて甘味が出ます。子供と一緒に食べるときはこの方法で作った方が食べやすいでしょう。

そのまま食べるだけではもったいない！麻薬卵の美味しい食べ方やアレンジレシピを紹介します。麻薬卵は中華系・韓国系の料理との相性がいいので好みの組み合わせを見つけてみるのもおすすめです。

定番人気の食べ方は、ホカホカのご飯にのせて食べる食べ方です。薬味たっぷりの漬け汁もかけて食べましょう。黄身のとろっとした具合とパンチの効いた漬け汁でご飯が進みます。

朝ご飯やランチにおすすめなのが、麻薬卵サンド。麻薬卵を程よく崩して、マヨネーズで和えて好きなパンでサンドすれば完成。ハムやレタスなどお好みの具材と合わせればボリューム満点です。

お酒のお供にぴったりな「麻薬卵のアボカドチーズ和え」は、麻薬卵とアボカド、カマンベールを漬け汁とマヨナーズで和えれば完成。焼いたバゲットにのせたり、クラッカーに乗せればおしゃれな前菜にもなります。

サクサク食感が美味しい油淋鶏の上に割った麻薬卵をトッピングして、麻薬卵の漬け汁を上からかけます。油淋鶏だけでなく、鶏の唐揚げや蒸し鶏などとも相性がよく、さっぱりとしながらもガツンとした味わいを楽しめます。

暑い季節に食べたくなるそうめん。麻薬卵の漬け汁を活用すれば食欲がない時でも美味しく食べられるでしょう。茹でたそうめんに麻薬卵をトッピングして漬け汁をかけるだけなのでとても簡単です。

麻薬卵の口コミや評判を調べると、多くの人が「食べすぎてまずい」と言ってしまうほど美味しいということが分かりました。中には香味野菜の辛味が苦手という人もいましたが、作り方次第で辛みが飛ぶので、自分好みに仕上がる作り方を見つけてみましょう。

麻薬卵を作るときに手間はかかりますが、その分日持ちするので多めに作ってアレンジしながら食べるといいでしょう。