本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
紙ストローはまずい?でもなぜ普及が進むの?
環境に配慮した動きからマイボトルやエコバックなどが普及するなか、紙ストローも多くの場所で見かけるようになりました。しかし、紙ストローで飲むとまずいという意見もあり、あまり使いたくないと感じている人は多くいるようです。
「まずい」や「使いにくい」など、あまり評判が良くない紙ストローはなぜ普及が進むのでしょうか。それは、環境へ配慮した脱プラスチックの動きからきています。
環境を考慮した脱プラスチックの動き
近年「プラスチックはなるべく使わずに、作るときはリサイクルをする」をいう考えが浸透してます。プラスチックは軽くて加工がしやすいので、さまざまな製品が生まれました。しかし、人工的な素材であるため、自然に分解されず焼却処分しないと自然環境中に残り続けてしまうのです。
特に捨てられたプラスチックが海に流された場合は、海水に含まれる汚染物質などを付着・吸収しながら長い間漂い続けます。長い時間をかけて波や紫外線にさらされる影響で5mm以下のマイクロプラスチックとなり、魚などの海洋生物がそれを食べてしまいます。
有害物質が付着したプラスチックを食べてしまった魚や、それを食べた動物を人間が食べるとアトピーや不妊症を引き起こす原因にもなると言われています。そのため、なるべくプラスチックは使わずに他の素材で作ったり、リサイクルしやすい素材で作るのが主流になりつつあります。
そういった流れからペットボトルやビニール袋の代わりにマイボトルやマイバックの持参、そして紙ストローの普及へと繋がってきました。
紙ストローはまずい!と感じる人の口コミ
環境問題への対応として普及する紙ストローですが、中にはまずいと感じてる人も多くいるようです。
- 変な味と臭いがするから嫌、使いたくない
- まずい
- 紙ストローで飲む炭酸飲料はなぜあんなにまずいのか
- 紙ストローになっただけで飲み物がまずくなるのヤバイ
- 紙ストロー嫌い
- 紙ストロー嫌いだから100均のプラストロー持ち歩いてる
- ふにゃふにゃになるから使いにくいまずいし嫌い
- ストロー噛んじゃうからぐちゃぐちゃになって嫌い
- 紙の味がして美味しくない
- 口触りに違和感あるし美味しくない
紙ストローがまずいと感じる主な理由
紙ストローがまずいと感じてしまう理由は主に4つあります。
- 紙の味がする
- 炭酸飲料との相性が悪い
- 飲み物の風味が変わる
- 口当たりが悪い
紙ストローはプラスチックストローに比べて、口当たりが悪く、紙の独特の香りが気になるという人が多くいました。さらに、紙ストローを使うと飲み物の風味が変わることも敬遠される理由になっていました。
特に炭酸飲料との相性が悪く、紙ストローを使うと泡だけが上がってきたり、吹きこぼれたりすることもあります。ファストフード店などでは炭酸飲料を注文する人が多いため、この点については特にまずい、嫌いと感じている人が多いようです。
紙ストローのデメリット
紙ストローの性質や、実際に利用した人の意見などを見てみると、以下のようなデメリットがあるとこが分かりました。
- 飲み物がまずく感じる
- 耐久性が無い
- 高コスト
- 環境にやさしくない?
飲み物がまずく感じる
まず第一に挙げられるのが、飲みのもがまずく感じるということです。紙特有のにおいや口当たりがそう感じさせるようです。紙のにおいがすることで、飲み物本来の香りを楽しめないこともまずいと感じさせる要因です。
耐久性が無い
紙ストローは紙でできているので、飲み物に浸し続けるとふやけたり、かき混ぜたりすると折れたりします。プラスチックストローに比べると明らかに耐久性が低く、子供などは特に扱いにくいのがデメリットです。
ふやけたり、曲がったりすると交換することになってしまうため、無駄遣いになり、環境に優しいようであまり意味がないこともデメリットです。
高コスト
紙ストローはプラスチックストローに比べるとコストが高く、導入する企業や店舗からすると負担が増えるためデメリットとなりえます。環境に配慮していることはアピールできたとしても、使いにくいと感じている人が多いため、費用対効果が得られず意味がないと感じるかもしれません。
環境にやさしくない?
紙ストローは環境によくない、意味がないのではないか、とも言われています。その理由は、紙ストローはリサイクルには不向きであることと、紙ストローを作るために森林伐採などが進み環境破壊が進むことが挙げられます。
さらに、紙ストローはプラスチックストローに比べると重いため運搬にかかるCO2排出量が増えてしまうことも環境に良くないとされています。耐久性もないため、何度も取り替える必要があったり、そもそも利用されないことも無駄遣い・無駄な生産に繋がっていると言えるでしょう。
紙でできているから環境に優しいのか、というと決してYESとは言えないのが現在の紙ストローの現状でしょう。
紙ストローがまずいと感じる人はどうすれば良い?
紙ストローがまずいと感じる場合は、どのような対策をすればいいのでしょうか。ここでは簡単にできる対策を3つ紹介します。
ストローを持参する
紙ストロー対策の1つは、マイストローを持参することです。近年ではマイストローを持つ人も増えているので、さまざまな商品が販売されています。カトラリーのようにケースに入ったストローも多く、金属やシリコンなど、さまざまな素材でできています。
ストローを使わないで飲む
マイストローなどを持っていない場合は、そのままカップに口をつけて飲むのもいいでしょう。コンビニなどにあるテイクアウトのドリンクなどは、飲み口の付いた蓋がある場合もあります。
移動中などは難しいかもしれませんが、落ち着いた状態で飲めるときは、直接口をつけて飲むようにすれば紙ストローを使わなくても大丈夫でしょう。
普通のストローに変えてもらう
紙ストローを導入している店舗であっても、一部の店舗ではプラスチックストローと交換してもらえることがあります。ストローがないと飲みにくい場合などは、商品を購入する際に店員さんに尋ねてみるといいでしょう。
紙ストローがまずいと感じる人におすすめの代替品
紙ストローはまずい、使いにくいと感じてる人は、ぜひマイストローを持参しましょう。洗って繰り返し使えるのでエコですし、自分が使いやすいものをいつでも使える安心感もあります。マスコット付きなどデザインも豊富で、100均などでも販売しているので好きなものを選びましょう。
金属製のストロー
金属のストローは耐久性が高く、途中で折れることも形が変わることもありません。先が曲がっているものもあり、洗うためのブラシが付属しているものも販売しています。アルミ製やステンレス製があり、冷たいものを冷たいまま飲めるのも魅力です。
竹製ストロー
耐久性が高く、環境にも優しいとされる竹製のストローは、ナチュラルな風合いが人気です。名入れをしてもらえるサービスなどもあり、オリジナルストローが欲しい人にもおすすめです。だた、炭酸飲料には不向きなので注意が必要です。
麦藁ストロー
ストローとはそもそも「麦藁(むぎわら)」のことで、プラスチックストローが普及するまでは、この麦藁のストローが一般的に使われていました。
麦の穂をとった枝部分を使うので、廃棄や無駄をなくし、環境にもやさしいのが特徴です。さらに自然にできたものなので、それぞれ風合いが異なることも魅力です。
紙ストローをまずいと感じる人は意外に多い
紙ストローがまずいと感じている人は意外と多く、その原因は紙のにおいや口当たり、使用感にありました。紙ストローが苦手な場合は、マイストローを持参したり、ストローを使わずに飲むなどの工夫をするといいでしょう。
※本記事中の情報は2024年4月5日時点のものです。