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さつま揚げとは?
さつま揚げ(薩摩揚)は、魚の身(魚肉)をすり身にしたものに具材を練り込んで成型し油で揚げた料理です。練り物と呼ばれる昔ながらの料理であり、魚の保存法として考案されたレシピともいわれています。
ベースとなる魚種はさまざまですが市販のさつま揚げでは2種類以上の魚種を使い、味付けに砂糖を加えて甘めの味付けにしているものが多いです。
衣をつけずに油で揚げる揚げ物料理なので素揚げともいえますが、すり身をそのまま成形して揚げるシンプルなタイプだけでなく食材・薬味を加えてアレンジするタイプもあります。
いろいろな食べ方ができるのもさつま揚げの特長で、揚げたてをそのまま食べる食べ方も人気ですし、おでんや煮物の具にする食べ方も定番です。
なお地域によって呼び方が異なるのもさつま揚げの特長で、西日本エリアでは「さつま揚げ」ではなく「てんぷら」と呼びます。作り方や種類は、「さつま揚げ」「てんぷら」とも基本的に同じです。
さつま揚げの基本の食べ方
さつま揚げは具材を練り込んだ魚すり身を揚げる揚げ物料理なので、揚げたてをシンプルに食べる食べ方が最もおいしい食べ方になります。
そんなさつま揚げですが市販品は冷蔵保存が基本なので、冷蔵庫から取り出しただけの状態だとさつま揚げ本来のおいしさが半減してしまいます。そこで覚えておきたいのが簡単にできる基本の食べ方です。
温めて食べる
さつま揚げは冷たい状態での食べ方もおいしいのですが、どちらかというと弾力が強いですし砂糖を加えているため甘みがやや強いです。そこで基本の食べ方としておすすめなのが「温める」で、温め方によって食べ方の楽しみ方が変わります。
また市販品には真空パックされたさつま揚げもあるので、真空パック製品ならではの温め方もあります。まず覚えておきたいのが「フライパンで温める食べ方の基本」です。
フライパンの場合は「シンプルに温める食べ方」と「温めながら焼き色を付ける食べ方」の2タイプがあります。温めるだけの食べ方は最もシンプルな食べ方で、ふわふわした食感と風味を楽しむ食べ方としておすすめです。
温めながら焼き色を付ける食べ方は、外側と内側に食感の違いが生まれます。また焼き色を付けることで香ばしさも加わりますから、トッピングを加えることでアレンジする食べ方も可能です。
【フライパンでシンプルに温める食べ方】
- さつま揚げを常温に戻す
- フライパンを弱火で温めておく
- 温めたフライパンにさつま揚げをいれ、料理酒を少々加えて蓋をし約30秒焼く
- さつま揚げを裏返して約30秒焼けば完成
【フライパンで温めながら焼き色を付ける食べ方】
- さつま揚げを常温に戻しておく
- フライパンを中火で温めておく
- さつま揚げに料理酒を少々ふる
- 温めたフライパンにさつま揚げを入れ約1分焼く
- さつま揚げを裏返し、さらに約1分焼けば完成
- こんがりと焼き色を付けたい場合は各面とも1分30秒を目安に焼く
真空パックの市販品は、湯煎で温める食べ方もおすすめです。温めすぎると固くなってしまうので火加減に注意が必要ですが、湯煎で温める食べ方なら火加減の心配がないですし温めすぎもないので失敗がない食べ方といえます。
【真空パック品を湯煎で温める食べ方】
- 鍋に湯煎用のお湯を沸かす
- 真空パックされたさつま揚げを常温に戻す
- 鍋の湯が沸騰したら火を止め、真空パックされたさつま揚げを入れる
- 鍋に蓋をし約3分湯煎すれば完成
さつま揚げを使った簡単食べ方アレンジ
2種類以上の魚種を素材として使用しているさつま揚げは、おかずにする食べ方も人気があります。煮物×さつま揚げは家庭料理でも定番ですし、基本の食べ方に簡単アレンジを加える食べ方もおすすめです。
副菜に「大根とさつま揚げの煮物」
出汁の味をしっかり吸って旨味として活かしてくれるダイコン素材は、さつま揚げとの相性もぴったりです。ただし大根素材は火が通りにくいので、生食が可能なさつま揚げとの煮物にする場合は切り方にコツがあります。
さつま揚げ | 5枚 |
ダイコン | 約350g |
みりん(下味用) | 大匙2 |
砂糖(下味用) | 大匙1 |
顆粒だし(下味用) | 小匙1/2 |
醤油 | 大匙2 |
大根とさつま揚げの煮物作り方
- さつま揚げを油抜きする
- ダイコンは皮を剥いてから縦に2等にし、さつま揚げと同じ厚みでカットする
- 油抜きしたさつま揚げを半分に切る
- 鍋に炒め油を少量入れ、中火で大根を炒める
- 大根がしんなりしたら油抜きしたさつま揚げを加え、全体を軽く炒める
- 具の2/3が浸る程度の水を鍋に入れる
- 下茹で用調味料を加え、蓋をして中火で約8分加熱する
- 醤油を加え中火から弱火に切り替えて約約8分加熱する
- 火を止めたら鍋に入れたまま熱をとる(味を馴染ませるため)
- 食べる直前に軽く温めれば完成
おつまみにおすすめ「さつま揚げのねぎ生姜焼き」
さつま揚げは基本の食べ方でも十分おいしいのですが、基本の食べ方に簡単なアレンジを加えるだけでおかずにもおつまみにもなる絶品レシピになります。
さつま揚げ | 食べたい分 |
長ねぎ | 好みの量 |
ゴマ油 | 大匙1 |
すりおろしたショウガ | 小匙1 |
塩 | 少々 |
一味唐辛子 | 少々 |
さつま揚げのねぎ生姜焼き作り方
- 長ねぎをみじん切りにする
- ボウルにみじん切りした長ねぎと調味料をすべて入れねぎ生姜タレを作る
- 「フライパンで焼き色を基本の食べ方」レシピに沿ってさつま揚げを片面焼く
- さつま揚げを裏返し、上に生姜タレをのせさらに1分30秒焼く
- 器に盛り付けフライパンに残ったタレの残りを上からかければ完成
さつま揚げの色々な食べ方を試そう!
さつま揚げは種類が違うだけでも食べ方の楽しみ方が違いますし、手作りさつま揚げで揚げたてをおつまみにする食べ方も簡単に楽しめるおすすめな食べ方です。
さつま揚げ・薩摩揚は魚のたんぱく質を豊富に含む食材なのでシンプルな食べ方もおすすめですが、アレンジしておかずにする食べ方も人気があります。