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おでんは圧力鍋で簡単にできちゃう!
おでんの具と言ったら何と言っても熱々の大根や牛すじではないでしょうか。しかし大根や牛すじを柔らかく味が染みたトロトロ状態に仕上げるには、時間をかけて煮込む必要があります。中には前日から下ごしらえをして煮込み始める方もいらっしゃいます。
おでんに入っている味の染みた大根や牛すじ、卵は本当においしく絶品です。今回は圧力鍋で絶品おでんのレシピをご紹介します。圧力鍋を使っておでんを作るなら、下ごしらえから煮込みまで簡単にできます。時短にもなり忙しい方にとっても役立つでしょう。
おでんを圧力鍋で作る際には下ごしらえなどのちょっとしたコツがあります。また圧力鍋でおでんを作る際に入れてはいけない具材もあります。圧力鍋でおでんを作る際に気をつける点やコツをおさえておくと、絶品おでんを簡単に作ることができおすすめです。
おでん作りに圧力鍋を使うメリット
おでんを作る際に圧力鍋を使うメリットは何と言っても時短です。特に大根や牛すじは長時間煮込まないと柔らかく味が染み込まないものですが、圧力鍋を使えば短い時間で簡単においしく調理することができます。
時短なのにきちんと味染み
おでんに入れる牛すじ肉は下ごしらえが特に肝心です。何度も茹でこぼして、臭みや余分の脂を落とすのには時間がかかるものです。またおでんに入れる大根も柔らかくトロトロに仕上げるために前日から下ごしらえをして茹でておく方もいらっしゃるでしょう。
圧力鍋を使えば、下ごしらえのための時間を大幅に短縮することができます。圧力鍋で作ったおでんは長時間コトコトと煮込んだおでんと同じように味の染みた大根や卵、トロトロの牛すじを味わうことができます。
圧力鍋を使う時の注意点
おでんを作る際に圧力鍋を使えば、とても簡単に味の染みたおいしいおでんに仕上げることができます。しかし、圧力鍋でおでんを作る際には加圧してはいけないものがあり、注意点もあります。圧力鍋でおでんを煮込む際に注意しなければならない具材があるのです。
圧力鍋でおでんを作る際に初めから入れてはいけない具材は練り製品とじゃがいもです。おでんに練り製品は欠かせないものですが、圧力鍋で調理をしてしまうと膨張し蒸気口を塞いでしまう危険があります。また練り製品の旨味が抜けてしまう恐れがあります。
そのため圧力鍋でおでんを作る際には練り製品は食べる直前に鍋に入れ一度火を通すくらいにすると良いでしょう。こんにゃくは塩で揉んでから下茹でし、圧力鍋で調理をするようにしましょう。
またおでんに入れるじゃがいもは圧力鍋で調理してしまうと煮崩れしてしまいます。まただし汁が濁ってしまうので、じゃがいもも下茹でしておき食べる前にだしの中に入れると良いでしょう。
圧力鍋でおでんを作る際に気をつけたいもう一つの点は、具を入れすぎないという点です。圧力鍋は最大調理量が決まっています。大抵の圧力鍋にはここまでという線が入っています。その量を超えて具材を入れないように注意しましょう。
材料別!圧力鍋でおでんを作る時の下ごしらえ
それでは圧力鍋でおでんを作る際に必要な下ごしらえの方法をご紹介します。下ごしらえが必要な具材は主に卵と大根・牛すじ肉です。下ごしらえも圧力鍋を使うと大変簡単ですし時短になります。
卵
まずはじめに卵は茹でておきます。おでんに入れる卵は堅ゆで卵の方が味が染みておいしくなります。卵の食感についてはお好みなのですが、圧力鍋を使って煮込むと少し表面が硬くなり弾力のある卵になります。圧力鍋で煮込まれた卵はとてもおいしいものです。
しかし、弾力のある卵よりツルっと柔らかい卵がお好きな方は圧力鍋で煮込まず、食べる前にだしの中にゆで卵を漬けておくと味が染みた卵になりおすすめです。
大根
大根は圧力鍋で下ごしらえをすると大変簡単で時短にもなります。おでんのための大根の下ごしらえはまず、皮を厚めに剥きます。そして周りを面取りし厚みの1/3程度の深さに切り込みを入れます。
圧力鍋に大根を入れ、大根が浸かる程度の水を入れます。圧力鍋を火にかけ沸騰しておもりが揺れ始めたら弱火にして6分加圧し火を止めます。自然に圧力が抜けるのを待ってから蓋を開け取り出しておきます。
牛すじ
おでんに入れる牛すじ肉の下ごしらえのポイントは下茹での回数と茹でこぼしです。まずおでんに入れる牛すじ肉はよく洗って圧力鍋に入れヒタヒタの水を入れます。最初は圧力をかけずに火にかけ沸騰したら茹でこぼします。そして流水でよく洗いアクや余分の脂を落とします。
圧力鍋をきれいにし、牛すじ肉を戻し入れます。ヒタヒタの水を入れ酒や鷹の爪、青ネギの青い部分を入れて火にかけ20分加圧します。火を止め自然に圧力が抜けるのを待ち、牛すじ肉を取り出します。煮汁はおでんの煮汁として使うことができるので取っておきます。
圧力鍋を使った絶品おでんレシピ 3選
圧力鍋で具材の下ごしらえが終わると、いよいよおでんを作っていきます。ここでは圧力鍋を使った基本のおでんのレシピと名古屋おでんと静岡おでんのレシピをご紹介します。圧力鍋を使うとおでんを簡単に作ることができるので、一味違うおでんも作ってみてください。
定番!基本のおでん
まず定番のおでんを圧力鍋を使って作りましょう。おでんの具材はお好みのものを入れると良いでしょう。ここでは定番の牛すじ肉や大根・じゃがいも・卵が入ったおでんレシピをご紹介します。まずだし昆布をたっぷりの水に前夜から浸けておきます。
大根と牛すじ肉は圧力鍋を使って下ごしらえをしておきます。ちくわやごぼう天・厚揚げなどは熱湯をかけて油抜きをしておきます。こんにゃくは塩でよく揉み、三角に切って熱湯で茹でておきます。ゆで卵を作り殻を剥いておきます。じゃがいもは柔らかく茹でておきます。
圧力鍋に昆布と大根・牛すじ肉・こんにゃく・卵を入れ昆布の戻し汁・酒・醤油・砂糖・塩を加えます。圧力鍋を強火にかけ圧力がかかってきたら弱火にして約1分加圧して火を止めます。自然に圧が抜けるのを待って蓋を開け、残りの練り製品やじゃがいもを加えてさっと火を通します。
そのまま一度冷ましてから、食べる直前に温めます。そうすることにより練り物やじゃがいもにも味が染みてよりおいしいおでんが出来上がります。
濃厚!名古屋おでん
名古屋のおでんはとても濃厚な味噌仕立てです。圧力鍋があれば濃厚な名古屋おでんも簡単に作ることができるので、いつもと少し違うおでんを楽しんでみましょう。名古屋おでんのレシピの特徴は名古屋ならではの八丁味噌を使う点です。
一般的に家庭では普通のだしでおでんを作り、赤味噌をかけて食べます。また赤味噌で煮込んだ味噌おでんも定番です。主にお店で食べる名古屋おでんは味噌で煮込まれています。ここでは味噌で煮込まれた名古屋おでんを圧力鍋で作ってみましょう。
名古屋おでんに入れる具材は普通のおでんと同じものです。圧力鍋を使って大根や牛すじ肉を下ごしらえしておきます。またこんにゃくや卵の準備もしておきます。圧力鍋に大根・牛すじ肉・こんにゃく・ゆで卵を入れ赤味噌・砂糖・みりん・酒・顆粒だしを入れます。
水を加え蓋をして強火にかけ、圧力がかかってきたら弱火にして10分加圧します。自然に圧力が抜けたら蓋を開け、じゃがいもや練り製品を加えて圧力をかけずに10分煮込みます。自然に冷まし具材に味が染み込むのを待ち、食べる直前に温めて完成です。
絶品!静岡おでん
いつもと違うおでんを楽しみたくなったら静岡おでんもおすすめです。静岡おでんは牛すじ肉や練り物・黒はんぺん・大根などの具材を全て串に刺し、色の濃いだし汁で煮込んで作るおでんのことで青のりや魚のだし粉をかけて食べる静岡の郷土料理です。
圧力鍋で作る静岡おでんレシピをご紹介します。大根や牛すじ肉は圧力鍋を使って下ごしらえをしておきます。他の具材も下ごしらえをしておきます。黒おでんのつゆは昆布だし2Lに対してかつおぶし30g・砂糖大さじ2・みりん大さじ2・酒大さじ2・醤油100㏄です。
黒おでんつゆのレシピは昆布だしを沸騰させ、弱火にして鰹節を入れて3分煮出します。残りの調味料を加え一度煮立たせて出来上がりです。おでんの具材を全て串に刺したら鍋に入れ、黒おでんつゆと牛すじの茹で汁を入れ火にかけます。
30分程弱火で加熱し火を止めて自然に冷まします。食べる前にもう一度温めて完成です。青のりと削り粉を同量混ぜたおでん粉をたっぷりとかけて食べます。
おでんは圧力鍋を使えば時短でおいしくできる!
長時間かけて煮込む必要のあるおでんも圧力鍋を使えば簡単に作ることができます。圧力鍋を使っておでんを作ると時短にもなりますし、味もよく染みてとてもおいしく出来上がります。是非圧力鍋を使って絶品おでんを作ってみましょう。