【ニナリッチ】の香水おすすめ7選！ギフトに嬉しい激かわボトルも

「ニナリッチ（Nia Ricci）」は、1932年にフランスのパリで、イタリアのトリノ出身のデザイナーであるマリア・ニナリッチと、息子のロベルト氏によって創業されたファッションブランドです。

ニナリッチの高級なオーダーメイド服・オートクチュールファッションショーは、フランスのルーブル美術館で大盛況をおさめると、またたくまにヨーロッパ各地をまわって、アメリカでも開催されるほどでした。

1946年には、ロベールが香水部門を立ち上げて、「クール・ジョア」を開発し、1948年には後程ご紹介するニナリッチのロングセラー「レール・デュ・タン」が発表されると、香水部門でも一躍有名になり、現在まで「ニナリッチ」の香水は世界中で愛され続けています。

本記事では、世界中で人気のニナリッチの香水の中から、ニナリッチの代表的な香水や、ギフトにおすすめの香水、ボトルまで可愛い香水など、ニナリッチのおすすめの香水を7点ご紹介します。

もともと「香水」は、ヨーロッパの貴族が、特別な自分を表現するために使い始めたといわれるように、人々に自分の記憶をとどめてもらうためのアイテムの1つでした。

次第に、香水の香りは強めのパルファムから、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンと軽やかになり、日常でも使える、より身近なアイテムとなってきています。

戦後間もない1946年に初めて香水部門に着手したニナリッチの香水も、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンなどの種類があり、どれもがつけることで「なりたい自分」を表現する手助けになる香水として人気です。

ニナリッチの香水の香りは、優雅で華やかな香りから、特に若い女性に人気の甘くかわいい印象の香りなど、フランスの高級ファッションブランドらしい気品漂う香りが特徴です。

また、ニナリッチの香水は、そのボトルにも注目です。香水として使えば気分はもちろん上がりますが、ニナリッチのボトルは部屋にさりげなく置いてあるだけでその場を華やかにしてくれるような目を引くデザインが多く、インテリアの1つとしても人気です。

二ナリッチの香水をつける前に、つけたい部位を清潔にしましょう。汗や汚れが付着していると、香水の持つ香りが、汗の臭いと混ざってしまいます。また「過ぎたるは及ばざるがごとし」ということわざがあるように、つけすぎも要注意です。

ニナリッチの香水をつける場所としては、耳の後ろや首筋など、直接、陽が当たらない場所がおすすめです。また、身体を動かすことでほんのり香水の香りが漂う手首の内側や、肘の内側、膝の裏や足首などもおすすめです。

ただし、肘の内側やひざの裏は汗をかきやすい季節には気を付けた方がいいでしょう。ニナリッチの香水の付け方は、1～2滴手指につけてからつけたい部位につけたり、化粧用コットンなどに香水を適量含ませて、コットンをそっと肌に押すようにつければ、つけすぎが防げます。

最近では髪の毛先に少量つけて、髪が揺れるたびに香る香水を楽しむという人も増えているので、ニナリッチの香水をアトマイザーに入れて、スプレーする方法も手軽でおすすめです。

ニナリッチの香水を付ける時間は、出かける30分くらい前がよいとされています。つけてすぐの香り（トップノート）は揮発性が高く、少しきつめに感じられるからです。

香水の種類によっても異なりますが、香りは時間がたつと変化し、30分～１時間後の香り（ミドルノート）に、その香水の持つ特徴がよくあらわれます。

つけてから3時間後くらいからの香り（ラストノート）は、最大で12時間以上持続する場合もあるので、よく「残り香」ともいわれ、その人の印象を記憶にとどめる「香り」にもなります。

ニナリッチの香水の特徴や、おすすめのつけ方などをご紹介してきましたが、ここからはニナリッチのおすすめの香水を7点ご紹介します。

1948年に発売されたニナリッチの「レールデュタン オーデトワレ」は、毎年、様々な種類の香水が発売されては消えていく中にあって、時を超えて現在でもなお世界中で愛され続けているニナリッチの永遠の定番の香水です。

ニナリッチの香水・レールデュタンオーデトワレの香りは、誰がつけてもナチュラルでしっくりと肌になじみ、お見合いの席や披露宴などの改まった席でつけるのにもおすすめです。

レールデュタンオーデトワレは、ニナリッチのフローラル系の香水の代表作で、ローズやカーネーション、リリー、ピーチなどがバランスよく配合され、甘すぎずソフトな香りが世代を問わずに人気です。

ニナリッチのレールデュタンオーデトワレといえば、ホラー映画の中で唯一アカデミー作品賞を受賞した作品として知られる1991年公開のアメリカ映画「羊たちの沈黙」で、主演女優賞を受賞したジョディ・フォスターが演じたFBI訓練生クラリスがつけていた香水としても有名です。

「羊たちの沈黙」は、連続殺人事件を追うFBI訓練生のクラリスと、天才的な精神科医で殺人鬼のレクターとの奇妙な交流を描くホラー映画です。

二人の初めての出会いのシーンで、レクターはクラリスの愛用している香水をニナリッチのレールデュタンだと言い当てます。

この映画の中でも語られているように、ニナリッチのレールデュタンは、冬の朝のような、冷たい中にも凛とした爽やかさのある香りが、上品で優雅な大人の女性にあこがれるクラリスの気持ちを表現し、アカデミー賞受賞作品のキーアイテムの1つになったのです。

ニナリッチのレールデュタンオーデトワレの値段は、税込みで30mlボトルは 6820円、50mlで11000円、80mlで14520円です。

まるで熟したりんごの果実を思わせるボトルがかわいい、ニナリッチの香水「ニナオーデトワレ」は、オリヴィエ・クレスプ、ジャック・キャバリエにデザインされた香りが魅力のおすすめの香水です。

ロマンティックで魔法のような「禁断のりんご」を表す「ニナオーデトワレ」は、ボトルのデザイン同様、香りは果実のようにフルーティーで、さらに懐かしいクリスピーキャンディーをまとったアップルトフィーのような甘さが感じられ、つけるだけで気分が高揚する魅力的な香水です。

最初はカイピリーナライム、カラブリアン、レモンの柑橘系の爽やかな香りが漂い、ミドルにアップルトフィー、ピオニー、ムーンフラワーなどみずみずしいながらも甘い香りに包まれ、ラストにはホワイトシダーやムスクのフェミニンな甘い香りに落ち着きます。

ニナリッチのニナオーデトワレは、まさに「禁断の果実」が少しずつ解き明かされていくような香水として人気です。ニナ オーデトワレの値段は、税込みで30ml入り7040円、50mlで9790円、 80mlで12210円です。

ニナリッチの香水は前述のニナオーデトワレのように、ボトルまでかわいいのも特徴の1つですが、ここでご紹介する「ニナローズガーデンオーデトワレ」も、お部屋に置いておくだけインテリアとしても活躍するボトルがこの上なくかわいい香水です。

ニナリッチのニナ ローズ ガーデン オーデトワレは、フローラルなガーデニアと優しく香るホワイトムスクに、甘いバニラのアクセントが加わったアップルトフィーや、カラブリアンレモン、カイピリーニャライムの香りが中心となった香水です。

ニナリッチのニナローズガーデンオーデトワレをつければ、まるで満開の花が咲き乱れる花園の中で過ごしているかのような心地よさが感じられます。

ボトルは光沢のあるピンクの乳白ガラスで、同系色のギンガムチェックがプリントされたキャンバス地のリボンで飾られ、見る人の心を魅了するほどのかわいらしさです。ニナ ローズガーデン オーデトワレの値段は、50ml入りのボトルで税込み9790円です。

ニナリッチの香水は、自分で使うのはもちろん、親しい人へのギフトとしてもおすすめです。ここでご紹介するニナリッチのおすすめ香水「マドモアゼル リッチー オーデパルファム」は、2012年に発売創業者であるマダム・ニナリッチへの尊敬の気持ちを込めて作られました。

マドモアゼル リッチー オーデパルファムは、フローラル・ウッディー・ムスキーの香調をベースにした上品かつフェミニンな香りが特徴です。

香水の入っているボトルのキャップは、大きなリボンに見立てたデザインが施され、ギフトボックスも透明感のある色合いのデザインがかわいいので、ギフトにもおすすめの香水です。

ニナリッチの香水「ルナ ブロッサム オーデトワレ」は、調香師ファブリス・ペレグリンが手掛けた香水で、ほのかに香るベルガモットとみずみずしい梨の優雅な香りがさわやかに漂う、オンタイムにおすすめの香水です。

ミドルノートはジャスミン、マグノリア、ピオニーの爽やかでフローラルな香りが重なり合い、ラストノートにはシダーウッド、ムスクの優しく甘い香りが優雅に現れます。

ニナリッチの「ルナ ブロッサム オーデトワレ」は、キラキラ輝く香りのハーモニーが魅力のルナシリーズの中でも、特に優雅で上品な香水で、夏場につけるのにおすすめです。

りんごをかたどったボトルはクリアなグラデーションが美しく、茎と葉を模したゴールドのキャップもかわいいと人気です。ニナリッチのルナ ブロッサム オーデトワレの値段は、税込みで30ml入り7040円、50mlで9790円、 80mlで 12210円です。

ニナリッチの「ベラ オーデトワレ」は、ソニア・コンスタントとルイーズ・ターナーによってつくられ、少し酸味のあるフローラルな香りと、独特の甘くセクシーな香りが特徴の一度つけたら癖になる香水です。

ニナリッチのベラ オードトワレは、トップにフルーティーなマンダリンとルバーブが香り、ミドルノートはローズエッセンス、マグノリア、クリスタルジャスミン、フリージアが重なりあいます。

ラストにはミドルノートに滑らかさを与えるバニラと、柔らかなホワイトムスクの香りが現れ、まるで素肌にカシミアを着るような感覚になることでしょう。

ニナリッチのベラオーデトワレは、リンゴをかたどったグリーンのボトルと、葉をかたどったゴールドのキャップにとまったブルーのてんとう虫もかわいいと人気です。ベラ オーデトワレの値段は、税込みで30ml入り7040円、50mlで9790円、 80mlで 12210円です。

ニナリッチの「レクスタス ローズ レジェール オーデパルファム」は、2015年に発売された「レクスタス」に続く第2弾の香水で、2016年に発売されたローズの繊細な香りが魅力的なおすすめの香水です。

ニナリッチのレクスタス ローズ レジェール オーデルパルファムは、みずみずしい香りのペアーとベルガモットのトップノートから始まり、ミドルにはローズ、ピオニー、すずらん、ラズベリーのフルーティーで甘い香りが漂います。

ラストは、ホワイトムスクがバイオレットと重なり合い、香りが肌全体から魅力的に漂ってきます。クリアピンクですっきりとしたフォルムのボトルネックに巻いてあるゴールドのチェーンは、まるでアクセサリーのようにかわいく、より一層気分が上がることでしょう。

ニナリッチのレクスタス ローズ レジェール オーデパルファムは、税込みで30mlボトル8030円、50mlで11110円、80mlで14630円です。

世界中で人気のファッションブランド・ニナリッチの代表的な香水や、ギフトにおすすめの香水、ボトルまでかわいい香水など、ニナリッチのおすすめの香水7点をご紹介しました。肌につければ気分が高揚するニナリッチの香水を、ぜひチェックしてみてください。

※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。