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島根・松江の郷土料理【ぼてぼて茶】
日本各地にある振り茶のひとつでもある「ぼてぼて茶」は、島根県出雲地方に伝わる郷土料理です。その呼び名に「茶」がつくため、飲み物を想像される方も多いかもしれません。しかし「ぼてぼて茶」はご飯やおこわ、高野豆腐などいろんな食べ物が組み合わされた「間食」なのです。
この記事ではお茶のようで郷土料理という、ピンときにくいこの不思議な郷土料理について調べてみました。ぼてぼて茶のことをもっとよく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にぼてぼて茶を作ってみてください。必要な材料は通販で購入することが可能です。
記事の最後では、ぼてぼて茶が通販で購入できるおすすめの商品をご紹介していきます。価格も求めやすくおすすめです。島根県の郷土料理や日本の古い歴史ある食べ物に興味があれば、実践してみてください。
【ぼてぼて茶】の歴史と由来
「ぼてぼて茶」と呼ばれるようになったのは昭和初期のことです。食べ方は茶碗の底をとんとんと叩き、口に流し込むのが一般的となっています。一息で口に放り込むのが通とされているようです。
そんなぼてぼて茶の歴史はもっと以前の頃から始まっています。もともと労働食として庶民に親しまれていたという説や、非常食であった説、上流階級に対抗した庶民のあみだした茶法という説があります。どの説も庶民のそばにあったとされ、昭和初期に出雲名物としてよみがえりました。
非常食として存在していたとされる説では、松江藩七代藩主・松平不昧の時代に起こった飢饉が関連していると見られているようです。
それからぼてぼて茶の名前の由来になっているのは、その作り方の際に生じる音が元になっています。茶を泡立てる際の音を聞く機会があれば、ぜひ確認してみてください。ご自身で泡立てる際には、なるべく長い茶せんを用意しましょう。茶せんによっても泡立ち方が変わってきます。
【ぼてぼて茶】の作り方
ぼてぼて茶を作るのに欠かせないのが、島根県の一部地域でとれる「番茶」です。ぼてぼて茶に使われるのは11月初旬頃に枝ごと収穫された茶葉で、陰干しをしたあと鍋で炒ってから淹れます。八束郡ではこの番茶に陰干しをしたノギクを加えるため、別名キク茶や福茶と呼ばれます。
ぼてぼて茶の作り方は次の通りです。まずは茶の花を用意し、それを乾燥させます。茶碗に入れ、番茶を煮だしてそこへ注ぎ、茶せんで泡立てるのです。泡立ったお茶に入れるものは好きな具材を選びましょう。ご飯やおこわだけでなく、漬物や黒豆も良いそうです。
このように飲むというよりは食べる要素が大きいぼてぼて茶は、早く食べられるうえにご飯やお茶によってお腹が満たされるため、魅力があったと見受けられます。
間食として親しまれるぼてぼて茶は人それぞれの味が楽しめるとあって、家庭によっても定番の味が異なるようです。自宅で余った食材などを泡立てた茶の中に入れ、一度試しに作ってみてください。イメージはお茶漬けのような雰囲気がありますが、より味わい深さを感じるでしょう。
【ぼてぼて茶】おすすめの通販
ぼてぼて茶にはおすすめの通販商品があります。出雲名物である「ぼてぼて茶」です。ぼてぼて茶におすすめの番茶を入手できれば、どこにいても気軽に島根の郷土料理が楽しめます。島根県へ行く機会がなかなかもてない方は、こうした通販商品をぜひ活用してみてください。
楽天市場で購入できるぼてぼて茶に使える番茶の価格は、60g入りで税込み378円です。緑茶・茶の葉が原材料として入っているので、ぜひ好みの組み合わせでオリジナルのぼてぼて茶を作ってみてください。
ぼてぼて茶に併せてお好きな漬物などを用意するのもおすすめです。漬物も通販で購入できますが、お気に入りのものがあればスーパーなどでそろえるのも良いでしょう。
【ぼてぼて茶】を食べてみよう
なんとも不思議な郷土料理の「ぼてぼて茶」はいかがでしたか。まだその存在を知らない方も多いかもしれませんが、古くから伝わる歴史ある茶法でもあります。先人の築いてきた味をぜひ一度体験してみてください。通販を利用することで県外の方でも気軽に試すことができます。
ぼてぼて茶
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