本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
牡蠣の焼き方のコツ
冬から春に旬を迎える牡蠣は至高の海の幸として人気があります。絶品とも言えるおいしさはもちろん、海のミルクと呼ばれるほど栄養価が高いことでも有名です。
牡蠣は様々な調理方法があります。直火で火を通すだけのシンプルな食べ方や酒蒸し、鍋やフライなどバリエーションは多種多様です。そして、食べ方でも牡蠣の濃厚な味わいを余すことなく感じられます。中でも焼き牡蠣は、牡蠣そのものの味をダイレクトに感じられる食べた方です。
牡蠣には焼き方のコツがあります。牡蠣の名産地では採れたての牡蠣を焼いて食べられることもありますが、焼き方のコツを知っているだけでより絶品の味を感じることができます。
今回は、牡蠣のおいしい焼き方のコツと自宅でできる牡蠣の焼き方を紹介します。網焼きで牡蠣を焼く際のコツやフライパン、グリルといった家庭にある調理器でできるおいしい焼き方が登場です。旬の牡蠣を存分に味わえる焼き方をマスターしてより絶品の牡蠣を堪能しましょう!
牡蠣を焼く時の殻の上下
網焼きの牡蠣の焼き方のポイントは、殻の上下です。牡蠣の殻の上下に気を使う焼き方をするだけで焼き上がった牡蠣のおいしさが格段に変わります。
牡蠣を焼くなら殻の平な方を下にする焼き方がおすすめです。舟状になっている方を下にして最後まで焼く人が多いですが、平な方を下に焼き始めるのがプロや通の焼き方です。
平な方を下にして3分ほど焼いた後、舟状になっている方を下に変えてさらに3分焼きます。一旦火から下ろしたら殻を開けて中の牡蠣をひっくり返し、もう一度火に戻して加熱します。あとは好みの焼き加減まで加熱するだけです。
殻の上下に気を使う焼き方をするだけで牡蠣のおいしさが数段上がります。平な方を下にして焼き始めると水分がかなり滴り落ちますが、牡蠣の余分な塩分も落ちて良い塩梅の焼き上がりになります。牡蠣には元々の水分がたっぷりなので、最初に多少滴り落ちても問題ありません。
網焼きで牡蠣を楽しむ際は殻の上下に気を使った焼き方を試してみましょう。自分で焼いた牡蠣でもプロ並みの仕上がりを感じられます。
焼けた牡蠣の見分け方
網焼きでも自宅でも牡蠣の焼き方を試す際に気をつけたいのが火の通り具合です。牡蠣はしっかり火を通さないとお腹を壊してしまうことがあります。
焼けた牡蠣の見分け方は、身の色です。生食用の牡蠣なら身が白く弾力があるようになるまで、加熱用の牡蠣なら身が茶色くキュッと引き締まった見た目になるまでが目安です。心配なら身を半分に切って中を確認してみると良いでしょう。
一般的に、牡蠣の身の中心が90度以上になってから90秒以上加熱すると細菌やウィルス類が死滅すると言われています。中心部が90度以上になるというのがポイントなので強火でとにかく焼けばいいということでもありません。焼き方の際の参考として心得ておくと良いでしょう。
牡蠣のおすすめの焼き方(グリル)
牡蠣のおすすめの焼き方1つ目は、グリルを使った焼き方です。コンロのグリルを使った焼き方だと特に手を加えることなく牡蠣を焼けます。家庭で簡単に且つ本格的に牡蠣を焼きたい時におすすめの焼き方です。
材料・作り方
材料は、牡蠣を食べたい量のみです。焼き方によってはアルミホイルを使用します。しかし、アルミホイルを使わない焼き方もあるのでやりやすい方法で牡蠣を焼きましょう。
下準備として、焼く牡蠣全てを水洗いします。殻の表面についた泥や線虫などを洗い流すためです。たわしなどを使ってしっかりと牡蠣の殻の汚れを落とします。落とした汚れは水道水で綺麗に洗い流しましょう。
基本の作り方は、グリルの網の上に牡蠣の舟状になっている方を下にしてセットする焼き方です。火の通り具合を均一にするため牡蠣の大きさはなるべく揃えるようにしましょう。
牡蠣を並べたら強めの中火にかけます。牡蠣のフタが開いてきたら焼き上がりの合図です。火にかけてから10分ほどが目安です。牡蠣をグリルにセットするだけの最も簡単な方法です。
その他、アルミホイルに包む焼き方もあります。下準備やグリルへセットしてからの焼き方は同じですが、アルミホイルに包むことでしっかり中まで火を通しやすくなります。牡蠣の火の通り具合を確実にしたい場合はアルミホイルで牡蠣を包んだ方が良いでしょう。
また、牡蠣のフタをあらかじめ開けておく焼き方もあります。焼き立てアツアツの牡蠣の殻を開けるのが難しいという人におすすめです。焼く前に牡蠣のフタを開けておくことで焼き立てアツアツの牡蠣をすぐ食べることができますし、レモンを絞るなどの味つけも簡単にできます。
もちろんグリルでも牡蠣の平な方を下にする焼き方をしてOKです。牡蠣から多量に汁があふれ出るのでグリルに水を張るなどして後処理を簡単にできるようにしておきましょう。
しかし、加熱する火が上からのみのグリルの場合は舟状の方を下にする焼き方をおすすめします。火の通りにムラが生じる可能性があるので注意が必要です。
牡蠣の焼き方(フライパン)
牡蠣のおすすめの焼き方2つ目は、フライパンを使った焼き方です。フライパンを使った焼き方だとグリルより手軽に焼くことができ、後片付けも簡単に済ませられます。牡蠣を少量だけ焼きたい時にもおすすめの焼き方です。
材料・作り方
材料は、食べたい量の牡蠣とアルミホイルです。牡蠣の殻でフライパンを傷つけてしまうことがあるのでフライパンの底面には必ずアルミホイルを敷くようにしましょう。
グリルの焼き方と同じく、焼く前に牡蠣の下準備を済ませましょう。牡蠣の表面をたわしなどでしっかり洗っておきます。牡蠣の殻は口に入れない部分ではありますが、衛生上の観点から洗いはしっかり行ってください。
フライパンを使った焼き方は非常に簡単です。まず、フライパンの底面にくしゃくしゃにしたアルミホイルを敷きます。牡蠣の舟状になっている方を下にしてフライパンに並べましょう。火の通りを均一にするため、牡蠣の大きさはなるべく揃えるようにします。
アルミホイルの下に水(50ml)を注ぎ、フライパンに蓋をして火にかけます。中火で約5〜10分ほどで様子を見つつ焼きましょう。牡蠣のフタが開いてきたら出来上がりの合図です。
蒸し焼きという焼き方になりますが、フライパン調理は簡単に牡蠣を焼ける方法です。牡蠣を少しだけ焼きたい時やグリルの片付けが面倒という時におすすめでしょう。
牡蠣の簡単な焼き方(トースター)
牡蠣のおすすめの焼き方3つ目は、トースターを使った焼き方です。トースターを使った焼き方なら時間をセットするだけで簡単に牡蠣を焼き上げられます。洗い物を一切出したくないという時におすすめの焼き方です。
材料・作り方
材料は、食べたい量の牡蠣とアルミホイルです。牡蠣を焼く際には必ずトースターの天板を使用しましょう。天板にはアルミホイルを敷いて牡蠣の殻による傷を防ぎます。
他の焼き方同様、最初に牡蠣を洗います。たわしなどゴシゴシと洗えるものを使いましょう。牡蠣の殻のギザギザした部分や細かい凹凸の部分の汚れもしっかりと落としていきます。
まず、天板の上にくしゃくしゃにしたアルミホイルを広げて敷きます。牡蠣の殻で天板を傷つけることを防ぐ他に、牡蠣を安定させて牡蠣からあふれた汁で天板を汚さない役割があります。
アルミホイルの上に牡蠣を並べてその上からさらにアルミホイルを被せ、トースターにセットしましょう。被せるアルミホイルと敷いたアルミホイルの端を閉じるようにします。牡蠣を包み込むイメージです。
1000wで25分ほど焼いたら出来上がりです!牡蠣の火の通り具合をよく確認してから食べるようにしましょう。加熱時間が足らなければ少しずつ焼き時間を足していきます。トースターの熱源に牡蠣の汁が落ちると危険ですので加熱中は目を離さないようにしてください。
トースターの焼き方は、牡蠣の平な方を下にして焼く方法もあります。その際は牡蠣から汁が多量にあふれ出るので牡蠣ひとつひとつをアルミホイルで包んで焼くようにしましょう。
牡蠣の焼き方をマスターしよう!
牡蠣の焼き方をマスターすることで屋外でも家でもおいしく牡蠣を焼き上げることができます。直火でプロ並みの仕上がりにする焼き方からグリルやフライパンを使った簡単な焼き方まで、方法は様々です。おすすめの焼き方で牡蠣をもっとおいしく楽しみましょう!