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ロールキャベツが食べたい!でも作るのは難しそう
明治時代にヨーロッパから日本に入ってきたと言われるロールキャベツは、今や日本の食卓にもたびたび登場する家庭料理の1つとなり、お肉と野菜が一緒に摂れて特に寒い時期に食べたくなる人気のメニューでしょう。
しかし、キャベツを茹でて、挽肉野菜のこま切れを混ぜてこねたものに巻いてなど、自分で作るとなると簡単には作れないような気もします。
でも実はロールキャベツの簡単な作り方もあり、味付けも基本のコンソメ味のほかに、和風味やトマト味、おでんの具材としても人気なため、簡単なロールキャベツのレシピを知っておけば、家庭料理のメニューも広がります。
手間をかけずに簡単なロールキャベツの作り方を紹介!
まずここでは難しいと思われがちなロールキャベツの、手間をかけない簡単な基本の作り方をご紹介します。作り方のコツさえつかめば、簡単にロールキャベツの味わいが楽しめます。
材料は1人分2個と考えた2人分で、大きめのキャベツの葉200g(4枚)と、タネの材料として、牛豚合いびき肉200g、玉ねぎ50g(1/4個)、卵1個、パン粉大さじ2~3杯、牛乳小さじ1杯、塩・こしょう少々です。
ロールキャベツを作る際、キャベツの葉は大きな鍋で茹でるのが一般的ですが、電子レンジを使えばさらに簡単でおすすめです。ラップを広げ、その上に芯のかたい部分をそぎ切りして水洗いしたキャベツ4枚を、葉の芯の部分が重ならないように上下交互に重ねていきます。
ふんわりとキャベツをラップでくるんだら、600Wの電子レンジで約2分加熱するだけで簡単に下茹で完了です。次にみじん切りした玉ねぎとその他のタネの材料を全部ボールに入れ、ビニール手袋をつけた手でよく混ぜ合わせ、4等分にしてそれぞれ俵型に丸めます。
ボールの中でしゃもじなどで十文字にタネ分けておくと簡単に4等分できます。レンジで下茹でしたキャベツに、丸めたタネを乗せてキャベツで巻き、あとはお好みの味のスープで煮るだけで簡単に完成です。
簡単!ロールキャベツを上手にまくコツ!
ロールキャベツを作るうえで難しいとされるのは、やはりキャベツを巻くところではないでしょうか。ここでは、ロールキャベツを簡単に上手くまくコツをご紹介します。
まずは前述にご紹介したように、レンジで簡単に芯まで柔らかくしたキャベツをカッティングボードや大きめのお皿の上に広げます。ここで、小麦粉をあくとり網や茶こしで振っておくとタネがキャベツにくっついて巻くのも簡単になります。
次に、俵型に丸めたタネを葉の手前の中央よりやや右側に乗せます。手前側からまず1巻きしたら、左側にある葉の部分を先に内側に折りたたみ、奥の方までしっかりと巻いていきます。
奥までキャベツを巻いたら、右側の余っている葉の部分を指でタネの間にぎゅっと押し込めるだけなので簡単です。
一般的にロールキャベツを巻いた後は、楊枝で止めたり、かんぴょうで巻いたりして止めますが、ご紹介した作り方で巻き終わりの部分を下にして鍋におけば、崩れることもなく綺麗な形のロールキャベツに仕上がるので簡単です。
簡単!王道!基本のロールキャベツ!
キャベツの簡単な巻き方のコツがつかめたら、ここからはロールキャベツの王道ともいえる基本の味付け、コンソメ味とトマト味のロールキャベツの簡単レシピをご紹介します。
コンソメ味のロールキャベツ
人気のコンソメ味のロールキャベツ2人分のタネの材料は、前述の基本のロールキャベツ同様ですが、あっさりした味がお好みの場合や、小さいお子さんや高齢の方には、牛豚合いびき肉の代わりに豚ひき肉のみや、鶏ひき肉を使っても美味しくいただけておすすめです。
さらにコンソメスープの材料として、玉ねぎ50g(1/4個)とニンジン40g(1/4本)、ジャガイモ60g(中1/2個)、スライスベーコン1枚、コンソメ顆粒小さじ2杯、水500ccを用意します。固形のコンソメでもいいのですが顆粒を使う方が簡単に溶けるのでおすすめです。
まずは、丸めたタネにキャベツを巻きます。次にスープ材料の玉ねぎを薄切りし、皮をむいたニンジンを縦半分に切ってから薄い半月切りにします。じゃがいもは皮をむいて6等分に切ります。
ロールキャベツが重ならずに置ける大きさの鍋に、スライスした玉ねぎとにんじんを敷き詰め、その上にロールキャベツを巻き終わりが下になるように並べていきます。じゃがいもは、ロールキャベツとロールキャベツの隙間にバランスよく散らして置きます。
1cm幅に切ったベーコンを、ロールキャベツの上に数枚ずつ乗せ、その上から水を注いでコンソメも振り入れます。固形のコンソメでも、先に少量の湯で溶かしておくと簡単に使えます。
沸騰したらあくをすくって蓋をし、弱火で20分煮込んで塩・こしょうで味を調えれば簡単にできます。一緒に煮た玉ねぎ、にんじん、じゃがいもとともに器に盛り付けて完成です。
トマト味のロールキャベツ
次に、こちらも人気のトマト味のロールキャベツの簡単な作り方をご紹介します。2人分の材料として基本のロールキャベツの材料に加えて、完熟トマト1個(200g)、ベーコン2枚、ケチャップ大さじ2杯、コンソメ顆粒小さじ2杯、水100cc、塩・こしょう少々、きざみパセリ少々を用意します。
もし完熟トマトがなければ、カットトマトの缶詰1/2缶を使えばさらに簡単にできます。まずは、タネを丸めてキャベツを巻いておきます。ベーコンは1cm角に切っておきます。
鍋に分量の水、粗くみじん切りにしたトマト(もしくはカットトマト缶)、ケチャップ、コンソメ、ベーコンを入れて簡単に軽く混ぜ、ロールキャベツの巻き終わり部分を下にして並べ入れます。
中火にかけて一煮立ちさせたら、弱火にして蓋をし、ロールキャベツの中に火が通るまで約20分煮込むだけの簡単レシピです。最後に塩・こしょうで味を整えて火からおろします。器にスープとともに盛り付け、パセリを散らせば、簡単トマト味ロールキャベツの出来上がりです。
ロールキャベツの保存方法は?
時間があるときには、美味しいロールキャベツをたくさん作りおきして保存しておけば、食べたい時に食べたいだけ簡単に使えて便利です。ここでは、ロールキャベツの簡単な保存方法についてご紹介します。
まず、スープ等で煮る前に、タネをキャベツで巻いただけのロールキャベツの保存方法からご紹介します。
しっかりとタネをキャベツで巻いたら、アルミのバットなどに重ならないように入れて、冷凍庫の急速冷凍機能を使って冷凍します。1日置いて凍ったら、ロールキャベツをばらしてジップ袋に移して再び冷凍庫に戻して保存すれば、使うときに使いたいだけ簡単に取りだせます。
ただ、生のまま冷凍するとどうしても傷みが早いので、1週間以内に調理するとよいでしょう。味付けはお好みのスープに凍ったまま入れて煮込むだけととても簡単です。おでんの具材の1つとして使えば簡単に豪華なおでんになります。
一番の簡単でおすすめの保存方法は、ロールキャベツを煮込んでスープごと保存容器に入れて冷凍する方法です。この方法だと、食べたい時にレンジで温めるだけで簡単に食べられ、さらに時短になります。
味付けは薄味のスープで煮ておけば、トマト缶を加えてトマト味に変えたり、酒・醤油・みりんを加えて煮て和風味のロールキャベツにと簡単に味変できておすすめです。
簡単で大人気!巻かないロールキャベツレシピ!
ここまでは、基本の簡単なロールキャベツの作り方をご紹介してきましたが、ここでは、キャベツを巻かない「ミルフィーユ ロールキャベツ」のレシピをご紹介します。
巻かないロールキャベツの材料は、基本のロールキャベツの材料にキャベツの葉1枚とベーコン1枚を加えます。まずは、キャベツの芯のかたい部分をそぎ切りしたら、ラップに包んで600Wの電子レンジで2分30秒加熱します。
巻かないロールキャベツにするには、まずは耐熱ボウルなどに、ベーコンを敷いた上にキャベツ1枚を広げ、その上にロールキャベツのタネ4分の1程度を乗せて平に伸ばします。
その上にもう1枚キャベツを敷き、再びタネ4分の1程度を乗せて平に伸ばします。これを繰り返し、最後に5枚目のキャベツを蓋にして一番上に敷きます。
ふんわりとラップをかけて電子レンジに入れ、600Wで15分加熱したらボウルの中身をさかさまにして鍋に入れると、簡単にドーム型の巻かないロールキャベツになります。
あとは、コンソメスープやトマトスープ、和風出汁を200cc加えて、さらに5分ほど弱火で煮れ簡単に出来ます。巻かないロールキャベツを包丁で切って器に盛り付ければ、断面が綺麗なミルフィーユ状のロールキャベツになり、趣が変わっておすすめです。
意外な具材の簡単アレンジロールキャベツ!
基本のロールキャベツに飽きたら、ちょっと変わり種の具材を使った簡単アレンジロールキャベツはいかがでしょう。ロールキャベツのタネを作らなくても簡単にでき、お子様にも大人気で、簡単にお弁当のおかずにもなる「ウインナーとチーズのロールキャベツ」をご紹介します。
材料は2人分でキャベツ6枚、ウインナー6本、スライスチーズ3枚、インスタントのコーンポタージュスープ200ccです。
作り方はとても簡単で、基本のロールキャベツ同様にレンジで加熱したキャベツを広げ、手前側にスライスチーズ半分をのせます。さらにその上にウインナー1本を乗せて、まず奥へ一折りし、右側と左側のキャベツを内側に折りたたんだら、あとはくるくると奥まで巻いていきます。
巻き終わりに楊枝をさしてとめたら鍋に入れ、その上からインスタントのコーンポタージュを入れて弱火で5分程度煮るだけで完成です。
もちろん、味付けはコンソメスープでもトマト味でもOKですし、チーズがなければもっと手軽にウインナーだけでも美味くいただけます。お弁当のおかずには、水溶き片栗粉を入れてスープにとろみをつけ、半分に切って入れると見た目にも綺麗な一品のできあがりです。
簡単に作れるロールキャベツにチャレンジしてみよう!
基本のロールキャベツの簡単な作り方や、巻かないロールキャベツ、変わり種のロールキャベツのレシピなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。ぜひ本記事を参考にして、お好みの味付けで、簡単で美味しいオリジナルのロールキャベツにチャレンジしてみてはいかがでしょう。