大阪府にあるサムハラ神社は、ご利益の効果がとても高く、街中でアクセスもしやすいので、大人気となっていますが、怖い噂もあります。
今回は、そんなサムハラ神社について、ご利益やお守り、御朱印、参拝方法、アクセス方法、怖い噂などについて、ご紹介していきます。
効果絶大と噂の「サムハラ神社」が今人気!
大阪にあるサムハラ神社は、厄除けや無傷無病、その他にも安産祈願や就職成就などの効果絶大なご利益があるということで大人気ですが、実は怖い噂もあり、気になっているけれど実際はどうなのかと感じている人も多いでしょう。
しかし、サムハラ神社の御利益を本当に必要としている人や参拝をしたいという気持ちがあれば、怖い噂が身に起こることはなく、ご利益を得ることができます。
今回は怖い噂の真相についても解説していきますので、参拝の際の参考にしてください。
サムハラ神社ではお守りや御朱印の授与なども行っており、参拝だけでも十分なご利益がありますが、お守り、御朱印にはさらに効果の高いご利益があるとされています。
では、人気のサムハラ神社についてご案内していきます。
サムハラ神社って?
ご利益の効果が絶大で遠くから参拝に来る方も多い一方、参拝が逆効果になってしまうという怖い噂もあるサムハラ神社ですが、なぜこれほどにまで人が集まるのでしょうか。
サムハラ神社は、名前や祀られている神様も少し他の神社とは違い特殊で、深い意味が込められています。
サムハラ神社について、鎮座している場所や名前の由来、祀られている神様、アクセス方法などについて、詳しくご紹介していきます。
大阪府大阪市西区に鎮座する小さな神社
サムハラ神社は、大阪府の中心である大阪市西区に鎮座している小さな神社です。
神社の隣には大阪機動警ら隊の建物が建てられており、街の中心にサムハラ神社はあります。
大阪の街の中心にあるサムハラ神社ですが、神社内は街中とは思えないほどとても静かで、落ち着いた気持ちで参拝をすることができます。
サムハラ神社の「サムハラ」は、本来は常用漢字ではない神の文字と言われている文字で記載されているため、現代の漢字で表すことができず、カタカナ表記で表されています。
もともとはサムハラ神社を立ち上げた田中富三郎氏が故郷である岡山県苫田郡西加茂村の荒れていた古い祠を再興したのが、サムハラ神社のきっかけとなりました。
しかし、翌年には無許可で神社を宣伝したことで岡山県特高課に自主撤去を命じられ、撤去することになりました。
戦後の1946年に祠を再建し、1950年に大阪中之島にある豊国神社の隣接地に建立され、1961年に、現在の場所に移築環宮されました。
「サムハラ」とは身を守る護符に記す文字
サムハラ神社の「サムハラ」は、「三祓羅(さんばら)」というサンスクリット語が由来となっています。
サンスクリット語とは、南アジアや東南アジアで使用されていた古代の言語で、仏教やヒンドゥー教の礼拝用言語としても用いられています。
三祓羅には、仏の真実の言葉という意味があり、この言葉を唱えることで、危険や辛い出来事から身を守ることができる、身に降りかかる災難を祓うことができると言われています。
御祭神は天之御中主・高皇産霊・神皇産霊
サムハラ神社で祭られている御祭神は、天之御中主(あめのみなかぬし)、高皇産霊神(たかみむすび)、神皇産霊神(かみむすび)の三神です。
天之御中主神は日本で最初に生まれた神であり、至高の神でもあります。
高皇産霊神は日本で2番目に生まれた男性の神で、神皇産霊神は日本で3番目に生まれた女性の神です。
天之御中主神と高皇産霊神、神皇産霊神は、天地が初めて作られた「天地開闢」という時に、高天ヶ原に降り立ったという神話があり、サムハラ神社は国造りである「造化三神」が同時に祀られているとても貴重な神社でもあります。
サムハラ神社へのアクセス
サムハラ神社へアクセスする際の電車の最寄駅は3駅あり、1つは大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の西大橋駅です。
2つめの最寄駅は大阪市営地下鉄千日前線と大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線の西長堀駅、3つめは大阪市営地下鉄中央線と大阪市営地下鉄千日前線の阿波座駅です。
どの駅からアクセスしてもあまり距離や所要時間は変わらず、西大橋駅からサムハラ神社へアクセスする場合、距離は約650mで、徒歩8分ほど時間がかかります。
地下鉄千日前線の西長堀駅からアクセスする場合の距離は約800mで、徒歩10分ほどの時間がかかり、地下鉄長堀鶴見緑地線の西長堀駅からアクセスする場合の距離は約650m、徒歩8分ほどです。
地下鉄中央線の阿波座駅からアクセスする場合の距離は約550mで徒歩7分ほど、地下鉄千日前線の阿波座駅からアクセスする場合の距離は約650m、徒歩9分ほどで到着します。
遠くの方からサムハラ神社へアクセスする場合は、地下鉄ではなくJR大阪駅やJR新大阪駅を経由し、地下鉄の本町駅を利用してアクセスする方法がわかりやすくアクセスしやすいので、おすすめです。
本町駅からサムハラ神社までは徒歩11分ほどでアクセスできるので、市営地下鉄が分かりにくいという方などは、本町駅からサムハラ神社へアクセスしましょう。
サムハラ神社
住所:大阪府大阪市西区立売堀2-5-26
サムハラ神社は強力なパワースポット
サムハラ神社は効果が高く強力なパワースポットとして有名で、ご利益を受けるためにわざわざ遠くからサムハラ神社に参拝に来る人も少なくありません。
サムハラ神社の神域は強力な神通力があると言われており、サムハラ社に近づくと霊感の強い人であれば、その神通力を感じられるほどだそうです。
サムハラ神社は参拝をするだけでも効果の高いご利益を得られると言われており、早朝から人が集まるというところからも、サムハラ神社がどれほど強力なパワースポットであるかがわかります。
無傷無病・延命長寿・厄除け
サムハラ神社にはさまざまなご利益があるとされていますが、その中でも特に有名なのが、無傷無病・延命長寿・厄除けです。
「サムハラ」という言葉自体に危険や災難から身を遠ざけてくれる意味があるので、サムハラ神社自体にも病気や傷、厄などを遠ざけ、長寿を授けてくれるのでしょう。
この他にも、社運隆昌、商売繁盛、受験合格、安産祈願、縁結び、開運招福、就職成就、金運上昇があります。
サムハラ神社には最高神である造化三神が祀られているので、神様の力が強いとこれだけの種類の御利益を与えることが可能になるのかもしれません。
サムハラ神社だけでこんなにもたくさんのご利益を得ることができ、どのご利益も効果絶大なところも、サムハラ神社が大人気になっている理由のひとつでしょう。
造化三神を祀る神社は全国でも少ない
サムハラ神社に祀られている天之御中主神、高皇産霊神、神皇産霊神は「造化三神」と呼ばれており、日本で生まれた造化三神を祀っている神社は全国でもとても珍しくなっています。
現在造化三神が祀られている神社は、鳥取県出雲市の出雲大社、福島県北九州市の足立三妙見宮、埼玉県秩父市の三峰神社、東京都千代田区の東京大神宮の5つだけです。
強力な神である造化三神が祀られているという点からも、サムハラ神社の厄除けの効果が高いことは説得力があり、非常に期待できます。
サムハラ神社のお守り
サムハラ神社は参拝をするだけでも絶大なご利益があると言われていますが、サムハラ神社でお守りを購入して身に付けておくと、さらに効果の高いご利益を得られると噂されています。
サムハラ神社ではさまざまなお守りを取り扱っており、どのお守りも高い効果がありますが、少し変わったお守りもあり、入荷日には行列ができるほど人気があります。
サムハラ神社で手に入れることができるお守りについて、ご利益や正しい使用方法、特徴や注意点などをご紹介させていただきます。
「御神環」
サムハラ神社でいただくことができるお守りの中でも、特に効果が高く人気なのが、「御神環」という指輪として身に付けておくお守りです。
御神環は「指輪形肌守」とも呼ばれており、見た目はとてもシンプルなシルバーの指輪で、内側には「サムハラ神社」という文字が印されています。
御神環は、指輪として常に指にはめて身に付けておくことで、その絶大なご利益を受けることができると言われています。
御神環のご利益の効果は本当に素晴らしく、実際に御神環をつけていたおかげで奇跡のような体験をしたという方もたくさんいます。
指輪のお守りであれば常に身に付けていられるので、さまざまな状況で危険や災難から身を守ってくれることでしょう。
号数は3号・7号・18号・26号
サムハラ神社の御神環は指輪として身に付けなければならないので、自分の指に合ったサイズの御神環が必要になります。
御神環の号数には3号、7号、18号、26号があり、サムハラ神社で指の号数も計ることができるようになっているので、自分の指のサイズが分からない方でもぴったりの御神環を授かることができます。
しかし、入荷日によっては御神環の号数が少し違う日もあります。
入荷日の神社内は大変混み合いますので、スムーズに御神環を購入するためにも、あらかじめ自身の指のサイズを計っておいてもいいでしょう。
どのサイズも入手困難
サムハラ神社では御神環の予約などは一切行っておらず、入荷日なども明かされずにその時にに本当に必要として訪れた方だけが授かることができるようになっているため、手に入れるのは非常に困難です。
予約や入荷日などは誰にも分らなくても、御神環を入荷した日には御神環を求めてサムハラ神社には行列ができ、すぐになくなってしまい、どの号数も入手困難となっています。
しかし、神社で並ばなくても御神環をいただく方法もあり、電話をかけた日が偶然入荷日でサイズのあう御神環が残っていれば、郵送してもらうことができるそうです。
御神環は、本当に御利益を必要としている人がサムハラ神社へ参拝したり、本当に必要としている時に電話をかけると入手することができるなど、本当に困っている人を助けてくれます。
逆に、何度もサムハラ神社へ参拝に行っても御神環が手に入らないという時は、まだ必要な時ではないということかもしれません。
基本的に指輪のサイズは小さいものから売り切れてしまうことが多いようです。
指輪のサイズが小さい方は、さらに御神環を入手しにくくなってしまうかもしれません。
必ず自分の指にあったものを
サムハラ神社の御神環は号数が決まっていて入手困難ではありますが、必ず指に付けておかなければならず、自分の指のサイズに合ったものを選ばなければなりません。
自分の指のサイズの御神環が売り切れていたとしても、小さいサイズや大きいサイズの御神環をネックレスなどにして指輪以外の方法で実につけることは禁止されており、サイズの合わない御神環は売ってくれません。
無理にサイズが合わない御神環を身に付けようとしても、本来の御利益は得ることはできません。
本当にサムハラ神社のご利益が必要という時には、サイズの合った御神環が手に入るはずです。
御神環はきちんとご利益を受けるためにも、サムハラ神社で正しい指のサイズを計り、しっかり自分に合ったものを購入しましょう。
また、手に入れた時にはピッタリだったサイズでも、時間が経つとサイズが合わなくなってしまうこともあり、そのような場合も無理に身に付けず、指輪を返納して新しくサイズの合う指輪を手に入れる必要があります。
サイズが合わなくなったということは、ご利益が無くなってしまったという可能性もあり、そのまま身に付けていても良い事はないので、必ず返納しましょう。
授与日は最近は月1回に
以前はサムハラ神社の御神環の授与日は月2回ほどあったそうなのですが、近ごろでは授与日は月に1回になっているそうです。
授与日が終わると、次の授与日について「何月の中旬ごろ」などの大雑把な日程が張り紙に出されるのですが、具体的な日程は一切公開されていません。
授与日にはサムハラ神社は朝早くから外まで行列ができ、すぐに売り切れてしまうので、どうしても御神環が欲しい方は早朝から参拝に行く必要があります。
「銭形肌守り」
サムハラ神社のお守りは、指にはめる指輪の形をした御神環が有名ですが、コイン型のお守りである「銭形肌守り」もあります。
銭形肌守りは金色の刺繍が施された赤く四角い専用の袋の中に、赤いお札と一緒に入れられており、お守りには恵比須様の顔が書かれた面と、「サムハラ」の字が入った面があります。
御神環は指に常につけて持ち歩く必要があり、金属のため金属アレルギーの人や指輪をつけられない事情がある人には難しいですが、銭形肌守りであればそのような心配はありません。
「御神環」と効果は同じ
サムハラ神社のお守りは、効果絶大な物として御神環がよく知られていますが、銭形肌守りもお守りとしては御神環と同じ効果があります。
御神環は大変な人気で手に入れることは非常に困難となっていますので、どうしてもサムハラ神社の御利益を得たいという方は、銭形肌守りを購入するのもおすすめです。
銭形肌守りにはご利益がいつまでなどの期限も一切無く、一度購入すると長い間ご利益を与えてくださり、身を守り続けてくれることでしょう。
サムハラ神社の怖いうわさって?
参拝だけでもご利益があり、お守りを身に付けているとさらに強力なご利益を得ることができることで大人気のサムハラ神社ですが、実は怖い噂もあるといわれています。
サムハラ神社は正しい方法で参拝すると強力なご利益がありますが、間違った方法で参拝してしまうと、逆効果になってしまう可能性があるので、注意が必要です。
それでは、サムハラ神社への参拝の際の注意しておく点や、正しい心得、参拝姿勢など怖い噂についてご紹介していきます。
邪な気持ちやご利益目的だけで参拝すると
サムハラ神社のお守りは本当に必要としている人にしか渡されることはなく、自分だけの利益や誰かを不幸にしたいなどと言う邪な気持ちを持っていたり、困っているわけでもなくご利益を受けるためだけに参拝すると、逆に不幸になってしまうという怖い噂があります。
サムハラ神社に祀られている神様の1人高皇産霊神は、邪心がある者にだけ当たる弓を使っていたという神話もあるほど、サムハラ神社の神様は邪な心を持っている人をは絶対に受け入れません。
サムハラ神社のご利益はあまりに効果が高く、悪用しようという邪心を持った人が多いのも事実なのですが、サムハラ神社の神様はとても厳しく、決してそのような願いは聞き入れてはくれません。
しかし、本当に困っている人や、神様の助けを求めている人には惜しみなく手を差し伸べ、ご利益を与えてくださる優しい神様です。
サムハラ神社の怖い噂を実際に体験しないためにも、サムハラ神社への参拝は何か助けてほしいことがある時のみにし、その他の時は神様への挨拶のつもりで参拝することをおすすめします。
正しい姿勢で参拝しよう
サムハラ神社はもちろんですが、その他の神社でも正しいご利益を得るには、神様に失礼のないよう正しい方法での参拝が必要となってきます。
神社では鳥居から先は神様のいらっしゃる神聖な場所となっているので、鳥居をくぐる前にまず一礼をします。
本殿までの参道では、真ん中は神様の通り道であるため、端を歩くようにします。
はじめに手水舎で外界の汚れを落として身を清め、拝殿の前まで行って一礼をしてからお賽銭を静かに入れて鈴を鳴らします。
二礼二拍手をしてから神様の名前、自分の名前や何をしているのかなどを神様に伝え、願い事など伝えたいことを神様に伝えます。
二礼二拍手一礼の順は、まず最初に2回深くお辞儀をして、手を合わせて柏手を打ち、最後にもう一度深くお辞儀をして終わりです。
サムハラ神社では邪な気持ちを持ちながら参拝をすると神様に伝わってしまい、ご利益を得られず逆効果になると言われていますので、清らかな気持ちで参拝をするようにしましょう。
お守りの取り扱いには十分に注意
サムハラ神社では、御神環や銭形肌守りなどさまざまなお守りがありますが、サムハラ神社に限らず、神社でいただいた御守りは、取り扱いには十分に気をつけなければいけません。
御神環はネックレス等にせず必ず指に付けておくなどの決まりがあるように、お守りには正しいご利益を得るための使用方法などがあり、ないがしろに扱うと、ご利益を得られなくなってしまいます。
場合によっては、ご利益を得られるはずのお守りが逆効果になってしまうという怖い可能性もあるので、神社でいただいた御守りの取り扱いには十分に注意しなければいけません。
サムハラ神社の御朱印
サムハラ神社では、初穂料300円で御朱印をいただくことができます。
御朱印は鳥居をくぐってすぐにある授与所で、9時から17時の間に受け付けています。
サムハラ神社の御朱印は黒墨で「参拝」・神字で「サムハラ神社」・そして「日付」の3つが記入されます。
御朱印をいただけるのは、参拝をした人のみとされているので、御朱印をいただきたい方は、先にサムハラ神社で参拝をし、神様にご挨拶をしてからいただくようにしましょう。
御朱印にもお守りと同じようなご利益が
サムハラ神社でご利益をいただく方法として、御神環などのお守りが有名ですが、サムハラ神社の御朱印にも、お守りと同じように無傷無病、厄除けなどの効果の高いご利益を得ることができます。
サムハラ神社では御神環のお守りが有名なため、お守りだけがご利益を得ることができると思われていることもありますが、無理にお守りを手に入れなくても、御朱印でも同じご利益を得られます。
御朱印は参拝をしたという記念としても残すことができるので、サムハラ神社へ参拝に伺った際には、ぜひ御朱印を書いていただきましょう。
必ず御朱印帳を持って行こう
サムハラ神社の御朱印にも強力なご利益がありますが、残念ながら御朱印帳の授与や、販売は行っていません。
そのため、サムハラ神社で御朱印をいただくには自分で御朱印帳を持って行く必要があります。
しかし、御朱印帳を持って行くのを忘れてしまった場合でも、御朱印の授与所で申し出れば、小さな小袋に紙の御朱印を入れて渡してもらうことができます。
しかし、長期的に保存しておくことを考えると、やはり御朱印帳で保存しておく方がおすすめなので、サムハラ神社で御朱印が欲しい方は、ぜひ御朱印帳を用意して持って行くようにしましょう。
日曜日は書き置きの場合も
基本的にサムハラ神社でいただく御朱印は、授与所で御朱印帳に直筆でいただきますが、日曜日などは書置きの御朱印の場合もあります。
書置きの御朱印でも、直筆の御朱印とご利益は変わらないので、書置きの場合も感謝の気持ちをこめて御朱印をいただきましょう。
サムハラ神社に行く時は正しい参拝方法で
サムハラ神社での参拝やお守り、御朱印でご利益をいただけますが、邪な気持ちで参拝したり、間違った方法で参拝してしまうと、逆効果となるという怖い噂もあります。
サムハラ神社のご利益を本当に必要としていれば、怖い噂が身に起こることはありません。
怖い噂を体験しないためにも、邪な気持ちは持たず、清らかな気持ちで、正しい方法で参拝しましょう。
あなたが本当に困っている時に力になってくれるはずです。