中之島公園は大阪市初の水上公園！美しいバラが人気のおすすめスポットとは

中之島公園は120年以上も前の1891年に大阪市で初めて完成した水上公園です。堂島川と土佐掘川に挟まれた独特な地形にあり、延長約1.5kmも続き、面積は10.6haになります。周囲にはビルが並び、都会的な風景の中に位置するオアシスのような中之島公園です。

中之島公園の入場料はなく常時開園しており、多くの方が好きな時間にやってきては、美しく咲くバラの様子や自然を満喫しています。中之島公園には1918年に建てられた赤レンガの建築物・中央公会堂や、東洋の美術コレクションを展示・保管している東洋陶磁美術館があります。

ほかにも中之島公園には、重要文化財に指定された石貼り建築様式の大阪府立中之島図書館もあり、文化にも触れることのできるスポットが点在しています。豊かな緑や色とりどりに咲く花、そして美しい建築物が揃った人気の場所です。

大阪のおすすめ水上公園・中之島公園は、大阪で初めてビアガーデンをオープンした場所です。さらに、料亭や能舞台をつくるなど、当時はとても賑やかで贅沢な様子を見せていました。現在は昔と違う光景になりましたが、それでも子ども連れからカップルまで多くの方に愛されています。

中之島公園のアクセス情報をご紹介します。中之島公園には地下鉄御堂筋線・京阪電車の淀屋橋駅から行く方法があり、6分ほど歩くと到着します。駅から出て三休橋筋に入って北浜2の交差点を直進しましょう。そのまま栴檀木橋（せんだんのきばし）を渡り、土佐堀川沿いに行くと中之島公園です。

中之島公園へ行くにはもうひとつの方法があります。地下鉄堺筋線・京阪電車北浜駅の1号出口からのアクセスです。すぐ中之島公園に到着できるので、先述した方法よりも、地下鉄堺筋線・京阪電車北浜駅からの行き方がおすすめです。

中之島公園といえばバラ園は外せません。園内には約310種類・3700株ものバラが咲き誇り、5月中旬から5月下旬と10月上旬から10月下旬に見頃を迎えます。暑くも寒くもない気持ちのいい季節にバラの見頃となるので、散歩がてら見に行く方もたくさんいらっしゃいます。

ピンクや深い赤、黄色など様々な色の花が咲き、ひとときの癒しを与えてくれる中之島公園のバラ園です。中之島公園にはバラだけでなく、ツバキやツツジも植えられており、見応えがあります。淀屋橋から肥後橋まで続く400mもの中之島緑道をゆっくり歩きながら、花々を鑑賞できます。

中之島公園へはデートで訪れるカップルもたくさんいて、「オフィスビルにうつる夕日がきれい」という感想がありました。中之島公園の周囲はビルが立ち並び、ノスタルジックな雰囲気もあります。自然だけでなく、周辺の景色も含めて楽しめるスポットです。

「バラ園に行ったけど咲いていなかった」という意見もありました。バラの見頃は春と秋なので、バラ園を目的に訪れる方は時期を合わせた方がいいでしょう。ただ、歴史的な建造物や豊かな緑も美しいので、バラが咲いていなくても十分に楽しめます。

時期によっては中之島公園でイベントが行われています。冬時期のナイトイルミネーションやグルメフェスなど、カップルやご家族連れも楽しめる内容です。中之島公園は昼と夜とで違った表情を見せてくれます。川面に映るビルのライトなど、都会の中にある公園だからこそ夜も来たくなります。

ベンチに座って川を渡る船を眺めたり、読書したり、オープンな環境で気持ちよく過ごせます。都会の喧騒から少し離れて、花や緑、通り行く人々を眺めながらリラックスできます。地元の方はもちろん、多くの方を癒し続けている中之島公園です。

春と秋にはバラが豊富に咲き、たくさんの人々を魅了しています。川に囲まれた水上公園は街のすぐ近くにありながらも、リラックスさせてくれる雰囲気があり、デートにもぴったりな場所です。暑い日は水分補給を忘れないようにしましょう。