戸山公園は子連れに人気のおすすめスポット！沢山の広場が自慢の場所とは？

子連れファミリーにも人気の高い戸山公園は、東京の新宿区に位置しています。明治通りを挟み、戸山二丁目・三丁目と大久保三丁目に分かれているのが特徴的です。戸山公園が開園したのは、65年以上も前の1954年のことになります。以来、新宿区民の多くの方に親しまれている戸山公園です。

戸山公園の開園面積は186471.81平方メートル、西側の大久保地区と東側の箱根山地区で形成されています。戸山公園の大久保地区には、やくどうの広場や芝生の広場、子どもの広場などの多数の広場と幼児コーナーが設けられています。全体的な面積でみると箱根山の方が広めです。

箱根山地区には陸軍戸山学校跡記念碑や花の広場、アスレチック広場、運動広場などがあります。大久保地区・箱根山地区に数か所の遊べるエリアがあり、子連れファミリーにもおすすめの戸山公園です。また、スポーツできるエリアを備え、都心部の貴重なオープンスペースになっています。

戸山公園は季節によって様々な植物を観察できます。例えば春には桜やつつじが咲き、夏はアベリアやラベンダー、秋になると風物詩のイチョウ・モミジ、そして冬はサザンカやスイセンが見られます。戸山公園を彩る花たちを写真撮影する方もいて、子どもだけでなく大人も楽しめるスポットです。

戸山公園の箱根山地区には高さ44.6mの山があり、山手線に現存する中で一番標高が高い山として有名です。丸い人工の山の頂上からは、都心にある公園ということもあり、新宿副都心を眺めることができます。戸山公園では山手線内の最も高い山に登ったという登頂証明書を発行しています。

戸山公園の大久保地区へ行くには、東京メトロ副都心線・西早稲田駅から徒歩6分の方法がおすすめです。箱根山地区まで駅から最も近いのは、東京メトロ東西線・早稲田駅を利用して徒歩10分のアクセス方法になります。戸山公園は駐車場を設置していないので公共交通機関を利用してください。

戸山公園の大久保地区にあるのは、やくどうの広場や芝生広場、つどいの広場といこいの広場、そして子供の広場と疎林広場、のびのび広場です。一方、戸山公園の箱根山地区は、花の広場やひなたぼっこ広場、せせらぎ広場とアスレチック広場、運動広場、そしてスズカケの広場になります。

戸山公園には多数の広いスポットがあるので、子どもたちが走り回ったり、木陰で大学生や大人がのんびり休憩したり、いろんな過ごし方ができます。開けた場所で自然を眺めながら、心身ともにリフレッシュできる人気の戸山公園です。

戸山公園の箱根山地区にはアスレチック広場があり、早稲田口から入るとアクセスしやすいです。大きな木にくくりつけて作ったハイジブランコは、子どもだけでなく大人も楽しめます。また、ターザンになれるジャイアントスイングロープなど、遊びながら自然を満喫できるスポットです。

ツリーデッキというアスレチックも戸山公園の人気遊具で、子どもが親の手を借りずに上まで自力でのぼるというものです。夏になるとオープンするじゃぶじゃぶ池は小学3年生以下のお子さんが遊べます。おむつが取れていない小さなお子さんは入れませんが、幼児向けの人気スペースです。

春になると桜とつつじが咲き誇り、箱根山の裾につつじが咲いた様子を多くの方が見にきます。また、つつじは新宿区の区の花に制定され、戸山公園サービスセンターは大久保つつじの普及活動に注力しています。春になるとつつじ祭りを開催し、13種類600株のつつじが箱根山に咲くといいます。

新宿区に位置する貴重なオープンスペースの戸山公園をご紹介しました。いくつもの広い敷地があり、子どもが駆けまわったり、大人は木陰で読書したり、それぞれの楽しみ方が可能です。

子どもが思いきり遊べるアスレチックエリアがあるので、休みになると多くのご家族連れが訪れます。じゃぶじゃぶ池で遊ぶ場合は、着替えを持って行きましょう。更衣室はありませんのでご注意ください。