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岡山の人気B級グルメ「津山ホルモンうどん」って何?
皆さんは岡山の人気B級グルメというと、何が思い浮かぶでしょうか。岡山には、絶品B級グルメが多くありますが、本記事ではその中から「津山ホルモンうどん」を中心にご紹介しています。
津山ホルモンうどんで有名な岡山県津山市は、北部の山々に囲まれた自然豊かな地で、昔から牛や馬の流通拠点として栄える城下町でした。そのため新鮮な「ホルモン」が多く出回り、「津山ホルモンうどん」発祥の地となりました。
明治時代になるまで食肉は禁止されていましたが、津山市では「薬」としても良質で安価な牛肉が出回っていたことが津山ホルモンうどん発祥のきかけになっています。
そもそも、内臓肉のことを「ホルモン」と呼ぶようになったのは、冷蔵設備があまり発達していなかった当時は肉の保存が難しく、傷みがはやい内臓肉はほとんど捨てられていました。つまり「放るもの」と認識されていたことから「ホルモン」と呼ぶようになったそうです。
そんな「ホルモン」が主役の津山ホルモンうどんは、B級グルメグランプリ(B1グランプリ)で準優勝したことがあり、全国的に知られるようになりました。特に津山ホルモンうどんの新鮮なホルモンは、その甘みと旨みが味わい深いことで人気のグルメになっています。
美味しい津山ホルモンうどんの魅力!
栄養満点の「ホルモン」は、冬には鍋の具材として、夏にはスタミナ料理としてBBQなどに、またビールのお供にと1年中人気の食材ですが、その「ホルモン」とモチモチのうどんとのコラボがたまらなく美味しいと「津山ホルモンうどん」の魅力の1つになっています。
「津山ホルモンうどん」に使われるホルモンが美味しいのはいうまでもなく新鮮で臭みがないホルモンだからです。津山市内には食肉処理場があるため、最短10分で食用に適した状態に処理するため、新鮮でおいしいホルモンが提供できるのです。
ホルモンは、ビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富に含まれ、変化に富んだ味わいと食感が魅力のお肉ですが、麺料理との相性も抜群の食材です。津山ホルモンうどんの美味しさの秘密は歯ごたえあるホルモンと新鮮な野菜、ホルモンから出る独特な旨味、コクの深いタレとの抜群のコラボにあるのです。
ホルモン特有の臭みを消して香ばしい「津山ホルモンうどん」に仕上げるタレは、各店舗でに異なるのも魅力ですから、自分の好みの津山ホルモンうどんが食べられるお店を見つけるのも楽しいでしょう。
津山ホルモンうどんには、たいていどこの店でも1人前80gのホルモンが使われ、たっぷりの野菜、うどんと一緒に食べるので満腹になること間違いないでしょう。栄養満点の津山ホルモンうどんを食べれば仕事などの疲れも吹き飛びそうです。
津山ホルモンうどんのおすすめのお店
岡山のB級グルメとして人気の「津山ホルモンうどん」は、ほとんどどこの家庭でも作ることができ独自の津山ホルモンうどんの味があります。でも津山市内には美味しい津山ホルモンうどんが楽しめる店もたくさんあります。
津山ホルモンうどんが絶品の特におすすめの2店をご紹介しますので、お気に入りの津山ホルモンうどんをぜひみつけてください。
橋野食堂
絶品「津山ホルモンうどん」が食べられるおすすめのお店といえば、「橋野食堂」は外せません。「橋野食堂」は西日本テレビや瀬戸内テレビ、フジテレビやテレビ朝日などの民放の他NHKニュースでも美味しい津山ホルモンうどんが食べられるお店として取り上げられたことがある有名店です。
アットホームな雰囲気の庶民的な店内には、岡山名物の津山ホルモンうどんのほかに、鉄板焼き料理や、丼物、カレーライスなど豊富なメニューがそろい、土日のみならず平日でも行列ができるほどです。
橋野食堂の津山ホルモンうどん(830円)のタレは味噌がベースになっていて、かなり濃い目の味付けがビールや焼酎などのつまみとしてもぴったりです。
また、津山ホルモンうどんのタレの辛さには、ふつう、ピリ辛、激辛の3種類があり、好みで辛さが選べるのも特徴です。うどんの量をプラス100円で1玉から2玉に増やすこともでき、男性には特に人気となっています。
他にも橋野食堂のメニューには、津山ホルモンうどんの麺を焼きそばに替えたホルモンそば(930円)や、たぬきうどんや肉うどんなどの温かいうどんなどがあります。
創業120年の老舗店
津山の観光スポットから少し離れた東津山市駅から徒歩で13分ほどのところにある橋本食堂は、なんと創業120年の老舗食堂で、使っているホルモンは隣接の「森内精肉店」から仕入れています。店の外観や暖簾にもレトロ感が溢れ、これぞ津山ホルモンうどんの「老舗店」という雰囲気が漂っています。
4代も続いている秘伝の味噌ダレで焼きあげた津山ホルモンうどんは、岡山を訪れたなら、ぜひ一度は食べてみたい絶品です。
なお、橋本食堂の営業時間は通常午前10時から午後7時まで、日曜日は午後4時までになっています。ただし、完売次第終了とのことなので、早めに閉店することもあるのでご注意ください。定休日は水曜日と第二木曜日です。
住所 | 岡山県津山市川崎549-9 |
電話番号 | 0868-26-0502 |
お好み焼 三枝
JR津山駅から津山城跡を抜けて車で北へ10分ほどの住宅街にある「お好み焼き 三枝(みえ)」も、津山ホルモンうどんが美味しいと評判のお店です。
ノスタルジックな外観の店は自宅の一角を店舗にし、津山ホルモンうどんに使う「ホルモン」は、津山の肉処理センター(マルサ食品)のホルモン職人が厳選した黒毛和牛を直接仕入れたものです。
津山ホルモンうどんの味の決め手となるタレは、地元メーカー・石井食品のホルモン焼きのタレに、店主が韓国人のオモニに教わったと言う秘伝の自家製ダレをブレンドして作ったオリジナルのタレです。
甘辛いタレがからんだ津山ホルモンうどんは1玉850円で、プラス50円で2玉に替えられます。また、臭みのないホルモンを自慢にしているので、あっさり塩味の塩ホルモンうどん(850円)も好評です。
店名でもわかるように、「お好み焼き 三枝」のメインメニューお好み焼きももちろん美味しいと評判で、鶏ガラで出汁をとった手間をかけた生地が自慢で、ソースなしでも絶品です。お好み焼きメニューは豚、牛、イカ、エビ、三種ミックス、モダン焼きなど種類も豊富で700円から食べられます。
なお、「お好み焼き三枝」の営業時間は、平日は午前11時半から午後2時までと、午後5時から午後9時までです。(2020年5月7日現在、当面は夕方7時閉店になっています。)日曜・祝日は昼間のみの営業で午前11時30分から午後3時までで、定休日は月曜日です。
住所 | 岡山県津山市上河原441-5 |
電話番号 | 0868-23-3972 |
岡山名物は津山ホルモンうどんだけじゃない
岡山名物・津山ホルモンうどんの魅力や、おすすめのお店についてご紹介してきましたが、実は岡山には、津山ホルモンうどん以外にも人気の名物料理が豊富に揃っています。ここでは、津山ホルモンうどん以外にもある岡山名物3品についてご紹介します。
岡山ラーメン
岡山には、ご当地グルメの津山ホルモンうどんのほかに、昔から市民に親しまれているご当地ラーメンもあり、地域ごとに特色もあって、店独自の味わいが楽しめるラーメンの激戦区ともいわれています。
岡山のラーメンは、第二次世界大戦直後に岡山市中心の市街地で屋台やバラック小屋などから発祥し、その後そのラーメンの影響を受けた人々が味を引き継ぎ、改良を重ねて現在のようなご当地ラーメンとして発展していきました。
その中でも特に岡山市内を中心に食べられているいわゆる「岡山ラーメン」の特徴は、鶏ガラと豚骨ベースの醤油スープが主流の、昔ながらの「中華そば」です。ベースの出汁は鶏ガラや豚骨だけでなく、魚介類からとっている店もあるなど、各店舗で味わいが異なります。
使われている麺は、基本的には細~中細のストレート麺を使い、縮れ麺はほとんど使わない店が多いのが特徴です。最近では、地元の製麺業者が「岡山ラーメン」として商品化しているものもあり、津山ホルモンうどん同様に、岡山名物になっています。
美味しい岡山ラーメンが食べられる人気店として、北区表町の「西本」、「宝福ラーメン」、北区中山の「金八らーめん」、北区内山の「王様」などがおすすめです。
笠岡ラーメン
岡山名物で、ご当地ラーメンの1つとしておすすめの「笠岡ラーメン」は、笠岡市で養鶏業が盛んだった頃に誕生したと言われ、別名を「鶏ラーメン」や「鶏そば」、「かしわラーメン」とも呼ばれます。
笠岡ラーメンの特徴は、ラーメンに必須のチャーシューが一般的な豚肉ではなく、「かしわチャーシュー」、もしくは単に「かしわ」とも呼ばれる鶏肉でできたチャーシューがのっているところです。また、ラーメンのスープも老鶏の鶏ガラを使った醤油味で、アッサリ、すっきりした味わいです。
そのため、笠岡市では朝食に笠岡ラーメンを食べることも多いようです。店舗によっては鶏ガラだけでなく、魚の出汁を合わせたスープを使っている店もあり、ラーメンに乗せるチャーシューに一般的な焼き豚を乗せることもあります。
笠岡市では、ラーメン店はもちろんのこと、他の飲食店を含め十数件のお店で笠岡ラーメンが提供され、各店舗で独自のスープやスタイルの笠岡ラーメンになっています。
最近では、2011年に神奈川県の新横浜にあるラーメン博物館で出店して期間限定で販売したり、2016年にはセブンイレブンで「笠岡ラーメン」として商品化され、岡山県だけでなく中国地方や四国地方などの一部の店舗で販売されたこともありました。
美味しい笠岡ラーメンが食べられるお店は、みやま 本店、坂本、麺屋 千鳥、中華そば いではら、おっつぁん、山ちゃん、とんぺいなど笠岡駅周辺にたくさん人気店があり、津山ホルモンうどんと同様、岡山名物の1つになっています。
たまの温玉めし
岡山県玉野市のご当地グルメとして人気の「たまの温玉めし」も、津山ホルモンうどん同様おすすめの岡山名物の1つです。「たまの温玉めし」とは、玉野市特産の穴子をふんだんに混ぜ込んだ雑穀入りのチャーハンの上に、温泉卵を乗せたものです。
もともと玉野市には「乙姫様」が祀られているとされる「玉比咩(たまひめ)神社」があり、神社の玉石から火の玉が飛び出すという伝説から安産祈願の神社として知られていました。
玉野市の地名も、この縁起の良い「玉」に由来し、「玉」を象徴する「温泉たまご」と、瀬戸内海の海の幸である栄養満点の穴子を加えて考案された「たまの温玉めし」ができました。
健康的な家庭料理として広まるよう考えられた温玉めしですが、その名前「温玉」には、人情味があり、気候も暖かい「玉野市」という意味も込められているそうです。
このように玉野市で愛されている「たまの温玉めし」は、2011年7月に広島県三原市で開催された「第1回みなとオアシスSEA級グルメ全国大会in三原」で初代グランプリを受賞し、以降も各地で開かれた「SEA級グルメグランプリ」でグランプリ受賞を果たしているほどの人気です。
醤油と蒲焼のタレで味付けされたチャーハンと温泉たまごとのコラボ「温玉めし」は、2019年に玉野市のホームページで公式レシピまで公開され、ご当地B級グルメとして家庭でも作られ親しまれている岡山の名物になっています。
絶品津山ホルモンうどんを食べよう!
各地の食材を使った美味しくいただけるB級グルメは、全国に数々あり、お取り寄せができるものも増えてきています。今回は、岡山の絶品津山ホルモンうどんを中心に岡山名物についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。ぜひ一度美味しい津山ホルモンうどんを食べてみてください。
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