本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
店舗や施設の営業状況やサービス内容が変更となっている場合がありますので、各店舗・施設の最新の公式情報をご確認ください。
ゼリーフライなのにゼリーはどこ?埼玉県行田市のご当地グルメ
「ゼリーフライ」は、行田を中心に戦前の農家では手軽に食べられていたものです。「ゼリー」という名前がなぜ付いたのかは定かではありませんが、小判型の形で揚げられることから、「銭」そっくりだったために「ゼニ」がいつしか「ゼリー」に変わったという説が有力です。
「ゼリーフライ」の始まりは、戦前、農家や行田周辺には足袋工場が多く、そこで働く人たちのおやつとして振る舞われたのが始まりです。「ゼリーフライ」は、手軽に作業中でも食べることができて、適度な腹持ちの良さから庶民に親しまれたおやつなのです。
また、「フライ」には布の産地として行田は有名だったことから「布来(ふらい)」になったとか、「富が来る」にひっかけてフライになったなどいろいろな説があります。
「ゼリーフライ」はこうして昔から庶民に親しまれたおやつであり、行田を代表するご当地グルメとして根強い人気があります。
「ゼリーフライ」は行田ではいろいろなお店で販売されていますが、具材はほぼ同じですが揚げ具合、味付け、ソースなどが異なるので、食べ比べてみて、自分の好きな「ゼリーフライ」を見つけるのもおすすめです。
癖になる行田市のB級グルメ
今やB級グルメとして注目されている埼玉県行田市の「ゼリーフライ」ですが、具材のベースはじゃがいもとおからをベースにした実にシンプルな食べものです。
醤油味やソース味などがあり、おからが原料なのでヘルシーなのも嬉しいところです。子供たちにも人気があるご当地グルメです。価格も100円くらいからあるので子供のおやつにもってこいです。
お店によって思考を凝らしてさまざまな「ゼリーフライ」があるので食べ歩いてみるのもおすすめです。「ゼリーフライ」の一押しと言えば、「かねつき堂」が有名です。
行田を代表する「かねつき堂」の「ゼリーフライ」は、ジャガイも、おから、にんじんのみじん切りを混ぜたシンプルなものですが、バランスが良く、純正植物油を使用しているので胃がもたれることもなく食べられます。
「かねつき堂」では、ソース味の「ゼリーフライ」が主流でしっかりとした濃い目の味に酸味が効いたのが特徴でまさに埼玉のB級グルメだと言えます。
行田のゼリーフライの由来と特長
埼玉県を代表する行田市のB級グルメ「ゼリーフライ」の歴史は古く、明治時代まで遡ることができます。行田は、農業を営む家が多く、一方で布の工場も多くありました。「ゼリーフライ」は、そこで働く労働者たちのおやつ的な存在だったようです。
ジャガイも、おから、にんじん、玉ねぎなど各家庭で具材は異なり片栗粉を付けて揚げる食べ物で、小判ほどの大きさなので、気軽に作業中に食べて、お腹も満たしてくれることから広く食べられるようになりました。
行田市は、万葉集にも登場する土地柄で埼玉県の発祥の地だという人もいます。室町時代には「忍城」が築かれ長い歴史の中で「ゼリーフライ」も庶民に愛され続けて来たのです。
行田のゼリーフライを食べられるお店は?
行田を代表する「ゼリーフライ」は、市内の中心部ならあちこちで食べることができます。忍城近くにある「かねつき堂」は昔から有名なお店です。水城公園から徒歩3分のところに「駒形屋」があります。「駒形屋のゼリーフライは、カリカリではなく柔らかい食感が人気です。
昭和の雰囲気が漂う行田駅から徒歩約10分のところにある「珈琲苑」は、アットホームな感じがするお店です。行田駅の近くには豆腐専門店「かどや豆腐店」があります。お店自慢のおからを使ったゼリーコロッケもおすすめです。ゼリーフライはあっさり系が人気で朝6時から開店しています。
ゼリーフライを体験したくて行田を訪れる人なら「えんまん堤」もおすすめです。特にゼリーフライとフライ入り焼きそばが人気で、食べ応え十分で優しい味付けが女性にも好評です。
人気の行田のゼリーフライを食べてみよう!
埼玉県はB級グルメの宝庫と言われます。その埼玉県で行田の「ゼリーフライ 」はヘルシーで栄養満点、しかも安くて美味しいクセになるB級グルメとして有名です。行田駅周辺をはじめ「ゼリーフライ」を食べることができるお店はいくつもあります。
散策しながら気軽に食べることができるので行田を訪れた際に、「ゼリーフライ」を食べてみて下さい。あなたにとって、お気に入りのB級グルメになるかもしれません。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。