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遠州焼きは静岡県浜松市発祥の粉ものB級ご当地グルメ
日本の本州中部にある静岡県の、その沿岸部に位置しているのが浜松市です。人口80万人ほどの浜松にはご当地グルメに「うなぎ」がありますが、B級グルメとして親しまれている「浜松餃子」も人気です。もうひとつ忘れてはならないB級郷土グルメ「遠州焼き」というものがあります。
浜松市民にとっては小さな頃から慣れ親しんだもので、他では味わえない懐かしいご当地料理です。本記事では浜松で有名な遠州焼きの特徴・魅力、さらに浜松で食べられる遠州焼きの人気店舗をご紹介します。
浜松の遠州焼きの特徴
遠州焼きというのは浜松ならではの「お好み焼き」です。しかし、一般的にイメージされるお好み焼きの特徴とは少し異なっています。浜松・遠州焼きの大きな特徴となるのが「たくあん」が入っている点です。食糧が簡単に手に入らなかったころ、キャベツの代用としてたくあんを使ったのが由来です。
遠州焼きは見た目もお好み焼きとは違って、薄くした平たい生地に焼きあげ、2枚から3枚に折りたたんだ状態で提供されます。遠州焼きを初めて見た方は丸くない外観に驚いてしまうかもしれませんが、浜松市民にとっては見慣れたお好み焼きなのです。
浜松遠州焼きに入っている刻んだたくあんの食感がアクセントになって、やわらかな生地とマッチしています。一般的なお好み焼きでは感じることのできない歯ごたえがあり、大阪や広島のものとは別次元のものです。浜松では昔から遠州焼きをおやつとして食べていました。
浜松の遠州焼きの人気店
浜松で遠州焼きを食べるならここ!という人気のお店を3店舗セレクトしました。50年以上続く老舗店から、子供たちが集まる駄菓子屋まで登場します。
駄菓子屋 笑話
おでんと遠州焼きが美味しいお店「駄菓子屋 笑話(しょうわ)」です。店内には懐かしいレトロな雑貨を配し、駄菓子を販売しています。子供からおじいちゃんおばあちゃんまで来店する雰囲気のいい人気店です。遠州焼きと静岡おでん、焼きそばなど数メニューを用意しています。
浜松の駄菓子屋・笑話で作っている遠州焼きは、熱々の鉄板に乗せて提供しています。ふんわりした生地とカリッとした天かす、そしてたくあんの歯ごたえが絶妙です。定休日は火曜日と金曜日で、11:00~19:00の間で遠州焼きを食べることができます。
住所 | 静岡県浜松市中区佐鳴台3-28-18 |
電話番号 | 053-489-4766 |
とらや
創業昭和41年の老舗店「とらや」でも美味しい浜松・遠州焼きを提供しています。「浜松かきセンター」の2階にお店を構え、アクセスはJR浜松駅から歩いて約8分の場所です。店内は居心地のいい昭和の雰囲気が残っており、かしこまっておらず周囲を気にせずに遠州焼きを堪能できます。
浜松とらやでは遠州焼きを「田舎焼」というメニュー名で載せています。薄い生地に青のりとかつお節をふりかけ、クレープを作る要領で折り畳み、ふたたび青のりとかつお節をかけます。しょう油とソースお好みで試せるのもポイントです。火曜日と水曜日が休み、12:00~21:00の間で営業しています。
住所 | 静岡県浜松市中区肴町316-36 2F |
電話番号 | 053-454-1710 |
ぬのはし
夏以外でもかき氷が食べられるとして有名の「ぬのはし」で遠州焼きを提供しています。50年を超えて営業を続ける浜松密着型の老舗店です。孫を連れてくるおじいちゃんおばあちゃんもいて、三世代にわたり通っている常連さんもいます。かき氷の他メニューはお好み焼きと焼きそばのみです。
お好み焼きメニューのひとつが遠州焼きで、昔から食べられていたことが伝わってくる懐かしい見た目と味わいが魅力です。具材は遠州焼き特有のたくあん、さらに紅ショウガ・ネギも入っています。浜松・ぬのはしは定休日を設けておらず、10:30~18:00の時間帯で遠州焼きなどを食べられます。
住所 | 静岡県浜松市中区布橋2-10-3 |
電話番号 | 053-473-1821 |
素朴で美味しい浜松の遠州焼きを食べに行こう!
たくあんが入っている独特なお好み焼きが遠州焼きというものです。浜松では戦後から親しまれてきた歴史の長い食べ物であり、今でも子供からご年配の方まで幅広く愛されています。浜松のご当地グルメをご堪能ください。
※ご紹介した商品やサービスは地域や店舗、季節、販売期間等によって取り扱いがない場合や、価格が異なることがあります。