昔懐かしい【おこし】をお取り寄せで！老舗の味を自宅で楽しもう

おこしというお菓子を知っているでしょうか。米や粟を細かく砕き、水あめなどで固めたお菓子のことです。ほんのり甘い味わいで、生姜の風味が効いているものやゴマが混ぜ込まれたものもあります。

おこし、という名前から〇〇を起こすという縁起物としても親しまれています。それぞれの地域で少し作り方や原材料が違い、大阪名物の岩おこし、東京で有名な雷おこしなど様々な種類があります。

最近では、通販サイトでお取り寄せすることもできるため、その地域に足を運ばなくてもお取り寄せして楽しむことができます。この記事では、おこしについて、お取り寄せできる人気の商品などを紹介します。

まず、おこしの発祥について紹介します。おこしは日本で最も古い歴史をもつお菓子と言われています。弥生時代の出土品にも、糒（ほしいい）という米を蒸して乾燥した加工品が出てきます。奈良時代には豊作祈願として神に捧げられていた記録があります。

平安時代の文学にも、米を加工したお菓子が登場しており当時から貴族に愛されるお菓子でした。江戸時代初期の料理本に、おこしの製法が記されています。江戸時代には、大阪は河川の改修などにより水の都として繁栄を極めます。

全国の物産の集散地となった大阪は、天下の台所と呼ばれるようになり、おこしの原料である米や水あめが手に入りやすい環境でした。そこで、大阪で美味しい「お米のおこし」の生産が本格的に始まったのです。

大阪が栄えるとともに「国をおこす」という縁起物として、大阪名物となり広く人々に知られ、人気となりました。大阪で有名なものを通販でお取り寄せしておうちで楽しむこともできます。ここからは、お取り寄せできる人気のおこしを紹介します。

岩おこしが有名な大阪で、明治25年から営業している老舗の粟新では、厳選された米が使用され、製造から販売までをすべて自社で行っているこだわりのお店です。大阪で有名な住吉大社の近くにお店があり、店内にはカフェも併設されています。

カフェでは、できたてのおこしのほかパフェを楽しむことができます。パフェには、おこしの原料である香煎が使用されており、香煎の香ばしい食感とアイスクリームがよく合って美味しいです。

そんな大阪の老舗の味も、通販でお取り寄せしておうちで楽しむことができます。カフェに食べに行くことができなくでも、お取り寄せで楽しみましょう。ここからはお取り寄せできる粟新のおすすめ商品を紹介します。

粟新の商品でおすすめは、いろいろな味のおこしを楽しむことができる「香味煎菓」です。落花生、ごま、ゆず、黒糖、しょうがなどいろいろな味が一つの箱に入っています。お取り寄せして家族で食べても、それぞれがお気に入りの味を見つけることができそうです。

通販サイトでは、ラッピングやのしのサービスもあり、お取り寄せしておうちで楽しむだけでなく、手土産のスイーツとしても活躍しそうです。お中元やお歳暮として、お取り寄せして贈るものよいでしょう。

浅草雷門にある常盤堂の雷おこしは、創業200年以上の間、浅草のお土産として親しまれています。浅草の雷門が名前の由来で、家をおこす、名をおこすという縁起をかついで名付けられました。味や形を時代に合わせて少しずつ変化させ、現在では50種類以上あるそうです。

定番の白砂糖、黒糖に加えて、抹茶味、海苔味がミックスされた上磯部おこしの4部ミックスは一口サイズで食べやすく、一つずつ個包装されていてお取り寄せしても保存がしやすくてうれしいです。

保存期間も長く、通販でお取り寄せしておけば、おうちスイーツとしてちょっとしたおやつに最適です。季節限定の味もたくさんあるため、何度お取り寄せしてもその季節に合わせて楽しむことができそうです。

昔懐かしい味わいのおこしは、現在ではお取り寄せでたくさんの種類を楽しめます。縁起物としても親しまれているため、お取り寄せして自宅で楽しむだけでなく、手土産としてもおすすめです。

おこしは保存期間も長いため、お取り寄せしておうちに常備しておいても楽しめそうです。この記事を参考に、美味しいおこしをお取り寄せして楽しみましょう。